【移住】社会人になって平均2年半毎に引越をした私が転勤と移住について考えてみた

ガーナから引っ越し

 

引越と移住。似たような言葉ですが、背景にある物によって微妙に意味が変わってくる言葉だと思います。

あるいは転勤と移住であればより明確に意味が違ってくる気がしますね。

転勤というのは、所属する組織の命令によって働く場所、そして住む場所を変えなければならないいわば強制的な移住です。

しかしただ移住と言えば、そこには自分の意志により住む場所を変えるという意味も見えてきます。

住む場所を変えるという意味では同じですが、この意味の違いについて少し考えてみたいと思います。

 

私の引っ越し歴

社会人になる前は一度だけ引っ越しをしたことがあります。両親が家を購入したことに伴うものでした。幼稚園を変わらなければならなかったのがやや悲しかったことを覚えているくらいです。これはいわば自分の意志とは関係のない引っ越しです。

次の引っ越しは社会人になってから。実家から一人暮らしをするために埼玉から東京に引っ越しました。当時忙しい仕事をしていて毎日終電という生活(仕事だったり飲み会だったりですが)をしていたため、通勤時間を短縮したいと都内の知り合いの家を借りることにしました。

このときの引っ越しは自分の意志で職場の近くに住むことにしたのですが、仕事が忙しいから近くに引っ越すというのも自分の意志であるようでそうでないような気もします。

次の引っ越しは初めての海外。東京からフィリピンのマニラに引っ越しました。これは完全に仕事によるものでした。

長期の海外生活は初めてでしたが、生活費などは会社から出ていたのでそれほど困ることもありませんでした。家も前任者の家を引き継ぐという他人任せな選択。

3年ほどマニラで暮らしいったん日本に帰ったのですが、次の職場がすでに決まっていたので一ヶ月ほど日本にいてすぐにアメリカのワシントンDCへ引っ越していきます。

このときは自分で望んでいった側面もありますが、やはり仕事の場所がアメリカだったから引っ越したというのが大きな理由です。

アメリカ暮らしはさぞかし快適だろうと思っていましたが、いろいろな意味で日本の快適さを懐かしむことになりました。アメリカは、ある程度お金があって住むべきところに車を所有して住めれば、日本以上に快適に過ごせるという一面があります。一方で、公共サービスについては日本には及びもつかないレベルで、電話一つ引くのにかなりの苦労が必要です。

正直、至れり尽くせりな公共サービスを持つ日本という国は、世界的には希有でありつつ結局は住みやすい国なのだと思います。

日本に住んでいると、電車は数分に一本来るのに、ちょっと遅れただけでアナウンスで遅れをわびるような文化というのは正直やり過ぎだと思います。遅れるのが当たり前の世界であれば、いちいちアナウンスを聞いていらいらすることもないと思うのですが、やはり期待していることが期待通りに起こるということは快適以外の何物でもない、ということに気がつきます。

これは次に行った海外のロンドンでも同じように感じました。ちゃんとしてないことが当たり前なのは、気軽で心地よい一方、いらだつシーンも多くあるのです。

イギリスから帰って日本に4年住んで、今度はアフリカのガーナに行きました。ガーナは、停電が頻繁に会ったり、水が止まったり、公共交通機関がほとんどなかったりとこれまでで一番不便な生活環境でしたが、それが当たり前だと思えば、おおらかに過ごすことができるのが発見と言えば発見でした。

日本みたいに完璧を目指す国はそれはそれでいて便利でストレスがないのですが、逆にきっちりしすぎていて息苦しさもあります。途上国はそもそも何も期待しないし、こちらもきっちりすることも期待されてないので、精神的には楽な麺も多いと思います。

そして昨年日本に帰ってきたのですが、東京・駒込暮らしは便利ではあるのですが、普通の都会の生活異常の何物でもなく、若干物足りなさも感じています。

 

転勤と移住

つまりこれまでの私の引っ越しというのは、半分以上は仕事をする場所に引きずられていたことになります。もちろん勤務場所も込みで行きたくて行ってるので文句はないのですが、仕事にとらわれず住みたいところに住めたらいいのに、という思いはずーっとあります。

プロブロガーのイケダハヤトさんの講演を聴きに行ったのですが(こちら)、仕事や収入にとらわれなければ、住むところも自分で決める事ができるというシンプルなことにまったく思いが至っていませんでした。

今はまだ、収入を忘れて住みたいところに移住できる身分ではありません。でも、逆に住みたいところに住むために、収入をどう得ていくのかと言うことも少し真剣に考えるようになってきました。

 

自由に住みたいところに住めるならば

ということで、世界50カ国を訪問し、そのうち4カ国では長期滞在した経験から、どこに住みたいのかということを真剣に考えてみることにしました。

まず日本国内と国外という選択肢があります。

日本は先述のように、治安が良くて、言葉の問題、公共サービスの問題がほとんどないため、基礎的なインフラ部分で躓かなくて住むと思います。地方に住んだことがないので想像ですが、田舎暮らしの不便さはあるとは思いますが、途上国に比べるとそれでも圧倒的にマシな部分が多いと思います。

一方で海外に暮らす魅力的もあります。

海外で住みたい場所を考えるときの条件としては、治安が悪くない、食べ物が美味しい、街自体に魅力がある、といったことがあると思います。

 

治安

まず治安ですが、普通に町を歩けるということはかなり重要な要素です。治安が悪いところに住んでいると、意識していないようで意外とストレスを抱えているものです。

マニラは政変やそれに伴う爆弾事件もありましたし、街中での強盗なども頻繁にあって、いつでも安心して町を歩けるという環境ではありませんでした。ワシントンDCは街の中心地については昼はとくに問題ありませんが、ちょっと郊外に行くと雰囲気が悪くなります。私も引っ越した初日の夜に、同じビルの一階に入っていたドラッグストアの窓が割られたりしてちょっと治安的に不安に感じたものです。

 

食べ物

食べ物が美味しいというのは二つあって、普通に庶民的なものが美味しいということと、お金さえ出せば美味しいものを食べることができるということがあります。

普通になんでも美味しいところとしては、イタリアやベトナムなどがあげられます。道ばたの屋台で買ったものがとんでもなく美味しいことがままあります。

お金を出せばそれなりに美味しいものが食べられるという面では、イギリスやアメリカ、そしてガーナやフィリピンもある程度当てはまりました。

逆に、まったく美味しいものが食べられない場所には住みたいとは思えません。

 

町の魅力

最後に、町(または国)の魅力という点ですが、これもいくつかあって、歴史的な建造物であったり、美術や音楽などの文化的な活動であったり、コミュニティの人とのつながりであったりと多様です。

例えばヨーロッパのいろいろな町にいきましたが、数百年、時には千年レベルでの建造物が身近にあったり、美しい自然が身近にあったりと魅力的なところが多くありました。

ロンドンに住んでいたときは、無料では入れる博物館や美術館、町(ノースロンドン)のサッカーチームであるアーセナルの応援に夢中になったりというのも楽しみの一つでした。

 

海外で住んでみたいところ

そんなことを思い巡らせて、行ったことがない場所も含めてですが、現時点で移住してみたい場所というのは次のような場所があり得ると思います。

ロンドン:少し緑があるあたりに住みつつ、平日の夕方や休日にはアーセナルの応援にスタジアムを訪れたりパブで観戦したり。シャーロック・ホームズ協会のイベントにも頻繁に参加できるのもいいですね。馴染みのパブを作ったり、世界各国の料理も楽しめます。

イギリスの田舎の風景が好きなので、たまにはちょっと遠出して田舎のB&Bに泊まりに行くのも楽しいです。

イタリアのどこか:ローマなどの都会もいいと思いますが、小さな町も魅力的です。町並みの美しさや食べ物の美味しさは個人的には一番です。一方で、言葉の問題、公共(だけでもないかな)サービスの問題などがネックとなります。この辺のバランスをどう考えるかですね。

その他ヨーロッパ:長く住んだことはありませんが、スペイン、ポルトガル、フランスあたりも町の魅力や食と住みやすさのバランスでいいところがありそうな気がします。北欧あたりもよさそうですが、フィンランドを旅行したくらいで経験がないのでなんとも言えません。行ったことはありませんが、ピーター・メールの本を読んだら南仏も面白そう。

アメリカ・カナダ・オーストラリア:いっしょくたにできないとは思いますが、歴史的な深みという点ではヨーロッパにはおとるものの、それなりのお金があれば都市の快適さや豊かな自然が満喫できそうです。

バンコク:人が多くて交通量も多くて、雑然とした印象がありますが、あのエネルギーに溢れた感じが好きで旅行でよくいってました。タイ料理をレストランで食べるのもいいですし、屋台で食べるのも楽しいです。治安についても、リスクを把握していれば問題ないレベルだと思います。公共交通機関は若干使いにくいですが、タクシーもまだ日本と比べると安いので気軽に乗れます。ゴルフも高くなってきましたが、まだ日本に比べると安いので楽しめそうです。

その他アジア:これも一概には言えませんが、便利さなどで言えばシンガポール、香港、マレーシアなどが候補に挙がるでしょうか。この辺は長期滞在したことがないのでなんとも言えません。ビーチリゾートのあるところでのんびりというのもいいですが、移住して長期間住むとなると、私的には退屈しそうな予感がしています。

 

日本国内の移住先

日本は最近魅力を発見してきたという感じでまだまだ知らないところが多くて研究の余地ありだと思っています。

これまで訪れたところでは、新潟でワイナリーの傍らホテルも経営しているカーブドッチの落さんのような生き方にも魅力を感じました。

 

ただ、寒いところが苦手なので暖かいところがいいなとも思います。と言いつつ、国内の西や南の方にあまり馴染みがありません。

イケダハヤトさんが住んでいる高知の話を聞いて、どんなに良いところなのか一度行ってみたいと思いました。

またよしれいさんが住んでいた沖縄も行ったことがないのですが興味ありです。

小布施も感じが良い町だったので少し気になっています。

Tomo’s Comment 

ということで、まったくまとまらないまま書いてきましたが、まだどこに移住したいのか、どんな仕事で収入を得たいのかということについて確たる考えには至っていないことが書いていて分かりました。

元来放浪癖があって一カ所にじっとしていたくない、でも一生あちこちを転々とするのもしんどそうという思いもあるためか、なかなか一カ所に決められない自分がいます。

早く決めて計画を立てた方がいいのか、いずれ決まってくるものなのか分かりませんが、アンテナを張ってあちこちに行ってみたいと思っています。今後は移住先候補たりえるか、というのがあちこち行ったときのキーワードになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です