【旅食】西アフリカにある国・リベリアで食べたものを紹介。スープ類は出汁がきいていて日本人好みかも。

リベリアスープ

西アフリカの国、リベリアをご存じでしょうか?

かつて内戦をしていた国なのですが、内戦終結後は平和構築が進みつつあったのですが、2014年以来のエボラ出血熱の被害に見舞われました。

2009年、そんなリベリアに行く機会がありました。

仕事の進め方ではいろいろと難しいこともありましたが、仕事自体は最後は概ねうまくいきほっとしたのを覚えています。

そんなリベリアでは正味1週間しか過ごしていませんが、食べているものを知ることでその国のことが少し分かるとの信念の元、現地食をためす機会を積極的に作るようにしました。

そんなリベリアで食べたものを紹介してみたいと思います。

 

リベリアという国

リベリアはアフリカの西部に位置する国です。

 

Wikiによれば、「リベリア共和国(リベリアきょうわこく)、通称リベリアは、西アフリカに位置する共和制国家。北にギニア、西にシエラレオネ、東にコートジボワールと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はモンロビア。アメリカ合衆国で解放された黒人奴隷によって建国され、1847年に独立し、現在のアフリカの中ではエチオピアに次いで古い国である。しかし1989年から2003年にかけて断続的に2度も起きた内戦により、戦争一色の無秩序な国と化していた。」と書かれています。

リベリア – Wikipedia

 戦争一色と書かれていますが、内戦は2011年に終結し、現在は復興が進みつつあります。

1989年以降、断続的に内戦が行われていたが、2003年4月頃から政府と反政府勢力(リベリア和解・民主連合及びリベリア民主運動)との間で戦闘が激化。2003年6月17日、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の調停により停戦合意が成立したものの、その後戦闘が再開。反政府勢力の首都への進攻、米国の介入等の結果、テイラー大統領は2003年8月11日にナイジェリアへ亡命。2003年8月18日に政府側と反政府側等との間で包括和平合意が締結され、同合意に基づき、2003年10月14日に移行政府が発足。2005年10月及び11月の選挙を経て、2006年1月にサーリーフ女史がアフリカ初の民選女性大統領に就任し、着実に国の再建が進められている。2011年には、内戦終結後初めてリベリア選挙管理委員会が実施する総選挙が平和裡に実施され、サーリーフ大統領が再選した。(外務省ホームページより)

 

しかし訪問当時も現地の治安は決して良いとは言えず、首都モンロビアでは国連リベリアミッションが治安回復にあたっていました。

UNMIL

 

歴史的に興味深いのは、アメリカで開放された黒人奴隷によって建国されたと言うこと。他のアフリカ諸国とは国作りの経緯が違っています。そして、このことがもともと現地に住んでいた人との軋轢を起こしたと言うこともあったようです。

2014年にはエボラ出血熱の脅威にさらされ多くの命が奪われてしまいました。現在はエボラの大流行は収束し、また復興への道を歩みつつあります。

 

リベリア料理とは

そんな悲しい歴史を背負ったリベリアですが、国民の皆さんはたくましく生きていきます。そんな人々を支えるエネルギー源となるのが食。

彼らはどんなものを食べているのでしょう。

 

現地のビールのこと

現地のビールを飲むのも滞在中の楽しみの一つ。

リベリアで唯一国内生産(2009年時点。その後増えているかも)しているのがこちらのClub Beerです。

リベリアClubビール

モンロビア製と書かれています。

店によってはボトルではなくドラフトもおいてます。このClubと輸入のハイネケンがここでは一般的なようです。

熱帯の国で飲むビールに共通していますが、あっさりとしてぐいぐい飲めるビールでした。

 

一般的に食べられているもの

そしてこちらが最初にいった現地レストランで選んだメニュー。

フーフーアンドスープ

Fufu and Soupとうメニューです。

左側のお皿に載った白いお餅みたいなものがFufuで、キャッサバの粉を熱湯で練ったもので、西アフリカでは一般的なものです。ガーナでもよく食べました。

発酵させているためちょっと酸っぱさがあります。

 

右側に見えるスープですが、鯖の燻製と鶏肉が良い出汁を出していて、日本人好みの味。

リベリアスープ

効いている出汁を味わうと、奧には日本の味噌汁に近い味わいを感じました。

 

こちらは一緒に行っていた同僚が食べた芋の葉っぱのシチュー。ライスとともに食べるそうです。

イモの葉っぱ

芋の葉っぱをパームオイルで煮込んだ物となっています。

一口いただきましたが、葉っぱに粘りけがあって、適度な塩気もあいまってご飯にあいました。カロリーはちょっと高そうですね。

 

スープはどこも出汁がきいていて美味しい

次は二軒目いったレストランのメニュー。

またしてもFufuをオーダーしたのですが、今度の付け合わせはPepper Soup。

フーフーとペッパースープ

 

鯖の燻製に加えて白身魚の身が入っているだけではなく、カニの半身も入っていました。さらに豚骨も。唐辛子でぴりりとした辛さもあります。

ペッパースープ

下手したら日本のラーメン屋さんの魚介豚骨ダブルスープにも匹敵するようなうまいスープでした。Fufuはやはりちょっと酸っぱくて、自分としてはご飯の方がよかったかな。

 

屋台で買えるもの

 次はレストランではなく、路上の屋台で売っていたビーフ焼き肉。

屋台の肉

焼いているところの写真は撮れなかったのですが、炭火を使って目の前で肉を焼いてくれ、玉ねぎとスパイスを混ぜて、新聞紙に来るんで持たせてくれます。

この量で2ドルほど。

 

おつまみにぴったりということで、ホテルに持ち帰ってビールと一緒においしくいただきました

ビールとリベリア屋台焼き肉

 

 

庶民向けではないものも

ちょっときれいなリベリア料理(かなり洗練されていましたが)のレストランでも食べてみました。

値段的にここには明らかに現地の一般の人が来るとは思えないので、高所得者及び外国人向けのレストランだと思います。

ランチはビュッフェ形式になっていてこんな料理がいただけます。

リベリア料理ビュッフェ

 

 

スープは牛骨スープで、良い出汁が出ていましたがちょっと臭みがありました。

リベリア牛骨スープ

 

こちらのレストラン、素晴らしいのが窓からの眺めがとってもよいこと。

リベリアレストラン

 

モンロビアの喧噪を忘れ、贅沢な雰囲気を味わえました。

 

意外なことにお寿司が食べられます

そして驚いたことに、滞在していたホテルにはSushi Barがありました。

板前さんは全員フィリピン人。日本やドバイの寿司店で修行していたのだそうです。

リベリア寿司

 

江戸前寿司と言うよりは、カリフォルニアロールを中心としたアメリカンな寿司が多かったのですが、こんな異国でも寿司が食べられることにまず感動しました。

リベリア寿司

 

舟盛りも作ってくれました。

リベリア舟盛り

ウナギなどは輸入しているそうですが、マグロについては近くでも獲れるのだそうです。漁場としては日本に近いのだと後にしりました。

当時、ここに寿司バーがあることに驚きましたが、実は別のホテルにもあると聞きさらに驚いた記憶があります。

エボラ後に、寿司事情がどのような状況になっているのか知りたいところです。

 

Tomo’s Comment 

日本にはあまり馴染みのないリベリアですが、現地で食べられているものは美味しいものばかりでした。

アフリカ料理というと食べにくいもが多いと想像しがちかもしれませんが、実際に現地で食べてみると魚の出汁が効いていることもあって、鰹節の出汁に馴れた日本人にとっても違和感のないというか美味しいものとなっていました。

内戦、エボラと受難の続くリベリアですが、力強く復興していってもらいたいと願っています。

 

 

その他のアフリカのご飯についてはこちらでも

【ガーナ】アフリカ巨大カタツムリを食べる機会があったのでレポートします。

【ガーナ】ボルタ州に出張。First Starというレストランで本場のティラピアを食べる

【旅食】シマにザンビーフ。ザンビアのご飯にはこんなものがあります。

8 件のコメント

  • 窓からの景色、とても綺麗ですね~。
    リベリア料理、なかなか大味そうな印象が。個人的には、屋台のビーフが気になりますね。玉ねぎと牛肉のコンビが大好きなんですよ。冷たいビールと一緒にいただきたいですね。

  • リベリアのビールは色が濃いんですね。一瞬お茶かと思いました。
    肉が多いのかと思いきや魚も食べられるんですね。
    スープがどれも美味しそうです!
    窓外の景色を見るとどこかのリゾート地のように思えます。

  • >asさん、こんにちは。
    このレストランは最後の日に行ったのですが、心が洗われました。こんなに美しい景色は他にあまりないので・・・。
    屋台ビーフは肉がちょっと固いけど、スパイスが効いててよかったです。
    >Paceさん、こんにちは。
    そうえいばお茶のような色をしてますね。Clubというのは西アフリカのメーカーのようで、ガーナでも飲めました。
    スープはPepper Soupが一番美味しかったですね。カニが入ってて豪華さにびっくり。最後のリゾートっぽいところですが、向こう側はアメリカ大使館でした。だから静かだったのかな?

  • もーきちクイズ投票ありがとうございました。
    リベリヤ。一瞬どこにある国だったか
    わからなかったです。地図で確認しました。
    アフリカは南部しか行ってなく
    リベリヤ記事・写真がすごく新鮮でした。
    行きたい国の候補に入りそうです。

  • 私も現地料理を食べるのが好きです。魚の出汁となれば結構和風に近くなりますよね。ラーメンのスープのような味はどんな感じなのだろう。

  • >くろたさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    リベリアは私も最初位置を性格に把握していませんでした。今回は仕事でしたが、旅行で行くにはいろいろと大変そうな国だと思いました。途上国の熱気にあふれていて新鮮だったのは確かです。

  • >michaelさん、こんにちは。
    鯖の燻製のような物が鰹節的な出汁をだしていたようです。まったく予想外の味(いい意味で)だったので、ちょっと感動しました。ラーメンスープというには脂っ気がたりないので、かなりあっさり味です。唐辛子がきいているのが和風ともラーメンとも違うところでしょうか。

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