【食漫】大阪の「おいして、たまらんわぁ」な食べものが本当に美味しそうに描いてある「ナニワめし暮らし」1巻と2巻を読破!

ナニワめし暮らし

大阪って言うと安くて美味しいものがたくさん、とか粉モンが美味しそうとか、いろいろと美味しそうなイメージがあります。

しかし、大阪に行って何か食べた経験は人生で2回くらいしかありません。

そんな大阪、まだまだ美味しそうなものがたくさんあって、またまた行きたくなってしまうような漫画を読みましたので紹介したいと思います。

 

東京から大阪に移住することに

主人公は、ブラックなデザイン会社で働き過ぎて倒れてしまった、茶谷正彦、26歳

仕事しすぎで、彼女にフラれ、倒れて入院して首になってしまいました。

ナニワめし暮らし2

 

そんな茶谷君に、大阪にいる美大時代の先輩玉村さんから声がかかり大阪へ向かうことに。

そこで「かしみん焼き」というものを食べさせてもらい、大阪の元気をもらい、活力を取り戻すことになりました。

 

「かしみん焼き」というのは、玉村先輩いわく、

大阪に一銭洋食ゆう薄く焼いた生地にキャベツとか乗せたお好み焼きの原型みたいなんがあんねんけど、それがあのだんじりで有名な岸和田あたりで独自のもんになったのが「かしみん焼き」やねん。

薄く焼いた生地に・・・、キャベツ、ネギ、ショウガ、そしてかしわと牛脂ミンチをのせる。(中略)

かしわとミンチで「かしみん」焼きっちゅーことや

 

これ、私も知らなかったんですが、うまそうですよねえ。

ナニワめし暮らし3

 

ひょんな事から、デザインが認められて上京することになった玉村先輩と家を交換することになり、玉村先輩は東京へ、茶谷君は大阪に住むことになったというのが第一話でした。

 

シェアハウスの住人たちとうまいものを

玉村先輩は、大阪のおんぼろなシェアハウスの管理人をしていて、これを茶谷君が引き継ぐことになりました。

茶谷君がシェアハウスの住人たちと食べものを通じて交流していくという流れで話が進んでいきます。

203号室のちょっと美人な特殊塗装のペインター、須山さんとは「セイロンライス」を食べます。

須山さん曰わく、

カレー風おじやって感じかなぁ。カツをトッピングして、ラーメンをスープ代わりに頼むのが通やねん!

とのこと。

こいつもまたうまそうなビジュアルです。

セイロンライス

 

その後も、漫才師志望の藪くん、長谷川君とは、「肉吸い」を、元大工の富吉さんとは「紅ショウガの天ぷら茶漬け」を、住人ではないのですが女子高生のなるみちゃんとはたこ焼きのアレンジ料理を、これも住民ではないのですが小学生のはると君とは縁日の「たまごせんべい」を食べるなど、茶谷君の大阪での交友関係も広がっていきます。

そして1巻の最後では、上京したもののちょっとスランプだった玉村先輩に「ホルモン入り中華そば」をごちそうして原点をとりもどしてもらったりと、すっかり大阪に馴染んできた茶谷君が描かれます。

 

2巻ではさらなる住人と美味しそうなものが登場

1巻で須山さんと藪君・長谷川君、富谷さんと登場し、シェアハウスの住人はあらかた登場したのかと思いきや実はまだまだ住人がいて2巻で登場してきます。

周りとうまくやれない大学生・仮屋崎君は、得意の「ちりとり鍋」を振る舞って他の住人との距離を縮めたり、飲み過ぎの失敗から借金を抱えて家族から追い出されてしまった水戸さんは「おでん入りお好み焼き」で家族との絆を回復しました。

おでん入りお好み焼きいも豚玉

 

シェアハウスの一番古株の吉村さんは、世話していた猫の捜索がきっかけで住民とうちとけ、一緒に「一銭洋食」を食べることになりました。

 

その他にも、「鉄板イタリアン」、「かすうどん」、「パパイヤトースト」、「いか焼き」なども登場して、2巻もまた美味しそうな者ばかり。

 

東京もんが主人公だから分かりやすい

この「ナニワめし暮らし」、上記のように大阪の食べものがたくさん紹介されるのですが、東京出身で大阪の食べものをほとんど知らない茶谷君が主人公なので、同じ関東出身の私としても茶谷君の目線でナニワめしを(疑似)体験することができました。

つまり、地元の人の目だと当たり前のこととしてスルーされちゃうところを、みんなが東京から来た茶谷君にいろいろと教えてくれるので、それで大阪の食文化を知ることができるのです。

それに登場する食べものはどれも庶民的なものばかりというのも親しみが持てますし、気軽に食べてみたいなあと思ってしまいます。

 

そして何よりも茶谷君が食べる表情が秀逸。

この表情で、本当に美味しいんだろうなーって感じられます。

ぬほー

 

美味しいもの食べると、ぬほぉ〜とかぬほほほほ〜とか発してしまう茶谷君。

ぬほほ

 

この表情で、美味しさが一気に伝わってくるのです。

 

 

それにしても、かねがね食は土地とそこに住む人を表していると思っていますが、作品中でも何度も描かれているとおり、なんだかこれらの食べものに大阪の持っているエネルギーが溢れているような気がしますね。そこも作品の魅力になってると思います。

 

Tomo’s Comment 

読めば読むほど、大阪に行ってみたくなること請け合い。

そんな大阪の食べものの魅力に溢れる作品でした。

もちろん食べものも魅力的なのですが、主人公と住人たちの交流、人間関係が深くなっていくのを見るのも作品の魅力です。

現時点ではKindleでは2巻までの刊行となっていますが、今後の展開も楽しみです。そして、次に大阪に行くのも楽しみになってきました。

 

追記

作者のはたのさとし先生にツイートしていただきました!嬉しい。

 

 

 

 

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