【読食】ナポリ男のジローラモ&クオモさんの美味しい魅力炸裂の一冊!「パスタは陽気に Viva la Pasta」

viva la pasta

 

自分のイタリア好きを紐解いてみると、まずは学生時代にサッカーをやっていたので、セリエAやイタリア代表が好きになったというのが発端で、その後イタリアの歴史や文化に興味を持ち、さらにイタリア料理が好きになったという経緯があります。

そんな私の初期のイタリア料理の教科書がこちらの「パスタは陽気に Viva la Pasta」という本でした。

 

ジローラモさんとクオモさん

初めて海外に行く前から料理は好きだったのですが、日本食を覚える前にイタリア料理ばかり作ってました。イタリア料理の本もかなりたくさん購入してきましたが、結局最初に買って一番良く使ったのがこの本でした。

ジローラモさん、私が初めて知ったのはNHK教育のイタリア語講座。講師の一人として出演していて、面白い人だと思ってました。

ちょい悪オヤジでブレークする前も、彼の著書が少しはでてきていて、愛読していました。

この本はジローラモさんの本としては、ちゃんとしたレシピが着いてある希少な本で他の本とは趣が異なっていました。

この本、共著の形をとっていて、一緒に書いているのはサルバトーレ・クオモさんです。

中目黒にレストランを開き、そしてその後ピッツェリア・サルバトーレ・クオモのチェーンを築き上げたイタリアンのシェフで、ジローさんと同じナポリの出身の方です。

かなり昔、目黒に住んでいたときに最初のレストランに一度行こうと思ったのですが、超満員であきらめたことがあります。今はあちこちに店舗があるので行きたいときに行けますね。

SALVATORE CUOMO サルヴァトーレ・クオモプロデュースの本格ピッツァ・イタリアン

 

 

ラグーのレシピが絶品!

さて本文ですが、完成品と調理途中の写真がふんだんに掲載され、レシピが添えられています。そして、食材に関するエッセイも充実しています。

総計20種類ちょっとの南イタリア料理が紹介されています。

そんな本書、20年近く経ったいまだにポストイットが貼ってあるページがあるのですが、それはラグーのページとニョッキのページで、この本を見て、これまで何回作ったことか、数え切れないほどでした。

ラグーというのは、肉のトマトソース、つまり日本ではミートソースでお馴染みのソースの原型なんですが、この本で紹介されているラグーは豪華かつシンプル。

僕の味の基本は、マンマの味。中でも一番の味は、ラグーだ。

日曜日の朝7時、マンマは早起きをしてラグーをパスタをつくりはじめる。長年愛用している土鍋で玉ネギを炒め、肉を炒め、夏に田舎でつくったトマトのびん詰めを加えて2,3時間じっくり煮込む。mだ僕がまどろんでいるベッドにも、ブロッブロッという心地いい煮込み音にのって、おいしそうな香りがただよってくる。

 

こんな描写がありますが、本書ではさらに詳細なレシピが記載されています。

牛肉の薄切りでバジルとパルメザンチーズとコショウを巻いて楊枝でとめたもの、牛固まり肉、牛スペアリブの3種類の肉を使っているのはかなり豪華。

作り方は上述の通りいたって簡単で、にんにくをオリーブオイルでいためて香りを出して、スペアリブ、薄切り肉、固まり肉を入れて焼き色をつけ、そこにトマトの水煮を入れて、5分煮込んだらバジルの葉を入れて、その後2時間煮込むだけです。

最後にトマトピュレを入れて、塩コショウとして完成。

お肉は個別に食べてもトマト風味で美味しいものですし、トマトソースを多めにパスタとあわせれば、ラグーのスパゲティの完成となります。

 

この本を買った当時、長期で海外に行くことになった知り合いの家を借りていて、家族用で一人の私には広かったこともあり、頻繁に友人をよんで飲み会をしていました。

イタリア旅行から担いで持って帰ってきたパスタマシーンで作った生パスタを作り、この本のレシピのラグーをあわせてナポリのジローさんの家庭の味をみんなで楽しんでいたのも良い思い出です。

 

ちなみにこの本では、パスタマシーンを使ったパスタの作り方も写真入で解説してあるので、こちらも大変参考にした覚えがあります。(もちろんここのページにもポストイットがついてます。)

 

Tomo’s Comment 

その後いろいろなイタリア料理の本を買いましたが、結局、この本を参考にすることが一番多かったと思います。

ナポリ料理入門書としてはお薦めの一冊です。

 

 

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8 件のコメント

  • わ、わたしにパスタを作って下さい…。パスタマシーンで作られたパスタを目の前で調理してもらえるなら、どこでも行きます。以上、美味しいものに飢えているどらとらでした。
    あ、全然書く場所が違って申し訳ないのですが、リンボウ先生の記事、TBさせていただきます。よろしくご了承くださいませ(これから、あのお方の本について少々書きますので)。

  • ラグーは、以前から興味のあったレシピです。一度挑戦したいですね。
    (これを知ってると通っぽいかな?と思いまして・・・)
    そうそう、私、先日ナポリの名菓「リモンチェロ」を口にする機会がありました。大阪阪急の「グラマシーニューヨーク」で売られていました。ジローさんの本に書かれていた「お酒を振りかけながら」という食べ方は出来ませんでしたが、初めてなのに懐かしい味のするお菓子でした。

  • どらとらさん、イギリスに留学できることがあれば、いつでも作りますよ。でも、生パスタは思ったよりも簡単ですので、ぜひぜひ、チャレンジしてください。
    うめのさん、ラグーも簡単ですので、挑戦してみてください。リモンチェロはお酒ですよね。お菓子だと「ババ」のことでしょうか。ラムをふって食べるって書いてあったと思います。私は食べたことないので、チャレンジしたいですね。

  • 記憶が混乱していますね。失礼しました。
    今回、口にしたお菓子は、「リモンチェロ」というお酒が使われている
    レモンカステラのような物でした。
    確かに、お酒をかけちゃうとボロボロになってしまうでしょう。
    機会があれば、お試しください。

  • リモンチェロが使われているのですね。おいしそうです。ババと一緒に探してみます。

  • インターネットで少し探しがしてみたら、ババにもリモンチェロが使われているみたいです。ですので、うめのさんの食べたのものも、ババの一種なのかもしれませんね。もう少し研究してみます。

  • 間違い発言のせいで、お手数をお掛けしています。
    私もネットで「ババ」を探してみました。明らかに、私の食べたケーキとは別物ですが、こちらもすごく美味しそう。結構日本にも普及しているようなので、ケーキ屋さんに行く時は、チェックしてみようと思います。

  • いいえ、おかげで、リモンチェロを使ったお菓子があることも分かりましたし、人生の楽しみが増えました。見つかったら、レポートします。

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