「人生の達人」について

Master of Life(人生の達人)というのは、私が大好きな漫画「MASTERキートン」に登場するコンセプトです。

主人公の平賀・キートン・太一さんは、日英のハーフ、オックスフォードで考古学を学び考古学者を志すものの、故あって英国特殊空挺部隊(SAS)に所属し軍人として活動、除隊後は保険会社の調査員(オプ)をしつつ、考古学会では異端であるヨーロッパ文明ドナウ起源説を立証するために奮闘するというお話しです。

タイトルとなっているMasterの意味は様々に描かれています。

あるときはサバイバル技術の教官として。

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「MASTERキートン1」Chapter1 迷宮の男 P28より

キートンさんは考古学の学者志望ではありますが、異端とされている学説を証明しようとしているため、なかなか大学での職がみつかりません。学生結婚した奥さんと離婚した後、英国特殊空挺部隊(SAS)に所属したことがあることが徐々に語られていくのですが、SAS教官になれるほどのサバイバル技術の持ち主だったことがうかがえます。

 

またある時は剣術の達人として。

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「MASTERキートン2」Chapter4 収穫の季節 P103より

こちらはキートンさんが教官になる前の新兵時代の教官から言われた言葉でした。プロフェッサーは最高の教官に送られる称号だったそうです。

 

しかし、おそらくキートンさんにとっても、そして私にとっても一番重要なMasterの意味というのは、Master of Life=人生の達人です。

キートンさんが幼い頃、母親とイギリス・コーンウォール半島に行ったとき出会ったバスの運転手クリス・ワトキンスさんから教えてもらった言葉でした。

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「MASTERキートン7」Chapter3 瑪瑙色の時間 上P59、下P79より

 

多感な時期にMaster Keatonに出会い、この話を読んで私もすっかりMaster of Lifeが人生のテーマとなってしまいました。(感銘を受けすぎて、大学時代に一人でイギリスのコーンウォールまで海を眺めにいったのも良い思い出です。)

その後大学に進み社会人となった後も、人生の達人を目指すというのはいつも心の中で生き方の指標となっていると思います。

キートンさん同様、人生の達人への道は遠くまだまだ修行中の身です。

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「MASTERキートン7」Chapter3 瑪瑙色の時間 P80より

 

自分らしく生き自分色の人生を持つためには好奇心を失わず、学び続けることが重要だと思っています。

廃校になりそうなパリの社会人向け学校の最後の授業でキートンさんもこう言っています。

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「MASTERキートン3」Chapter1 屋根の下の巴里 上下ともP24より

 

私も生涯学んでいきたいと心に決めています。しかし学びとは何も学校で勉強するだけではないとも思っています。本を読むこと、人と会うこと、旅行をすること。積極的に生きていれば、そのすべてが学びになるのだと信じています。

そんなあれこれ取り組んできたことを記録に残したいと思い2005年1月にブログを始めました。 

自分らしく生きることは時に難しいことかもしれませんが、キートンさんのような柔軟で優しいそして時には困難に立ち向かう勇敢さを持って生きていくのが目標です。

そしてなによりも人生を楽しむこと。あまり堅苦しく考えないで、日々を楽しく過ごしていきたいと思っています。

 

*漫画のコマの引用にあたっては、次の二つのサイトを参照しました。引用の範囲と理解していますが著作権者から問題が指摘されれば削除いたします。

漫画のコマの引用についてについての調べた結果と謝罪について

[マンガ]『ヒストリエ』記事の予想外の反響と、著作権・引用に関する話