CATEGORY シャーロック・ホームズ

【ホームズ】初めて読んだホームズの本って何ですか?自分は「バスカヴィル家の犬」だったのですが、その本をやっと見つけることができたかも?

あかね書房「ホームズの冒険」P209より 最近通勤の際に良く聞いているPodcastの番組に「I hear of Sherlock Everywhere」というプログラムがあります。 BSI(アメリカのホームズ団体)のス…

【ホームズゆかりの地】ロンドンの「パークプラザ・シャーロック・ホームズ・ロンドン(Park Plaza Sherlock Holmes London)」に泊まってみました

訪問日:2012年8月20日 トランジットでロンドンに一泊する機会があり、せっかくなのでこれまで泊まったことがなかったホテル「シャーロック・ホームズ」にしてみました。 正式名称はPark Plaza Sherlock H…

【ホームズ】ビクトリア時代を知るとホームズがさらに楽しめる。そんな手引きとなる「シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方」はシャーロッキアン入門としておすすめ。

筆者の諸兄さんが前書きで書いているとおり、この本は 現代の日本人がホームズを理解するのに必要な予備知識をまとめた手引き書(P3) となっています。  100項目以上を掘り下げる 本書は当時の貨幣価値とか風習、社会など、現…

【ホームズ地理学】19世紀末のロンドンの貧富の状況が一目瞭然。「ブースのロンドン貧困地図(Booth’s Maps of London Poverty)」

19世紀のロンドンは産業革命を成し遂げ繁栄の境地にありましたが、同時に都市への人口集中、都市環境の悪化、貧富の差の拡大など都市化の負の側面も顕在化した時代。 下水の未整備による大臭気、コレラの大流行などの弊害もらわれまし…

【ホームズ地理学】ロンドン・ホームズ旅行に必携の地図「Sherlock Holmes Map of London」は4長編に出てくる場所を網羅

    シャーロック・ホームズに登場する場所を地図上にプロットしてある地図を入手しました。   きっかけは ホームズの地理学にはまっているものとしては、あらゆる資料を持っていたいと思い日頃からあれこれと探しているのですが…

【ホームズ地理学】名探偵の足跡をたどってロンドンを巡る。「Sherlock Holmes’s London」は写真と解説が満載

2006年にロンドンに留学していたときに、休日にシャーロック・ホームズに登場する場所を巡るということをしていたのですが、それ以降、より正確な場所を探ることが趣味となり、今日でも地図や文献を読んではブログに書くということを…

【ホームズ地理学】2018年JSHC東京セミナーで「シャーロック・ホームズの地理学の実践」というタイトルで発表

私が所属しているホームズ団体は二つあって、一つがロンドンシャーロック・ホームズ協会、そしてもう一つが日本シャーロック・ホームズ・クラブとなります。 ロンドンの協会は10年前にロンドンに住んでいたときはいくつかのイベントに…

【ホームズ地理学】ビクトリア時代のロンドンを散歩感覚で。当時の写真が満載の「Walks in Old London」を購入

2006年から2007年まで一年間ロンドンに住んでいました。 留学のための滞在だったのですが、週末の趣味としてシャーロック・ホームズに登場する場所を片っ端から回るということをしていて、ロンドン中を歩き回っていました。古い…

【ホームズ地理学】ホームズの事件に登場する場所の当時の写真が満載。「Sherlock Holmes in London」でホームズ時代のロンドンを感じる

ロンドンでホームズゆかりの地を訪ねていたのですが、施設や建物を訪ねるときには、大まかな場所は分かっても実際どの建物なのか分からないケースがありました。 そこで、購入してみたのがこんな本です。     ホームズの時代のロン…

【読書】ひたすら本棚の写真が続く「絶景本棚」は本好きなら興奮必至。ついでにうちの「ささやか本棚」も紹介してみます。

本好きな人ならこの本の魅力がわかるはずだと思います。 本棚の写真集、「絶景本棚」。購入して開いてみると、思った以上の本棚写真に圧倒されました。 絶景本棚は本好きのための本 この絶景本棚を購入したきっかけは、こちらのツイー…

【ホームズ】日本のシャーロッキアンの草分け、長沼弘毅氏の「シャーロック・ホームズの知恵」を読む

  ホームジアンとして、ホームズ研究者を名乗りたいのですが、まだまだ学ぶことが多いなと思っています。いまだに、この130年で積み重ねられた先人の研究を学んで、これまでの研究領域とその成果を把握する段階にいるよう…

【ホームズ】レスリー・クリンガーさんによるさらに詳しい註がついた「The Sherlock Holmes Reference Library」はホームズ研究に不可欠と言えるレベル

  先日、シャーロック・ホームズの全集に註釈付きというものがあり、その最も新しいのがLeslie Klingerさんのものと紹介しました。   上のエントリーで、私がロンドンで最初に購入したのは大判の3冊もの(ノートン社…

【ホームズ】レスリー・クリンガーさんによる注釈付シャーロック・ホームズ全集 「The New Annotated Sherlock Holmes」はホームジアンの基礎文献です。

2006年から一年間、ロンドンに留学していたのですが、一年の滞在ということもありあまり多くの荷物を持っていきませんでした。持っていかなかったもので最も後悔したのはホームズ関連の本。 本場ロンドンでホームズを研究するにあた…

【ホームズゆかりの地】「クラパムノース(Clapham North)」モースタン嬢とホームズ、ワトソンがショルトー邸への経路で通ったプライオリ通りとは?

Clapham North Underground Station P17 訪問日:2007年5月6日 今回はクラッパムノース駅周辺のゆかりの地の紹介なのですが、「四つの署名」で、モースタン嬢とホームズ、ワトソン博士がた…

【ホームズ】東京国際ブックフェアにてホームズ本をまとめ買い。2割、3割引きもあってお得でした。

第23回となる東京国際ブックフェア。毎年以降と思いつついろいろと都合がつかず行ってなかったのですが、今年は最終日の午後がたまたま予定がなかったため急遽行ってみることにしました。   東京国際ブックフェア 今回が23回と言…

【ホームズゆかりの地】ロンドンやスイスにホームズを訪ねるなら読んでおくべき「シャーロック・ホームズへの旅1&2」

シャーロック・ホームズが好きな人はシャーロッキアンなどと呼ばれています。 ホームズの楽しみは様々で、60編の正典と呼ばれるオリジナル作品を楽しむということはもちろん、その後生まれたあらゆるパロディーやパスティッシュと呼ば…