【料理教室】本場シチリアで料理を習う。シチリア・トラーパニでReiさんの料理教室

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シチリアへ旅行した目的の一つがシチリアで料理を習う事でした。

Reiさんの教室のこと

今回シチリア・トラーパニの滞在をアレンジしてくださったのがトラーパニ在住のシチリア食文化研究家のReiさんでした。Reiさんは「ラ・ターボラ・シチリアーナ」という会社の代表でもあり、こちらのホームページで、シチリアの旅行、料理などのプランが提案されています。

今回お願いしたのはレジデンス泊3泊4日というコース。二回の料理教室のうち一回をReiさんに、もう一回をパトリッツァさんとカロリーナさんのWマンマの料理教室にしてもらいました。

トラーパニ散策

初日は夕方に到着して、オリエンテーションとトラーパニの旧市街の散策につれていっていただきました。

トラーパニのまちは、ゴシックの教会や建物があったり、海に囲まれて遠くにエリチェのある山が臨めたりととってもきれいなところ。あまり大きすぎない街ということもあり、穏やかな空気が流れていました。

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翌日は早速朝からReiさんの料理教室となります。

待ち合わせ場所からReiさんのご自宅に向かう途中で魚市場によって食材を調達していきます。

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市場自体はあまり大きな建物ではないのですが、漁師さんや魚屋さんがたくさんの魚を取りそろえて売っています。

イカ、タコ、エビ、鯛、そしてウツボも売っています。ここで今日の料理に使うヒメジを調達。

市場の外の路上にお店を開いていた八百屋さんからは野菜を購入。

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 なすやトマトの色が鮮やか。こんな八百屋さんがいたら毎日買いに行くと思います。

シチリア料理を習う

その後、Reiさんのご自宅で料理教室が始まりました。

この日は全部で4品、ならいました。

最初に作ったのがアーモンドのビスコッティ。

アーモンドの粉と皮のないアーモンドなど、初めて見た食材ばかりでした。

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 とっても美味しかったので、翌日アーモンドの粉をたくさん購入してきました。

次に取りかかったのがブジアーテというパスタ作り。形に特徴があって、細くのばした生地を木の串にまきつけてねじったようなというかスプリングのような形に成形します。

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 長さがまちまちになってしまいましたが、生地の厚さが一定であれば大丈夫と言っていただけました。この形はよくソースが絡みそう。

そして、続いてこのブジアーテに絡めるソースとなるトラパニ風ペーストを作成。ここでも皮をむいた生のアーモンドをつかいました。シチリアではアーモンドを良く使うようですね。

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 ペーストを作ったこの木のすり鉢、後日買おうと思ったのですが、機会を逃してしまい実購入でした。タイで買った石臼は重くて持ってこなかったので、是非欲しかったのですが・・・。

そして次に習ったのが茄子のピッツァ風。市場でも見かけたあの巨大な茄子を使います。

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薄く切った茄子をあく抜きして、その上に具をのせてオーブンへ。ガーナでもこのサイズの茄子は売っているのですが、種がたくさん入っています。こちらはあまり種がないので食感が良さそう。

最後はメインになる「季節の魚のシチリア風軽い煮込み」です。

この日は市場で美味しそうなヒメジがあったので、ヒメジを使ったレシピでした。

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 この時使ったのが先日も書いた塩漬けのケッパー。これがとっても美味しかったので購入してきたのは昨日書いたとおりです。魚やトマトともよくあいました。

そして、作った料理の試食兼昼食となりました。

茄子のピッツァ風から。

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そしてトラパニ風ペーストのブジアーテ。

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ソースには火が通っていないのでとってもフレッシュな味わいでした。思った通り、パスタにソースが良く絡みます。新鮮なトマト、バジルにアーモンドの風味もあわさってとっても美味しいパスタでした。

メインはヒメジのシチリア風軽い煮込み。

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 ケッパーの香りとイタリアンパセリの香り、トマトの酸味などが合わさってとってもシチリアっぽい味わいだったと思います。ヒメジも美味しかった。

そして最後にアーモンドのビスコッティ。

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 中はちょっとしっとりした仕上がりです。アーモンドの粉を使っているのでボリュームがあると説明していただきましたが、確かにその通りで、後日ローマを歩き回ったときにも一つでよい栄養補給になりました。

ということで無事に4品習って、おいしくいただくことができました。

Tomo’s Comment 

 どの料理も素材の味が味わえる料理でまさにイメージしていた南イタリアの料理。さらにシチリアっぽさがどういうところにあるのかもよく分かりました。

ガーナで手に入りにくいアーモンドパウダーや塩漬けケッパーも購入したことだし、これから何度も自宅で作ってみたいと思っています。

Reiさんの出されたこちらの本も参考になります。

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4 件のコメント

  • シチリアの食材、見ているだけでワクワクしてきます☆
    ブジアーテは私も日本で習いましたが、意外と難しいですよね。
    黙々と作業した記憶があります(笑)
    私も今年はシチリアへ!と思ってるんです。
    Reiさんのお料理教室は日本では皆勤賞ですが、
    トラーパニでも習いたいです☆

  • >Paceさん、おはようございます。
    Reiさんの料理教室、とっても良かったです!市場にも連れて行っていただいたり、マグロ製品たくさん購入できたり。
    料理教室の方でも、とっても丁寧に教えていただいて、食材のこともよく分かりました。現地で材料を買うところから経験できるとやはり理解が進む感じです。

  • こんなに素敵にレポートしてくださりありがとうございます~♪私のFBにてリンクさせていただきました!写真も美しい~。やっぱりあのカメラ、欲しくなってきました。

  • >Reiさん、ありがとうございます。
    シチリア編を書き終わったらご連絡しようと思っていましたが、チェックいただいてありがとうございました。その後、出張などでばたばたしておりなかなか進みませんが、Wマンマの教室もすぐに書きたいと思います。
    カメラは風景のLumix GF3と料理のCoolPix P300を使っていました。どちらも使いやすくて良く映ってくれるので気に入っています。

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