
ポルトガルで訪問したエボラではせっかくなのでアレンテージョ地方の郷土料理を食べたいと思っていました。
しかし、最初に向かった「O Antao」というレストランは残念ながら休暇中。
ということで、もう一つの候補だったフィアーリョ(FIALHO)へ向かいました。
Restaurante Fialho
フィアーリョレストランはエヴォラの中央よりちょっと北西あたりにあります。
Trip Advisorでもかなりの好評価のお店ということで期待です。
店の名前が書かれたすてきなアズレージョの看板を発見。

店の入り口は小さいのですが、ここから入るとバーコーナーになっていて、奥に行くと席がたくさんありました。

さっそく白ワインをいただきます。

オーダーしたのはAcordaというスープ。こちらの地方のスープだそうです。

パンと卵、ピーマンが具になっていて、スープはコリアンダーのすりつぶしたものがベースにニンニクがきかせてありました。
美味しい!
これ、材料はガーナでも手に入るので是非作ってみたいと思います。コリアンダーに熱を通しすぎないのが重要そう。
次にオーダーしたのは子豚とあさりの煮たもの。これもここならではの一品だとか。

子豚は柔らかく、アサリの風味ともばっちり。アサリも煮すぎてないので実を食べてもジューシーでした。スープにはパプリカがきかせてありました。途中でレモンを搾ってちょっと味を変えて楽しみました。柑橘系がよくあいました。
そして最後はQueijadas de Evoraというチーズケーキ。

素朴な味のチーズケーキでしたが、チーズの香りがよく聞いていて甘さも甘すぎずに控えめな味でした。そして外側がチーズが焼けて固まった状態なんですが、ここがぱりぱりして美味しい。焦げたチーズが好きな人にはたまりません。
Tomo’s Comment
ひととおりたべるとお腹いっぱいになります。お皿を見たときは思ったよりボリュームがなさそうに見えたのですが、食べてみるとこの3品でかなりお腹いっぱいに。
この日の夜はなにも食べずに寝てしまいました。
鮮やかなスープの色にビックリしました。パンにピーマンを具にしたコリアンダー仕立てのスープなんて日本人の発想では絶対に出てこない逸品ですね。次のアサリも美味しそう。その後のチーズケーキもシンプルで美味しそう。良いレストランですね!!
見た目はボリュームが少なそうですが、パンやケーキって後からお腹にずっしりくるので夜ご飯が食べれないのも納得です。
>asさん、
このスープ、とっても美味しかったので、是非真似したいと思いました。コリアンダーは使っていますが、しっかりヨーロッパの味になってるし。(もともと原産がこちらなのだそうですが。)
今回はたくさん食べ過ぎでした。反省。