ザグレブの街には2泊しかせず、初日と3日目は移動日なので街を見て歩けるのは中日の一日のみ。
イタリアでもスペインでも経験したのですが、ヨーロッパで1日の食事のうち外食2回(昼ご飯と夜ご飯)というのはかなり無謀(胃袋的にもダイエット的にも)ということもあり、レストランにいけるのはおそらく一回だろうと思っていました。
ということで、せっかくなのでザグレブ特有の料理を食べたいと思い選んだのがこのスターリフィヤケル900でした。
どんなお店?
地球の歩き方ではこんな紹介をされていました。
「郷土料理が自慢のレストランで、2010年にクロアチア政府観光局より「伝統料理の推奨店」の第一号に認定された。普段はザグレブ周辺地域の郷土料理を出し、金曜日はダルマチア地方の料理を出す。」
ということで、非常にベタではありますが、伝統料理が食べられそうということで選んでみました。
Stari Fijaker 900 【トリップアドバイザー】
トリップアドバイザーの口コミ情報です。なかなか評判がよさそうでした。
この日は日曜日で、ちょっと遅めのお昼を食べようと午後2時くらいに店に行ったのですが、満席で入れないとのこと。4時くらいには空くだろうとのことで、街の観光をしてから再度訪問することになりました。
場所的には世界一短いケーブルカーから少し西に歩いて右折してちょっと歩いたところにあります。
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店の外観はこんな感じです。
ザグレブの料理を堪能
ザグレブは内陸ということもあり、そして沿海部のドブロブニクにこれから行くということもあり、メインはシーフードではなくお肉をチョイス。
ワインはクロアチアのワインの赤をもらいました。
1リットル瓶のものでしたが、他の通常サイズ(750ml)よりも安かったのでこちらをチョイス。ライトボディで飲みやすいワインでした。この後も、このロバのエチケットのワインにはお世話になりました。
まず美味しかったのがこちらのパン。
三種類のパンがきたのですが、このマフィンのような形をしたのが胡椒がきいていてさくっとした食感もよくて特に気に入りました。
そして、まずは野菜を一品。
Razne salate sa bućinimというのが現地の名前。
英語ではVarious salads with pumpkin oil and live oilとなっていました。
キャベツ、レタス、トマトがメインのサラダですが、パンプキンオイルがとても味わい深くて印象にのこりました。
肉料理はキノコソースのステーキ。
Odrezak Manduševac
英語ではBeefsteak in ham and mushroomsosseとなっていました。
普段は肉は塩胡椒で食べるのが一番と思っているのですが、このソースは美味しくて肉にもあっていました。
肉自体も赤身で表面は香ばしくぱりっとやかれていて中はレアと、とても好みの焼き具合。
肉そのものの味もあじわえましたし、このソースがさらに引き立ててくれました。
そしてこちらはザグレブで食べてみたかったザグレブ風カツレツ。
Zagrebački odrezakが現地名。
英語だとEscalope of veal Zagreb style (veal filled with cheese and ham)となります。
カツなのですが、真ん中にハムそしてその中にチーズが挟んであるのが特徴のようです。
揚げ具合もよくて、衣はしっかり堅めに揚がっていて中の肉は軟らか。そしてチーズの味が合わさってこれもとても美味しかったです。
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ということで、ザグレブ料理を堪能して満足して宿にもどりました。
食べた時間も遅かったし、おなかもいっぱいだったので当然夕食はスキップとなりました。
内陸ということもあり肉料理を中心に頼んでみましたが、いずれも美味しい料理ばかり。チーズの入ったカツはザグレブにいったら是非お薦めです。
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