久しぶりに出張があり、これまた久しぶりにトランジットでバンコクに行く機会がありました。
タイは好きな国の一つで、アジア各国へのハブになっているので乗り継ぎで一泊したりすることも多かったですし(コロナ前は各国に直行便が出ていたのでかなり減ってきてましたが)、遊びに行くこともありました。仕事で一月ほど滞在したこともありました。
微笑みの国ということで、人々の感じもすごくいいのですが、辛さが本格的なタイ料理も大好きということもあり、短時間の滞在ではありましたが、楽しんできました。
セントラルエンバシーへ
今回は行きと帰りとで二回のバンコク立ち寄り。
行きは一泊ということで、夕食を現地の知人と一緒にすることに。
店選びはお願いしていたのですが、久しぶりのバンコクにふさわしくソンブーンを選んでくれました。
ソンブーンレストランは、小泉元首相も訪問したこともあるレストランなのですが、魚介類のメニューが秀逸で、中でも他ではなかなか食べられないものとしてプーパッポンカレーがあります。
プーというのがタイ語で蟹ということで、蟹のカレーということなのですが、ソンブーンのものは他の店とは一線を画す美味しさで、バンコクに行く際には必ず一回は食べていたと思います。(Wikiによればワタリガニがメインだったものをノコギリガザミに変えたことでヒットしたのだとか。)
レシピもネットには転がっていますし、自分でも作ってみたことがありますが、なぜかあの味にはなりません。ということで、バンコクで食べるのをいつも楽しみにしています。
昔バンコクに行った際に訪れたときはソンブーンといえば本店かラチャダー店に行くことが多かった記憶しかないのですが、最近では支店数もかなり増えているようです。(か、ただ昔は存在を知らなかっただけかも)
今回はトランジットで時間もないので交通の便がよいということで、セントラル・エンバシー店に行くことにしました。
最寄りのプルンチット駅からセントラル・エンバシーというショッピングモールまでは屋根付きの歩道で直結なので雨でも安心です。
待ち合わせまで時間が合ったので、セントラルエンバシーの地下にある食料品売り場をのぞいてみました。
ココナツ類が充実しています。下の方には調理器具も見えますが、売り物ではないのかも。
こちらはカレーペースト類。
行きのトランジットだったため、買うのはやめておきました。
ソンブーンにてプーパッポンカレーを
時間になったので上に上がってソンブーンへ。
ショッピングモールに入っているだけあって、イメージのソンブーンとはかなり違った綺麗な、というと語弊がありますが、庶民的ではない雰囲気のレストランとなっていました。
数年ぶりで再会した友人とあれこれと頼んでみました。
やはりまずはこちらということでプーパッポンカレー。
このとろとろした感じとオレンジ色のオイルが独特。蟹味も濃厚でご飯が進みます。
食べやすい殻なしにしましたが、殻付きの方がビジュアルとしては迫力があっていいかも。
つづいては、こちらもタイ料理では有名なオースワン。
牡蠣と卵の料理で、お好み焼きと説明されることもありますが、小麦粉ではなく片栗粉を使っているのでぷるぷるした食感なので、個人的にはお好み焼きという説明はいかがなものかと思ったり。
牡蠣のうまみが味わえる一品で、タイにくるとよく食べていました。
こちらはエビ料理。
サラダ風に出されることもあるのですが、こちらでは自分でエビにソースと薬味を添えていただきます。
そしてイカのレモン蒸しもいただきました。
この魚の形をした鍋は見覚えがあります。以前は魚をこの鍋で食べた記憶が。
ということで、久しぶりのバンコクで、久しぶりのソンブーンの味を堪能しました。
ちなみにこちらが公式ページとなります。
ウィークエンドマーケットへ
帰りもバンコクでトランジットだったのですが、行きとは違い昼について夜に出発という感じでさらに時間がないスケジュール。
一応ホテルのデイユースもとっていたので、そのままホテルでじっとしていても良かったのですが、せっかくのバンコクということで、出かけることにしました。
とはいえ、一人で、しかも機内食も食べたばかりということもあり、がっつり食べるという感じではありません。
散歩しながら屋台で麺類でも食べようかと思っていたとき、ふとこの日が日曜日だということに気がつきました。
そう、買い物ができて屋台風のタイ料理が食べられる週末にやっているところ、ということでチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットに行ってみることにしました。
空港ホテルからは1時間ちょっと。
Airport Rail Linkができて、バンコク市街まで行くのが格段に楽になりました。
モチット駅から歩いて数分です。
こちらからマーケットエリアに入ります。
せっかくタイで買い物ができるということで、一つお目当てのものがあり市場内を探し回りました。
そしてこちらのお店に到着。
食器類を売っているお店で、調理器具も扱っています。(場所的にはエリア17あたりです)
こちらで購入したのは、クロックとよばれる石臼です。
マーケットでお土産の石臼を購入。重かった😅
昔買ったのはかなり小さいやつで、もっと大きなのが欲しかったのです。 pic.twitter.com/grQROifOuI— Master of Life (@tommasteroflife)
昔、バンコクで料理教室に参加したとき、このクロックでタイカレーペーストを作ったことがあり、ずっとほしかったのです。
普通サイズのものはあまりにも重いので、小さいサイズのものは買って持って帰ったことがあるのですが、用途が限られるので、やはり大きなものがほしいと思っていました。
今回は手荷物で持ち込むだけなので、普通サイズを思い切って購入することにしました。といっても、さらに大きなサイズが二つあったのですが、そちらはさすがに重すぎということでこちらのサイズに。
お目当てのものも買えたので、あとは小腹を満たすだけとなります。
そこで見つけたのがこちらのお店。
屋台ではありませんが、なんとなく作りが屋台風。
メニューは壁に写真付きで貼ってあって分かりやすい。
値段も50バーツということで、お手軽です。
クリアスープのポークヌードルというのを頼んでみました。
麺は4種類から選べるのですが、今回はセンヤイという太い平麺で注文です。
量はかなり少なめなので、おやつ代わりにちょうどいいサイズ。
タイの食堂ではテーブルの上に調味料があるので、途中で味変して楽しめます。
こちらでも定番の4種類の調味料に加えて、ペーストっぽいものがあったのでいれてみたらあっさりしたスープにうまみが足されて、これが美味しくて大当たり。結局何のペーストなのか分かりませんでしたが、なんだったんだろう。
本当はさらに別の店でカオニャオマムアンというマンゴーと餅米のデザートも食べたかったのですが、小腹も満たされたので今回はやめておきました。
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久しぶりのバンコクということで、短時間ではありましたが、堪能してきました。
コロナでしばらく海外に行くこともなかったこともあり、改めて海外に行くということが新鮮に感じられます。
今回も出張が続いていた時期だったらトランジットはホテルで休んでいたかもしれませんが、寸暇を惜しんで街中まででてみることにしましたが、やはり行くと楽しいことや美味しいものがたくさんあるので正解だったと思います。
いつも新鮮な眼でものごとを見るということの大切さに気づかされました。
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