何度も書いていますが、ジェイミー・オリヴァーさん、好きです。
もともとはティーンエイジャーの時に出演していたNaked Chefで人気が出たジェイミーですが、その後は給食革命に取り組んだりと社会派な一面も見せています。人気になってセレブと言われても、かわらず下町のお兄ちゃん風のキャラが親しみが持てるところですね。
ジェイミー’s・キッチン
こちらも少々社会派な内容です。
これは、ジェイミーが、職につけない若者を料理人として鍛えて、彼らと一緒に店を出すというプロジェクトを追ったテレビ番組です。
まず職の無い若者達を面接して、料理学校で基礎を習わせ、店でOJTをしてさせて、多人数向けの料理を経験させて、いよいよお店で働けるようになるまで、という内容です。
ジェイミーはリスクを取って、若者を育て、開店資金を出して店を探して内装をして、と、かなりの苦労をしているのですが、選ばれた若者は必ずしも情熱的な若者ばかりじゃないのです。見ていていらいらすることも。
選ばれた当初はやる気をみせていたのが、徐々にいろいろな言い訳をして学校や実習をさぼったり。職にありつけない若者から選んだということなので、根気もない、言い訳が多い、感情をコントロールできない、等々、様々な欠点を持っているのは仕方がないところ。こうした若者にチャンスをあげたいというジェイミーの気持ちなのですが、それがなかなか届かなくて、だめな若者を見てこちらと同じようにいらいらしているシーンも描かれています。。
フィフティーン開店
結構な数の脱落者をだしながらも、最終的にはレストランもオープンでき、なんとか軌道にのるところまでが描かれます。
こちらがそのレストラン。
このプロジェクトは継続的に行われているようで、一期生、二期生と続いて、店を経験したシェフたちは、どんどん独立して行っているようです。
テレビ番組なので、だめな子ばかり追っているので少々いらいらしますが、その他の多くの子たちはまじめに取り組んだようで、他のレストランにどんどんと就職ができたようです。
ジェイミーはだめな子もあきらめず寄り添う姿勢を続けますが、そこは人間なのでたまには感情をあらわにしたり。というか、下町のお兄ちゃんなので、結構悪態ついたりするのですが、最後は信じてやるやさしさが彼の魅力だと再認識しました。
Tomo’s Comment @tommasteroflifeさんをフォロー
給食革命シリーズも苦労していましたが、こちらもかなり苦労していて、見ていて痛ましくなるほど。
最近フードチャンネルでやっている「ジェイミーの家で」では、家の庭でとれる季節の野菜をつかって楽しそうに料理をしているのですが、こうした姿を見るとほっとします。
これで、日本で発売されているDVDはだいたい見終わってしまいました。イギリスでは新しいシリーズがその後どんどん始まってますので、いずれDVDになってくれるといいなと思います。
ジェイミー本当に頑張ってますよね。あの味覚が退化したイギリス人相手に、食事や栄養のことを考えてもらうのって大変ですよね。そんな環境の中一生懸命頑張るジェイミーの姿、私も大好きです。
>asさん、こんばんは。
イギリス人について、ジェイミーはマンマの味が一番のイタリア人と比べて、チャレンジ精神はあると言ってました。そうかなあ、と疑問はありますが、あまり頓着しないからなんでも試すのかも。