ロンドンの物価はここのところバブルの影響もあって、為替は落ち着いているものの日本人におっては高止まりの状況だと思います。
私がロンドンで生活していた2006年〜2007年に1ポンド=260円まで行きましたので、おそらくこのときが日本人にとって一番暮らしにくかった時代だと思います。
今では少し落ち着いているとは思うものの、まだまだ物価は高く感じてしまいます。特にホテル代が高い。
先日ロンドンに行った際にもどこに泊まろうか迷ったのですが、次の移動にも便利で比較的お手頃な値段のホテルを見つけられたので紹介したいと思います。
ロンドンのホテル事情
ロンドンのホテルといっても、他の大都市と同様様々なタイプがあります。若者向けのホステルタイプの宿、ベッドアンドブレックファスト、ビジネスホテル的な位置づけのホテル、高級ホテル。
先進国のホテル代の感覚としては、ホステル(一つの部屋にベッドがたくさんあるイメージ)であれば千円〜数千円、ベッドアンドブレックファストが6000円くらい、ビジネスホテルで9000円〜くらい、高級ホテルは数万円というところだと思いますが、ロンドンの場合、これが少し上にずれているように思います。
ですので、特に贅沢もしたくないけどそれなりの部屋に泊まりたい場合、ベッドアンドブレックファストの良いところか普通のホテルあたりを考えることになります。
特に今回は一泊だったのですが日本からガーナに戻る途中でしかもアイルランドということで、荷物もそれなりにあったのでホステルやドミトリーは選択肢から外しました。しかし、高級ホテルに泊まるのももったいないので、手頃でかつ便利が良く、部屋もそれなりというところを探してみました。
Kings Cross Inn Hotel
荷物が多いので、空港からのアクセスが良く、しかもアイルランドに行く電車駅にも近いところということでユーストンからキングスクロス・パンクラスあたりを中心に探してみました。
そして見つけたのがKings Cross Inn Hotel。
Kings Cross駅のすぐ前の立地と言うことで、空港から一本でアクセスできますし、ユーストン駅までも歩いて行ける範囲です。
値段は他の国の感覚ではちょっとたかめの一万円前半。部屋と設備とを考えると私の感覚からするとちょっと高め。でも、折からの円安でもありますし、こんなもんかという感じでもあります。
場所はキングスクロス駅からユーストン通りを渡ってすぐのところにありました。
駅前から眺めるとこの正面の白いビルがホテルとなっています。
部屋の中ですが、街中だけあって、あまり広くはありませんでした。戸棚、机、テレビ、イギリスらしく、お茶セットの棚などはあります。
窓の外は通りに面していますので通りの向こう側の建物が目に入ります。
ただこの部屋のうれしいところは寝っ転がって眺める風景がなかなかよかったこと。
セントパンクラス駅の時計台が目に入ります。
留意点
ということで、割高ではあるものの、まあまあ良いホテルだと思えました。
しかし、荷物を預けるのにお金がかかったり、朝食はついていなくて食べようと思うとかなり割高だったりするのはマイナスポイント。まあ、朝食付きと言ってもコンチネンタルでパンとコーヒーだけで、イングリッシュブレックファストにすると追加料金がかかることもありますので、ぼってるとまではいえないと思いますが、この値段ならそこらでサンドイッチを買った方が満足できることは請け合いです。
あと、ホテルの中の構造が複雑で、今回泊まった部屋はフロントから階段をのぼって、降りてまたのぼってと複雑な通路でした。荷物をもって上り下りするのは結構大変でした。
泊まった人たちのコメントはこちらのTrip Advisorで読むことができます。
Tomo’s Comment
ロンドンでの宿選びはなかなか正解がないので、値段とクオリティのバランスを自分なりに納得するしかないと思います。
今回の宿は立地も含めた利便性も含めれば、まあまあ納得がいったチョイスだったともいます。
他の国ではたまにちょっとラクジュアリーに過ごしたいと思って泊まるホテルの値段が、ロンドンでは普通のホテルの値段だったりしますので、なかなか比較できないのですが、ロンドンはホテルについてはコストパフォーマンスはあまり良いとはいえない都市だと思います。
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