このブログでこれまでいちばん読んでいただいている記事が、MacBook Proのハードディスクの運用の話。
iTunesストアで映画を購入したり、手持ちのCDを取り込んだりしているうちにますます容量が逼迫してきました。
そこで、一台のMacBook Proでの運用は諦めることにしましたので、現在の運用方法について紹介したいと思います。
MacBook Pro二台体制に移行
現在メインで使っているのが昨年購入したMacBook Pro15インチモデル。
広い画面で使いやすいのですが、持ち運びするにはやや大きいのが気になります。
ガーナに住んでいたときは車移動がメインでしたので持ち運びはあまり気にならず、画面が広くなったことで利便性が良くなり満足でした。
しかし日本に帰ってくると電車などで持ち運びするのもちょっと苦労するため、もっぱら家で使っています。
上記の記事でも書いたようにHDDが満杯になりつつあるため、どうしようか考えていたのですが、あまり持ち運びしないのであればむしろ家専用と言うことで外付けHDDとデータを分散するという方法もありだと思います。
しかしそうはいっても常に机において使うということでもなく、実際はソファーやテーブル、机などあちこちで使っているためその都度外付けを付けて持ち歩くのもあまり便利ではありません。
とうことで選択したのが、古いMacBook Pro13インチを活用するということ。こちらも古いモデルですが、HDDは交換していますのでまだまだ使えるはずだと思います。
二台の運用方法
データの分散ですが、動画と音楽を旧MacBook Proに集中することにしました。そしてこちらをApple TVにつないでメディア専用として運用していきます。
サブMacBook Proの準備
まず行ったのが旧MacBook Pro13インチのハードディスクのフォーマット。そしてOSを再インストール。
こちらはメディア専用にするので、iTunesさえあればOK。他には最低限のソフトだけを入れることにしました。といっても入れたのはGoogle Chromeのみ。
そしてここに現役のMacBook Pro15のiTunesライブラリを移行します。
そしてさらにこれまで取り込んでいなかったCDをどんどん取り込んでいくことに。メディア専用とすることでディスクスペースも余裕がありますので、取り込みの音質は高めにして取り込んでいきました。
メインMacBook Pro15からデータを削除
メインのMacBook Pro15インチからは映像と音楽を削除していきます。といっても全てを削除してしまうのではなく、今後見そうな映画、聞きそうな音楽だけは残しておくことにしました。作業中のBGMなどはやはりローカルにあった方が便利です。
結果として
これでメインのMacBook Pro17インチのHDDがだいぶ余裕ができました。こちらは仕事の調べ物や論文執筆、ブログ記事執筆などをメインで使っていく予定なので、各種のソフトウェアやParallelを使ったWindowsなどがさくさく動いてくれたら十分です。
一方の旧MacBook Pro13インチはApple TVにつないで映画や音楽をテレビやスピーカーに繋ぐ専用として使っていきます。まだすべてのCDをデータ化できていませんので今後コツコツと入れていくとともに、iTunesからの購入もこちらのMacBookをメインにしていく予定です。
今後の課題
写真データの扱い
上では動画と音楽データのことのみを扱っていますが、実は写真データもかなりの量になってきています。
今計測してみたら250ギガ近くありました。
特に最近はRAWデータも残すようにしていることもありどんどん増えている状況です。
ただ写真データは仕事やブログ執筆でも不可欠なので、なかなか外に置くことができないデータとなっています。今はまだHDDに余裕がありますが、今後はどのように保存・活用していくかが課題となっています。
データのバックアップ
上記の結果、どちらか一台にしか存在しなくなるデータが発生してきますので、双方のバックアップをきちんと取っておきたいところ。
現在、バックアップ用には2TBの外付けを使っています。
Mac標準のTime Machineのバックアップ機能を使うと、時差別にバックアップしてくれるため、次第に実際のデータよりも多くのデータ量となってきます。つまり、手元のMacBookに900ギガのデータがあったとしても、日々更新される差分が積み重なり900ギガを超えたバックアップ量になっていくのです。
二台のMacBook Proのデータを取っていくと2TBでも十分でなくなる可能性も出てきますので、それぞれのMacBookに一台ずつの外付けHDDが必要になるかもしれません。
3台目のMacとiTuneライブラリの運用
家にいるときはこの2台体制で問題ないと思いますが、外出時、特に長期の出張の時などはやはり手元にすべてのデータがあると便利だと思います。
さらに言うと、上記の2台の他にMacBook Airも持っているため、こちらも含めての運用を考えていく必要があります。
現在のところ、MacBook Airは純粋にメモ取りや記事の執筆などを外でする時にもっていくくらいで、手元にデータがなくても済む作業にしか使えていません。
この状況を解決するために、上述したHDDのバックアップが活用できないか考えています。
具体的には旧MacBook Proから外付けHDDにバックアップしたiTunesライブラリをその他の2台で共有すること。このことにより新MacBook ProとMacBook Airには映像と音楽のデータを置く必要がなくなります。
メールデータの共有
また、メインのMacBook Pro15インチのデータのバックアップの書類フォルダに入っているファイルにはアクセスできるますが、メールのローカルデータをうまく同期できないか考えています。
メインのMacではOutlookを使っているので、MacBook Airでも、Outlookからメールのデータベースを外付けのバックアップデータから読み込めると便利なのですが、それだとデータベースが変わってしまっても基のMacBook Proのデータベースは逆には同期されないので不便です。
ということで今はMacBook Airではウェブメールを使っていますので、ローカルにはデータを置いていませんが、インターネット環境がないところでも参照できたらと思っています。
Tomo’s Comment
本当は全てのデータを1台のメインのMacBook Proに入れていつも持ち歩ければベストなのですが、物理的にどうしようもなくなってきたので、取りあえずは2台に分けての運用とすることにしました。
しかし、しばらく続けてみてやはり面倒なようであればMacBook Proの内蔵ハードディスクを2TBのものに換装するというのもありかもしれません。
しばらくは現在の体制で運用しつつ、上記の課題を解決する方法を調べていきたいと思っています。
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