【Apple】MacBook Pro のディスプレー表示がおかしなことに。海外出張中にしたことと帰国後の修理についてまとめました。

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2013年の5月に購入したMacBook Pro 15 Mid 2012モデルですが、ディスプレーがおかしな状態になってしまいました。

不具合が起こった現時点で国外にいたため、すぐに修理にも持ち込めませんでした。

ということで海外でできること、帰国後に修理した経緯をまとめてみます。

 

MacBook Pro 15インチ(Mid 2012)使用状況

このMacBook Proを購入してすでに2年ほど経ちます。

その後新しいモデルも出ていますが、メモリもハードディスクも増量してあるので、まだまだ現役で使うつもり十分です。

購入してすぐにガーナに持ち帰り地方出張に持って行ったり、日本に帰ってきてからも毎月のように海外出張に持ってきています。本当は手持ちのバッグに入れて持ち運べたらいいのですが、なにぶん15インチディスプレーで大きいこともあって、機内持ち込みの小型スーツケースに入れていることもあり、振動などの点では厳しい環境だったかもしれません。

さらに先日、窓際においておいたときに、雨が吹き込んで若干濡れてしまっていました。(ディスプレーは閉じてあったので、外側に水滴がついていた程度で済みましたが。)

そんなこともあって、最近ハードディスクからカリカリと音がしたり、トラックパッドを押しても反応が悪くてドラッグ中、押しているのに途中で離れてしまったりと細かい不具合が多くなってきていました。

ただ、日常的には使えるレベルだったので修理には出していませんでした。

 

ディスプレーに不具合が

そして今回も海外出張に持ってきたのですが、液晶の表示が徐々に不穏な様相をおびてきました。

最初は画面の両端が若干ちらつく感じだったのですが、徐々にディスプレー全体に波及。

そして最初は全体が青っぽくなり、紫色になってきました。

また線が何重にもなってしまいました。

その画面がこちら。

MacBook Pro ディスプレーの不具合

 

海外出張にできること

結論から言うと、ハード的な問題に対してできることと言うのはほとんどありません。それでもいくつか緊急対応としてやってみたことを書いてみたいと思います。

 

ソフト的な不具合を疑ってみる

見た感じ明らかにハード的な問題ですが、一応ソフト的なことも確認しておきました。

やり方ですが、Macのアプリフォルダの中のユーティリティフォルダの中にあるディスクユーティリティでディスクの検証を行います。

あるいはcommandキーとRキーを押したまま再起動するとディスクユーティリティが表示されますのでこちらの方がベターかも。

検証して問題があればディスクを修復します。

ディスクユーティリティ

 

やってみましたが、特に問題ありませんでした。

 

ハードウェアテストを実行

Dキーを押したまま再起動するとハードウェアテストが表示されます。

 ( 2013 年 6 月以降に発売されたものはApple Diagnosticsになります。)

 

時間がかかりますが「テスト」ボタンの下にある「全テストを実行します」チェックボックスにチェックを入れてテストをしてみました。結果は「問題なし」とのこと。

 

PRAMクリアをしてみる

各種設定が保存されているメモリ(PRAM)をクリアしてみました。

やり方はCommand とOption 、 P と R キーの4つを同時に押しながら起動します。2回音が鳴るまでそのまま押したままに。

やってみましたが、解決しませんでした。

 

出先でできることの限界

結論としては、多分ハード的な問題なので、日本に持ち帰って修理するしかありませんでした。

Appleショップに持ち込むつもりでしたが、他にもBicカメラなんかにも窓口があるようです。

 

ちなみに「MacBook ディスプレー 修理」と検索して出てきた安そうなところに症状を書いて見積もり依頼してみたら、「預かって診断しないと分からない。その価格は1500円。送料は客負担。」という返事。

だいたいの価格を知りたかったのでわざわざ見積もり依頼したのにこの対応はないよなーと思いました。1500円出していくらの修理代になるのか分からないのだったら、Appleで直すより安かったとしても、この店では修理するのはやめようと思いました。

そりゃ見なきゃ分からないのはそうなんだろうけど、どういう原因ならいくら、くらいのラフな見積もりだしてくれたらお願いしていたと思うのですが。

 

Apple Storeのジーニアスバーを予約

Macを修理するためには、Apple Storeに持ち込むか、正規のサービスプロバイダ(ビックカメラなど)に持って行く、その他の業者にやってもらうという方法がありますが、結局値段については、内容によってどの方法が安くなるのかは分からないようです。

サービスプロバイダとApple Storeとでもどちらが安くなるかはケースバイケースなのだそうです。

ということで、出張から帰ってきてすぐにApple Storeのジーニアスバーに予約を入れて持ち込むことにしました。

予約はこちらからできます。

 

ジーニアスバーでのやりとり

 まず、診断プログラムのようなものでチェックをしてくれました。ハード的には特に問題は発見されなかったようです。メモリのみ何か問題あるように表示されましたが、自分でメモリを積み替えていて純正品出ないということで特に問題ないとのこと。

ディスプレーの表示の問題なので、外部ディスプレーにつないで確認してくれました。

結果としては外部ディスプレーには普通に表示されました。

ということで、おそらくディスプレーそのものに何か問題があるか、もしくはもしかしたらロジックボードの方に問題があるかも、とのこと。

とりあえず工場に出してもらうことになりました。

 

修理期間の予測

夕方に持って行ったため、工場へ送るのが翌日、そして修理期間についてはおそらく4〜5日とのこと。

MacBook Airもあるし、旧MacBook Proもまだ使えるので、特にすぐ直らないと困る状況ではないのですが、意外に短い修理期間ということで安心しました。

 

気になるお値段

修理代についてですが、あまりかかるようなら買い換えた方がいいかなとも思っていましたが、提示された金額は税抜きで39000円

一律料金修理というものだそうです。

これ以上にかかる場合はメールで連絡をくれるとのこと。

ということで、お値段の方は微妙に高いながら、まだ買って2年ほどだし、買い換えるほど高くはないと判断し修理をお願いすることにしました。

ついでに、調子の悪かったトラックパッドのクリック動作についてもチェックして修理してくれるとのことで、これも一律料金に含まれるとのことでした。

ということで、手間をかけてやりとりしたりすれば安い業者さんは見つかるとは思うのですが、目の前で診断してくれて一律料金のApple Storeが手間がかからなくていいなと感じました。

 

お知らせメールが来た

修理に持ち込んだのが8月1日の土曜日。その場で引き取ってもらい向上に送られたのが日曜日。

そして修理完了のメールが来たのが8月5日でした。

こんな文面できます。

Apple製品の修理をApple Store, Shibuyaにご依頼いただき、ありがとうございました。
製品をお渡しする準備ができました。2015年8月12日水曜日まででしたら、いつでもピックアップしていただけます。それまでにご都合がつかない場合は、03-6415-3300までご連絡いただき、代わりのピックアップ方法をセットアップしてください。
ご来店をお待ちしております(写真付きの身分証明書をお持ちください)。
よろしくお願いいたします。Apple StoreチームApple Store Shibuya

 

さっそく渋谷までピックアップに行くことに。

 

修理完了と費用

Genius Barに直行しました。修理受付の際には事前に予約が必要となりますが、ピックアップの場合は予約なしで行くことができます

ピックアップにきた旨を告げると修理済みのMacBook Proを持ってきてくれました。

 

その場でスタッフの方が起動してくれてディスプレーの問題がないことを確認しました。

今回は、ディスプレーをそっくり取り替えてくれたとのこと。そして反応が良くなかったトラックパッドについても取り替えてくれたとのことでした。

 

気になるお値段ですが、事前の見積もりの通り税抜きで39000円(税込で42120円)。一律料金修理の扱いです。

 

一般の業者などに出していたらどうだったのか気になったので調べてみました。

Retinaの価格しか見当たらなかったのですが、こちらだと39000円ということでApple Storeと同額でした。

ということで、トラックパッドの交換も込みで、正規の修理といういことも考えると妥当な選択だったと思います。

 

Tomo’s Comment 

修理にかんする一連の対応についてはまったく問題なく気持ちよく進みました。値段もまあそれなりなのだと思います。

一つ、重要な教訓としては、Apple Careには入っておくべき、ということです。

今までMacを買い続けてきましたが、問題が起こるのはハードディスクとかCD/DVDの取り出しとかマイナーなものが多く、今回のようなトラブルは初めてでした。(ロジックボードの初期不良ですぐに交換してもらったことはありますが。)

で、油断して今回もApple Careに入らなかったのは大失敗でした。次にMacを購入する際には必ず入ろうと思います。

なお、今回正規に修理してもらったので、いまからApple Careに入れるか聞いたら、ダメとのことでした。やはり購入時か購入一年以内にApple Careに入っておくのが吉のようです。

 

 

 

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3 件のコメント

    • >つるさん、
      検査だけで結構するもんなんですね。でもその後の修理代の予測がついていれば検査だけで終わらせるのか分かるので高いか安いか判断できそうな感じがするんですよね〜

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