さてドブロヴニクでの美味しいシーフードでの夕食を終え、綺麗な夕日をみたところでドブロヴニクの初日は終了。
翌日は早速楽しみにしていた城壁巡りをしてみました。
ドブロヴニクの城壁
昨日の写真からもおわかりいただけると思いますが、ドブロヴニクは城塞都市となっていて、街全体が城壁で囲まれています。
もう一度旧市街の地図を。
地球の歩き方によれば、
「ドブロヴニクを取り囲む城壁は、全長1940mあり、高さは最高で25mに達する。」そうです。さらに読み進めると、「ドブロヴニクが城壁に囲まれたのは、街の誕生間もない8世紀のこと。現在見られるような形になったのは、15世紀から16世紀にかけての大工事によってだ。」
この城壁の上が通路になっていて、ぐるっと一周歩いてまわることができるのです。
入り口は3カ所ありますが、今回は西にあるピレ門から出発しました。
出発の前に
出発の前に重要なことを。ドブロヴニク観光でうまく活用したいのがドブロヴニクカード。このカード、1日、3日、7日有効なものがありますが、市内の8カ所の博物館が無料では入れるほか、バスも乗ることができます。
Dubrovnik Card | Save on sightseeing with tourist cardもちろん城壁への入場もこのカードに含まれていました。3カ所くらい行けば十分元が取れると思います。レストランも場所によって割引のサービスがあったりしますので、確認してみると良いと思います。
なお、一度入った施設は二回目からはカードでは入れませんので念のため。城壁に何回も登ってやろうと思っていたのに残念でした。
壁からの眺め
まずはピレ門内側の城壁へのエントランスでドブロヴニクカードを見せて入場チケットをもらいます。このチケット、途中他の入り口でチェックされますので、なくさないようにしてください。
さて最初はこの階段を登って城壁の上へ。
登り切るとメインストリートであるプラツァ通りが俯瞰できます。左の塔はフランシスコ会修道院。
この城壁、一方通行になっていて、上から見て反時計回りにしか歩いて行くことができません。順路に沿って、ピレ門から南下して海沿いの壁へ向かっていきました。
途中、隣にあるロヴリイェナツ要塞も見えました。こちらの要塞は城壁のチケットと共通だそうですが、残念ながら機会を逃して訪問することができませんでした。
南西方面から街を見るとこんな感じ。山沿いにある街なので、北側が高く傾斜しているのが分かります。
こちらの塔は民俗学博物館だと思います。
南側の壁に来ると海に面していて、景色が綺麗。これは要塞のある西側を見た風景。
もう少し東に向かうと、ロクロム島が見えてきます。
東南の端からはこのような光景が見えます。右がロクロム島。左の先には(見えませんが)空港があります。さらに向こうの陸地はコナブレ地方になると思います。
ここから壁を北上していくと、昨日夕食を食べた旧港が一望できました。
さらに壁を歩いて北に向かいます。
大きな音がしたので見てみると、港の埠頭で昔風のコスチュームの人々が先込式の鉄砲に火薬をつめて、空砲をならしていました。かなりの轟音がしてびっくり。
北側の壁から南方面を見たところ。屋根の色が統一されているのが綺麗です。
そして北西の門にはミンチェタ要塞があり、さらに高いところからの景色が楽しめました。
そして南に降ってピレ門で城壁一周ツアーは終了です。
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ドブロヴニクに来た人はまず間違いなくこの城壁は登るとは思うのですが、改めてこの城壁はおすすめです。ドブロヴニクの全景が分かりますし、統一された屋根タイルの美しさも堪能することができます。
一周をゆっくりまわっても1時間程度です。あちらこちらから美しい風景が眺められるので、ついつい写真をたくさん撮ってしまい時間がかかりました。朝一で行ったので、他のお客さんも少なく、じっくり見て写真が撮れました。
ドブロヴニクカードが何回も使えたら、毎日でも歩きたいくらいです。
ドブロヴニク観光のハイライトの一つであると行っても過言ではないでしょう。本当におすすめします。
なんですか、この美しすぎる空の青と建物の屋根のオレンジは!!衝撃的な美しさではないですか!!綺麗!!本当にきれいです。ドブロヴニクは一度行ってみたいと思っている場所なので、お得なカードの存在等メモしてかねば。こんなに綺麗な街なら絶対に行かないといけませんね!!
>asさん、
ドブロブニク、本当におすすめの場所です!
景色も美しい、人々も親切、美味しいご飯、そして複雑な歴史と、旅先としてとても充実しています。是非、次の休暇が取れたら行ってみてください。