今日の午前の授業でやっと一週間が終わります。
統計の授業はまず前回のレクチャーでやったところのおさらいの演習から始まります。内容的には、
二つの調査データについて、それぞれ二つのデータを比較して、相違があるのかないのかを検証するというもの。サンプルの数によって、検証の仕方が、というか使う公式が違ってきます。計算自体は公式に当てはめていけばいいので問題ないのですが、それで統計的に95%の確立でこの二つのグループの平均の間には差がある、と結論づけられる場合でも、その差が微妙な時(P-value)が0.05に限りなく近いときや、平均値の差のπのCIが0を含まないけれど限りなく0に近いときは、サンプル数を十分に増やす必要ありとの注意書きが必要とのことでした。
レクチャーの方は、最初にテストの範囲に入らないなんて講師が宣言しちゃったこともあり、若干緊張感が切れた雰囲気が漂っていました。内容としては、確立のことを扱っていて、使ったデータがプロイセンの軍隊で馬に蹴り殺された兵士の人数だったりと、8人兄弟で男女の数のデータなど、ユニークなものでした。ただ、最後に出てきたポワソン分布というのは、説明聞いただけではまったく分からなかったので、少し調べてみないといけないかと思いました。
今日の講師は純粋にこうした確立や統計のことが好きな人のようで、結局彼が地味にうれしそうに講義をしていたのが一番印象的だったかもしれません。
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