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【ホームズ】「ベイジル ねずみの国のシャーロック・ホームズ」は童話だけど本格的パスティーシュとしても楽しめる

私が今住んでいる街には古本屋が2軒あります。 一軒は、駅に行く途中で比較的大きめのお店なので、ちょっとした暇があるとのぞいています。もう一軒は、駅から家に向かうのとは違うルートにあるため、休日の散歩中などに行くことが多い…

【パスティーシュ】ホームズの晩年を描いた「シャーロック・ホームズ最後の解決」

ホームズの事件簿はジョン・H・ワトソン博士が書いた(一部ホームズが書くなど例外ありますが)長編4,短編56の計60の作品がオリジナルとされており「正典」などと呼ばれています。 その正典にインスパイアーされて書かれた数多く…

【ホームズ】漱石が描くホームズの姿とは?「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」

夏目漱石が英国ロンドンにに留学していた時期は、ホームズがロンドンで活躍していた時期と重なっています。さらに、漱石がシェークスピアのことを学んだ先生はベーカー街のすぐ隣の通りに住んでいました。 そんな背景から、漱石がホーム…

【ホームズ】またまた切り裂きジャックものを読んでみました。賛否両論?「シャーロック・ホームズ対切り裂きジャック」

シャーロック・ホームズが活躍していた19世紀末に起こった猟奇的連続殺人事件がありました。 5人(それ以上との説もあり)の売春婦を惨殺したのが切り裂きジャック。犯行予告の手紙から名付けられました。 しかし、犯罪のエキスパー…

【ホームズ】パスティーシュの傑作「シャーロック・ホームズのドキュメント」を読む

ロンドンホームズパブ2階のホームズの部屋   先日はホームズの研究について書きました。さまざまなテーマを持って書かれている研究書を読むのも楽しいのですが、ホームズの新たな事件簿を扱ったパスティーシュという分野の作品を読む…