ガーナの首都アクラに住んでいるのですが、すこし東に行ったところにテマという大きな港町があります。
テマはガーナで一番大きな港で輸入品の多くはこの港に着くことになります。
また、テマには韓国の人が多く住んでいるということで、韓国食ストアがあって味噌や醤油が買えたり、美味しい焼き肉屋さんがあったり。以前にも焼き肉を食べにやってきたことがあります。
今回の目的は魚市場で魚の購入。工業港ではありますが、漁港もあって新鮮な魚が手に入ると聞いていました。
テマの漁港と魚市場
案内してもらって最初に行ったのがローカルの魚市場。ガーナの人たちで賑わっていました。小さな漁船もたくさん。
ハタのような大きな魚も売っているのを見かけたのですが、圧倒的に多いのが小魚。
カタクチイワシとかかなと思ったのですが、良くみるといろいろな種類の魚がいるようです。稚魚のうちに取っちゃうのかな?
そして、このローカルマーケットとは別に冷蔵庫などで魚を保存している(外国人向け?)マーケットもあると言うことで、魚の購入はそちらですることに。
もう少し大きな所を想像したのですが海沿いではないところに小さな一角をしめていました。小さなお店が軒を並べているようで、行くとすぐにガーナ人のおばちゃん達が寄ってきてうちの魚見てけ−、とか、こんなカニあるよー、とか実物を見せてくれます。
確かに冷蔵庫っぽいものがあって、氷で冷やした状態で魚を売っていました。
こちらでよく見かけるレッドフィッシュです。タイだと思います。鮮度はばらつきがあるようですね。刺身には怖そうなものも。
魚の目利きが出来ればいいのですが、分かるのはえらが赤いほうがいいこと、目がしっかりしていること、ぐらい。
おばちゃん達も盛んにえらを見せてアピールしているので、えらで見分けるというのは世界共通なんですね。
値段はかなり安くて3キロのマグロを買ったのですが千円ちょっとでした。
魚料理パーティー
この日の夜、ここで買ったものを友人宅で料理しました。出刃と柳刃包丁は持参。
まずはタイから。刺身に出来る鮮度かいまいち自信が持てなかったので、味をみつつ臭いをかぎながらおろしてみました。まあ、腐っても鯛、っていうくらいだから鮮度の落ちは青魚より遅いはず。とはいえ、生食にはリスクがありますので、あくまで自己責任と言うことでお願いしました。
味の方はなかなか。歯ごたえはなかったのでそれなりの時間は経っているようです。
お次はロブスター。
包丁、まな板と比べてみると、その巨大さが分かると思います。こんな大きなエビをさばくのは初めての経験。
身と尾の間に包丁を入れて、手で尾をはずします。尾の裏側の固いところと柔らかいところの境目に切れ目を入れて身を取り出しました。実を取り出すときにスプーンを使うと良いと聞いていましたが手で取り外すことが出来ました。軍手無しでやったので手が痛かった。小さく切って、冷水にとって、こちらも刺身で。テマのロブスターは鮮度も良くて刺身でもいけるという話を聞いていましたが、やはり多少の不安はあり。これも自己責任で。
ワサビ醤油でいただきましたが、ぷりぷりして美味しかった。ロブスターは家の近くの魚屋で活きたのを売っているのでこれは今度またやってみよう。
そして最後はマグロ。市場のおばさんはYello finっていってました。キハダマグロなのかな。
こちらは5枚におろしました。そして刺身と漬けに。(残念ながらできあがりの写真を取り忘れてしまいました。)
Tomo’s Comment
魚のおろし方は、料理師匠のMichaelさんの「旬の魚教室」で習っていたのが役に立ちました。ひさしぶりにたくさん魚をさばいたので大満足。
幸い誰もお腹を壊した人はいなかったようで、こちらも一安心でした。魚の鮮度の見分け方、分かるようになりたいです。
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