【ガーナ】出張の途中で食べたフーフーは鹿の種類の肉入りでした

 

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今日はアシャンティ州のクマシに出張です。アクラからは車で4時間弱といったところでしょうか。 今日は昼前に出ましたが、行きがけに寄り道したので、着いたのは5時近くでした。

ちょうどお昼時でもあったので、道中、道沿いにある食堂でお昼を食べることにしました。

入ったのはこちらのレストランというか食堂というか、こちらではチョップバーと呼ばれているところです。

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レストランの様子

食堂と言っても、簡単な小屋、雨を避けるための屋根のついた調理場、木下に並べられたプラスチックの椅子とテーブルといった簡素なしつらえです。 メニューはなく、フーフー一択。あとは肉を何にするか選ぶくらい。 フーフーというのは、プランテーンとキャッサバを杵と臼でついたもので、特にガーナの中部でポピュラーなものです。

ところで、こちらの主食はだいたい白い塊状のものなのですが、地域によって材料や作り方が異なります。もちろん今では地域性は薄れて、どこでもいろいろなものが食べているようですが、傾向としては、南部はケンケとバンクーというトウモロコシの粉で作ったもの。中部はこのフーフーで、北部は雑穀類で作ったTZというものがよく食べられているようです。

この他にお米も良く食べられてますし、朝はパンを食べる人も多いです。

あ、お米をついて固めたオモツオというのも食べさせてもらったことがありました。これも白い塊系の仲間ですね。

さて、フーフーはこんな感じでつきたてのものを皿によそってもらうところから始まります。

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お餅と作り方が似ているのですが、杵の形はハンマー型ではなく棒状。ここではすでにある程度ついたものを、再度つきながら小分けにしているため、女性が座ったままペタペタとやっています。ここまでくる前の最初の段階はかなり力がいるようで、男性がかなり力強くついている光景を見かけます。 皿によそってもらったら、スープを温めている鍋のところに行って肉を選んで数を指定します。

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といっても、選べるほど種類がないことが多いので、あるものをもらうことになるのですが。 今日の肉は何か聞いたのですが、英語でなんていうかわからないとのこと。鹿の仲間だそうです。 そう言えば、くる途中で小さな犬くらいの大きさの鹿みたいな動物を売っているのを見かけたのですが、あれかな。 木の下のテーブルに持ってきてもらって、手を洗っていただきます。

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Tomo’s Comment 

肉ですが、かなり硬いものの、臭みやクセは山羊くらいのレベル。味は濃いので意外と美味しくいただけました。 こういうところで食べるのにはあまり抵抗もないし、お腹もこれまであちこちの途上国で鍛えられて強い方なのですが、フーフーは少し不安も。

というのも、いろんな段階で水をパシャパシャっと使うことが多いのですね。ついている時に、餅つきの時のように手に水をつけてこねながらついてますし、フーフーをよそうお皿も載せる前に水でパシャっとすすいでくれます。 スープが熱いし辛いしで殺菌効果がありそうで安心かと思いきや、フーフーとお皿が密着したところはスープに浸らないのですね。

滅多と下痢がひどくなることはないのですが、ガーナでは一度だけ、もう少し汚目のところでフーフーを食べた時にお腹をやられたことがあります。 今日はもう夜ですが特にお腹もいたくないので大丈夫なようです。

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