【旅行】ザグレブ空港のダイナースラウンジはいままでに体験したことのない温かいおもてなし

DinersLoungeEyecatch

カードラウンジではDinersがクオリティが高いと思います。

ザグレブには二泊だけの滞在で、その後は空路で今回の旅のメインであるドブロヴニクを目指します。 が、その前に、ザグレブの空港で立ち寄ったラウンジが印象的だったので書いておきたいと思います。

ダイナースラウンジ

ダイナースクラブは世界各国の空港にカードホルダー用のラウンジが用意されているため、仕事でも遊びでも旅行することが多い自分にとっては非常に価値のあるカードになっています。他のクレジットカードも空港ラウンジサービスがあることはあるのですが、海外の空港が少なかったり、内容もちょっとした待合室風だったりとイマイチ。ダイナースラウンジはビジネスクラスラウンジと同等、あるいはビジネスクラスラウンジに入れるようになっていたりするのがポイント。 ということで旅行の前には各空港のダイナースラウンジを確認してから行くようにしています。

ラウンジを確認する上での注意点は日本語のダイナースのサイトにのっているラウンジ情報は全てをカバーしてないところ。日本語ページでみつからなくても英語のページでチェックするとあったりします。

こちらで国と都市を選ぶとラウンジが検索できます。

ザグレブのダイナースラウンジ

ザグレブの空港にもダイナースラウンジがありましたので、トルコからドブロブニクへの乗り継ぎ便のチェックインを済ませてからちょっと寄ってみました。

ダイナースラウンジは、セキュリティチェック後のエリアにあることが多いのですが、ザグレブはチェックインの前のエリアにありました。

行ってみると鍵がしまっていましたが、すぐに担当の方が来て開けてくれました。 中に入ると、規模は小さいし、アルコールや食べ物のサービスは無い様子。係りのおじさんがお茶やコーヒーを淹れて持ってきてくれます。

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飲食のサービス面では他のダイナースラウンジには劣るのですが、この係りのおじさんがとてもいい人で、他のラウンジでは味わえない体験をすることができました。

普通はラウンジの係りといえば受付だけして後は接触がないのが普通です。しかしここは小さな空間でもあり、他にお客さんもいなかったこともあり、このおじさん、ダミールさんというのですが、があれこれとお話をしてくれました。

このあとドブロヴニクに行くと話すと地図を探してきてくれて、見所をあれこれと書き込んでくれたり、オススメのレストランも幾つか教えてくれました。

スルジ山頂にある戦争展示館もぜひ行くべきだとのこと。 旧ユーゴでは20年前に内戦がありました。まだ最近のことでもあり、人々の記憶もまだ生々しいであろうことか想像されます。クロアチアの人がどんなふうに感じているのか、そういう話をしてもいいものなのか、少し不安な気持ちもありました。 ダミールさんは、是非戦争展示館に行って欲しいと言います。彼曰く、彼らのことは許しているけど、決して忘れてはならない、とのこと。

旧ユーゴの内戦については、セルビアによる民族浄化とNATOによる空爆などの一般的なことは知っていたのですがか、今回旅行に当たって調べてみると、実は知らなかった様々な側面があることがわかりました。クロアチアの戦争もその一つ。 ダミールさんに薦められた戦争展示館は、後日行ってよかった場所の一つとなりました。

しかしこのダミールさん、とても親切で温かな人で、なんとなくクロアチアの人の雰囲気が分かったように思えました。そしてこの印象は間違っておらす、この旅行で会った人たちの多くが親切で温かな方ばかりですっかりクロアチアが好きになってしまいました。

Tomo’s Comment 

ということで、ザグレブ空港のダイナースラウンジは、他のラウンジとはちょっと違ったパーソナルな雰囲気のクロアチアらしい空間が体験できる場所です。Dinersのカードホルダーで、ザグレブの空港を利用する予定のある方にはお薦めです。(とっても少なそうですが・・・。)

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1 個のコメント

  • Buffet Kameniceでまたまたアドリア海のシーフードを満喫

    ザグレブのダイナースラウンジのDamirさんおすすめのレストラン、Buffet Kameniceにきてみました。 Damirさん曰く、庶民的なレストランで地元の人も多く来るところなんだそうです。   場所 場所は旧市街の中、青空市場が開かれる広場に面しています。位置的には旧港側になります。 レストランの中にもテーブルがありますが、ほとんどの席は広場の野外席になっています。   やはりシーフードを このレストランの名前Kameniceというのは牡蠣という意味だそうです。 ということで張り切って牡蠣を注文したのですが、行くのが遅かったせいかすでに売り切れとのこと。お皿一杯に殻付きの生牡蠣を食べている人たちもいてうらやましく思いました。 気を取り直してオーダー。 まずは小魚のフライ。現地語のメニューではGerice Pržene。 カリッとしすぎてもおらず、それでいてふにゃふにゃもしておらず。最高の揚げ具合。かなりたくさんだなー、と思ったのですが、どんどんなくなってしまいます。 そして、このおつまみにはこちらがないと始まりません。 店名を冠した白ワインです。こちらもキリッとしてシーフードによくあいました。   おつぎはムール貝のパスタ。Špageti na Mornarski。 こちらはムール貝のトマトソースの味は抜群なのですが、パスタが茹ですぎでやわやわでした。それだけが残念。   さらに頼んだのがイカ墨のリゾット。Rižot Crni。 レモンをタップリ搾っていただきました。 イカ墨の深い味とアルデンテのお米がまっちしてこれは美味しい。パスタのように米がやわやわでお粥みたいだったらどうしようかと思っていましたが、お米の火の入れ方は間違いないようです。   感想 気さくなレストランという感じで、雰囲気もいいし、料理もシンプルながら味はどれも抜群でした。 唯一、パスタのゆで加減についてはもう少しアルデンテでお願いしたかった。 それと、いったのが遅かったため牡蠣が食べられなかったのがとても残念。ドブロヴニクの牡蠣は近くのストンというところで採れた物がきているとのこと。これは直接行くしかないか・・・、などと決意しました。   ちなみにこちらのレストランはお昼の営業のみなので夜はやっていません。しかも人気店なので、席が空くのを待つのも結構時間がかかりました。他の予定を調整して、ちょっと早めに行くなどしたほうがよい…

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