タイのBlue Elephantの料理教室の様子。
先日は場所や施設によって海外での料理教室の分類をしてみました。今回は教え方による分類をしてみようと思います。日本での料理教室でも同じように分類できると思います。
ただ最初に言っておきますが、完全にこの二種類に分けられるというものではなく、二つの間のどこかの形態を取っているケースが大半でした。
デモンストレーション型
こちらは先生が料理を作って見せて、生徒はレシピを見ながらメモしていくという形になります。
手元に調理する設備がなく、メモを取るための机だけだったり立ったまま先生の手元をのぞき込んだりという感じです。 最後に試食をしながら話を聞いておしまいという感じ。
台湾のJodieさんの料理教室はほとんど手を動かすことはなかったですし(餃子教室を選ぶと一緒に作る過程は増えるようです)、日本で参加したデンマーク料理の教室もこんな感じでした。
また個人のキッチンで行われる教室の場合は、場所的な制約で作る行程をすべて自分がやってみることはできないことが多い傾向にあります。
Jodie’s Kitchen – Cooking School, Restaurant and Catering in Taipei, Taiwan – Front Page | Jodie’s KitchenJodieさんの料理教室のウェブサイトです。
実習型
こちらは先生による作り方の説明の後、実際に自分たちで作ってみるというものです。
教えてもらった全てのメニューを一から作っていくというものもありますし、生徒が交代で先生が作る一部の過程をやってみるというものもありますので、手を動かす度合いは教室によってまちまちです。
バンコクのBlue Elephantの料理教室は、習った料理をすべて自分で作る形でした。講義用の教室で先生がデモンストレーションをしたあとに、料理教室専用の厨房に移ると一人一人に調理施設と材料が用意されていて習ったものをすぐに作ることができます。
【料理教室】バンコクの素敵なタイ料理レストラン、ブルーエレファントの料理教室に参加!市場見学もできてタイカレーの作り方を習える | Master of Life Blog Remasterタイ料理教室の模様です。
一品一品、習っては作り、習っては作りという形で最後に自分で作ったものを試食するのですが、作ってから食べるまでに少し時間がかかってしまうことと、一人あたりの量が結構あってお腹がいっぱいになってしまったことが、デメリットと言えばデメリットです。しかし、すべての料理を実際に手を動かして作れるというのは習う方としては理想的だと思います。
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ということで、二つにタイプしてみましたが、最初にも述べたように、ほとんどの料理教室はこの組み合わせというか、この二つの中間のどこかになると思います。手を動かす量が多い教室もあれば、お手伝いはとても少ない教室もあります。
時間的に限られている場合などはデモンストレーション型で短時間で学ぶのも良いと思いますし、時間があればじっくりと作りながら覚えるのも良いと思います。
英語がちょっと心配という方は、できるだけ手を動かす教室の方が分かりやすいかもしれませんね。
ただし、前回も書きましたが、旅行の行き先で様々なタイプの料理教室が揃っていることはまれですので、行く場所、行く時期によっては選択肢がほとんど無いことが大半です。どうしても実習付きが良いとか、デモンストレーションがいいという事が無い以外は、参加できる料理教室に合わせるしかないでしょう。
次回は海外で料理教室に参加するにあたっての語学力のことについて少し考えてみたいと思います。
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