めしばな刑事タチバナの12巻を読んでいたら、ジャンバラヤが搭乗したので、食べたくなってしまいました。
ガーナには残念ながらジョナサンがないので、自作しました。
めしばな刑事タチバナ
めしばな刑事タチバナも早いものでもう12巻まで発売されています。
12巻でも渋いところでは「ご飯ですよ」を始めとする海苔佃煮が語られたり、炭酸入りコーヒーのファミレスオリジナルブレンドが語られたり。
そして、私的にメインだったのがファミレスについて。しかもしょっぱなのネタだったジャンバラヤ。
タチバナ刑事がカーペンターズのジャンバラヤという曲を聴いて、ジョナサンのジャンバラヤを思いだして、さらにどんな注文を取っても「ジャンバラヤ、お一つですね」と返すコントネタを思いだしたというのが導入部分でした。(すかいらーくがなくなったことを聞いて五島刑事が涙するというくだりがさらに前にあるのですが。)
このコントって、ウッチャンナンチャンのファミレスのコントだなってすぐに分かりました。確かにあれは面白かった。未だに覚えてます。
そしてジャンバラヤ。このコントのこともあってか、なぜかいつまでも記憶に残っているメニュー。当時は、ジャンバラヤがなんなのかも分からず食べていました。
このくだりを読んでいたらたまらなくジャンバラヤが食べたくなってきたので、ちょっと調べて作ってみました。
ジャンバラヤって何?
そもそもジャンバラヤというのは、ケイジャン料理の一つだそうです。
ジャンバラヤ – Wikipedia
Wikiのジャンバラヤの説明。食べ物とカントリーソングと両方説明されています。
ケイジャン料理というのはアメリカのルイジアナに移住したフランス系住民(アカディア人)の料理なのだそうですが、このジャンバラヤはルイジアナを一時期支配していたスペイン系住民の料理に起源があるそうで、ルーツをたどるとパエリアなのだそうです。と言うことは、お米を炒めた料理ではなく、炊き込みご飯に近いものだったのですね。
ジャンバラヤの作り方
Wikiに簡単な作り方が紹介されていたので、これを元に、家にあった食材とちょっと買い足した調味料などで作ることにしました。
- まずは米をざっと洗い水を切っておきます。リゾットなんかだと米は洗わないのですが、こちらは洗うようになっています。ガーナで買った米なので洗った方が安心なので指示に従います。
- 鍋で鶏肉と燻製ソーセージを炒めるとのこと。鶏肉は塩麹漬けにしたものがあったので、細かく切って使います。燻製ソーセージはなくて普通の豚肉のソーセージが冷凍庫にあったのでこれで代用。鍋ではなくフライパンに油で炒めて取り出しておきます。ソーセージから意外とたくさん油がでるので、最初に入れる油は少なめで良さそう。
- 同じフライパンで、タマネギ、セロリ、ベルペッパーを炒めるとのこと。ベルペッパーなのか緑のパプリカなのかピーマンなのか分からなかったのですが、一つだけ残っていたので使いました。タマネギ、セロリはみじん切りに。タマネギを飴色になるまで炒めるということでしたので、ちょっと省力化して、最初にレンジでチンしておきました。この段階で塩、胡椒、カイエンペッパーを入れて味付けしました。
- ここにニンニクのみじん切り、タバスコ、ケイジャンスパイスを入れるとのこと。ケイジャンスパイスはないので、ニンニクパウダーとチリパウダー、黒胡椒、オレガノを入れることに。ここに最初の鶏肉とソーセージを入れて、少し水を加えて少し煮込んでおきます。(15分くらい)
- 米を加えて半透明までにまぜるとのこと。リゾットの時もそうなのですが、半透明にならずに白くなってしまうことが多いので、どの辺まで炒めればよいのかがよく分かりません。お米に肉と野菜の味が染みこんだと思えるまで炒めてみました。(実際はまだ水分が残っているので炒めるというよりは混ぜるという感じでした。)
- スープストックを加えて混ぜて炊きあげます。スープストックはなかったのでお湯に固形のブイヨンの素を入れてかき混ぜました。水の量が分からなかったので普通のご飯より若干少なめな感じで調整。
- 蓋をして10分ほど弱火で炊いてから、火からはずして10分ほど蒸らします。炊きあがりの判断が難しかったのですが、ちょっと固めのところで様子を見て蒸らしに移りました。
できあがり
ということでできあがりはこちら。コリアンダーの葉っぱがあったので散らしてみました。
味の方ですが、ちょっとタバスコとカイエンペッパーの量が多かったようで、辛めのできでした。でも全体的には懐かしいジャンバラヤっぽい雰囲気が出ていたように思います。
お米は長粒米の方がいいのかもしれません。ちょっと粘りのあるできあがりでした。
調べてみるとケイジャンスパイスとして売られているものもあるようです。
Tomo’s Comment @tommasteroflifeさんをフォロー
ということで、美味しくはできたのですが、懐かしの味の再現度は80%といったところでしょうか。
茶色さがちょっと足りないので、再現度を高めるにはそこら辺に鍵がありそうです。
ふと思い出して無性に食べたくなるときってありますよね^ ^
ネットで調べてまでつくるところが凄いです!
>kuwachanさん、こんばんは。
外国に住んでいると、ふとしたきっかけで食べたくなるものが結構たくさんあります。先日もふととんかつを揚げるために固くなったパンを削ったり。
日本だったらお店で食べるものも、こちらにきてだいぶ作れるようになりました。