ロンドンに一日だけ滞在する機会があったので、どこで食べようか迷ったのですが、私もファンの一人であるジェイミー・オリヴァーさんのレストランに行ってみることにしました。
彼が経営するレストランはいくつかあるのですが、系列の中でもカジュアルそうなところでロンドンの中心街のコヴェント・ガーデン近くのお店に行くことにしました。
ジェイミー・オリヴァーさんとは
ジェイミーはティーンエイジャーのころにNaked Chefという番組でブレークしたイギリス人のシェフです。
ジェイミーさんは両親の経営するレストランで手伝いをしたのを皮切りに、リバーカフェやパリで修行をして、裸のシェフというテレビ番組で人気を博しました。
当初はアイドル的な扱いでのブレークでしたが、その後、無職の若者を鍛えてシェフにする活動や、イギリスやアメリカの学校給食の改善に取り組むなど社会的な活動もするようになりました。
社会派的な活動もするようになったのですが、彼のスタイルは一貫していて特にセレブシェフ然ともしていません。気のいいお兄ちゃんというキャラがずっと一貫しているところにとても好感が持てるのです。
ジェイミーズ・イタリアン・コヴェントガーデン
彼の本やDVDを通してファンになっていたのですが、これまで彼のレストランに行ったことはありませんでした。テレビ番組でどんな料理を作るのかは分かっていたのですが実際に食べていないというのは残念。
ということで、今回の短いロンドン滞在の際に、彼の経営するレストランの一つに行ってみることにしました。
ジェイミーさんの展開するレストランは、今回行ったJamie’s Italianと、無職の若者にチャンスを与えるべく開始したフィフティーン、そしてBarbecoa というBBQのレストランがあります。
フィフティーンについてはDVDのジェイミーズキッチンで見ていたのでいつか行ってみたいと思いつつまだ行っていませんでした。今回もジェイミーズイタリアンにするかフィフティーンにするか迷ったのですが、彼の真骨頂が味わえそうという予感がしたので、ジェイミーズイタリアンに行ってみることにしました。
予約システム
ジェイミーズ・イタリアンはかなりの人気レストランらしく、予約をしていった方が良いとの情報を得ました。
電話ではなくともネットで予約ができますので、サクッとネットで予約を入れてみました。こちらから簡単に予約ができます。
平日の金曜のランチでしたが、12時から1時にかけてはかなり混み合ってみるらしく、空いていたのは1時15分か1時45分。ホテルがヒースロー近くだったのでちょっと遅めのランチの1時45分を予約しました。
食べたもの
ジェイミーはイギリスやアメリカの不健康な食生活を改善すべく活動をしていますので、添加物や油脂をタップリ使った料理はあまりだしていない様子。
席だけ予約をしていったので、メニューを見て何を食べるかかなり迷いながらオーダーを決めました。
こちらのメニューに加えて、壁には本日のお薦めなどのメニューがありました。
まずは飲み物から。プロセッコがあったのでお願いしました。
続いてはパスタを。ジェイミーのお薦め(Jamie’s Must-Try)ということで書かれていたGnudiというのをハーフポーションでいただきました。
リコッタチーズを包んだ記事を茹でて、セージとレモン、パルメザンチーズバターソースであえたものでした。お薦めだけあって味はかなりのもの。リコッタチーズの美味しさがソースによって引き立っています。
続いてはメインです。最初はサラダを頼む予定だったのですが、ないとのことで急遽変更を余儀なくされました。で、選んだのが、Jamie’s Italian Signature Prochettaというもの。豚バラをハーブとガーリック、フェンネル、クルミ、マッシュルームのソースでいただくというものです。
そしてサイドメニューとして、新じゃがのローズマリー・ニンニクオイル和えを頼みました。
そして最後にダブルのエスプレッソをいただいて終了。
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ジェイミーのイタリアンは、本場そのままのイタリアンではなくあくまで彼がアレンジしてロンドンの人たち向けに作ったイタリアンとなります。
ジェイミーはイタリア人のシェフ・ジェンナーロにも師事していますし、イタリアにも行っていますので本場の味にも詳しいと思われます。しかし、ここではロンドンの人たちに好かれるであろうイタリアンを提供している印象を持ちました。
基礎さえしっかりしていれば、アレンジしてもこれだけ美味しいものが作れるという良い見本だと思います。
有名シェフのお店と言うことで味についてはあまり期待していなかったところもあったのですが、食べてみて認識を改めました。どの料理も美味しかったのです。
彼のテレビ番組を見ても、食品添加物を極力排したいという姿勢はうかがえますし、食材の善し悪しにもこだわっていることもうかがえます。今回はとくに豚肉と新じゃがの素材の良さに感銘を受けました。
ロンドンの気軽なランチやディナーとして、とてもお薦めできると思っています。
追記:ジェイミー・オリヴァーさんの関連記事も増えてきたのでカテゴリーを作りました。
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