ホーチミンに行ってきました。
この4年くらい、ベトナムには年に4〜5回行ってきたのですが、今年はちょっとお休みで、今回が今年初のベトナム行き。
しかもホーチミンに超短期滞在でした。
従って、あまりたくさんベトナム料理を食べる機会が無かったのですが、それでもいけたのがこちらの「フーティウナムヴァン(Hu Tieu Nam Vang Quynh)」というお店。
フーティウって?
店名にもなっているフーティウですが、麺の種類となります。同じ店名にあるナムヴァンというのがカンボジアのプノンペンのことなので、プノンペンから伝わった麺ということになります。
もともとは中国から入ってきた麺がカンボジアでクイティウになり、ベトナム南部に伝わってフーティウとなったそうです。
カンボジアでクイティウを食べたこともあるのですが、私にとってクイティウと言えば、新宿のカンボジア料理店、「アンコールワット」。
昔通っていた職場が近かったので、ランチにディナーによく行っていました。
印象に残っているのはクイティウとカボチャのプリン。カボチャの種をくりぬいた中にプリンが入っているという一品です。
クイティウというのは、フォーのような生麺ではなく、乾燥麺の状態になっているので、フォーやブンともまた違った食感(歯ごたえ)になるのだそう。
バンカンをチョイス
なるのだそう、と書いたのは、ここでフーティウを食べなかったからです。
で、何を食べたのかというとバンカンという別の麺。
このお店のシステムでは、麺を選んで、汁ありか汁無しか選ぶというのが一般的。
麺は、フーティウ、ミー、バンカンの三つから選べます。
通常であれば、店のシグニチャーなフーティウを迷わずチョイスするところなのですが、これまで食べてきたベトナムのヌードルでは出会ったことのないビジュアルの麺、バンカンが気になってしまい、こちらをオーダーしてしまいました。汁無しで。
英語名ではスパゲティと書いてあるのですが、見た感じはうどんに近いです。
ベトナムでうどんと言えば、伊勢うどんを起源に持つといわれるホイアンのカオラウがありますが、それともまた違った雰囲気を持っています。
調べたところ、タピオカで作る麺なのだそうです。
登場したバンカン。
汁無しを選択しても、スープが一緒に付いてきます。こちらはスープとして飲んでもいいし、後半で麺にかけて食べても良いのだそう。そしてチリとハーブが付いてくるのはベトナムっぽいですが、ハーブはいつもとは若干種類が違う感じでした。
具はシーフードに肉にネギ。
タレは甘塩っぱくてなかなかいけます。
麺の食感ですが、確かにタピオカを使ってるらしく、うどんよりは表面に歯ごたえがある感じ。美味しいのには間違いありません。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
今回は初めて食べたバンカンを堪能しましたが、次回行くことがあればやはり店名にもなっているフーティウを味わうべきかと思います。
具やタレは同じでも、麺が違うとかなり別物になりそうな予感がします。
本当はこういう店が家の近くにあって、通い詰めてその日の気分で違った麺を食べるというのが理想ですね。
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