「シャーロック3」は最初のエピソード「空の霊柩車」だけしか見ていません。エピソード2と3を日本で放送する前にガーナに帰ってきてしまいました。
iTunesで発売になるであろう7月上旬を待ちたいと思います。
昨日はシャーロックとジョンの下宿先に訪問したことを書いたのですが、そう言えばかなり前に、「シャーロック」にたびたび登場し、第2シリーズのクライマックスの舞台となったセントバーソロミュー病院、通称バーツに行ったことがあるのを思いだしましたので紹介したいと思います。
ホームズとワトソン、シャーロックとジョンの出会いの場所
バーツと言えば、原作のホームズとワトソンにとっても重要な場所となっています。なぜならこの病院でアフガニスタンから帰還したワトソンとバーツで実験を繰り返していたホームズが出会うこととなったからです。出会いをお膳立てしたのはワトソンがバーツで働いていた時に手術助手をしていたスタンフォード青年。同居人を探していた二人を紹介したのですが、その舞台がバーツでした。
初めて会った時のホームズの台詞、「あなたアフガニスタンへ行ってきましたね?」は記念プレートになってバーツの博物館に展示されています。
21世紀のシャーロックとジョンの出会いもまたバーツでした。スタンフォードに仲立ちしてもらうところも、出会う場所も原作を踏襲していました。
そして「シャーロック」でキーとなる役割を持っているモリーもバーツ勤務ですね。
原作では出会い以降は登場しないセント・バーソロミュー病院ですが、「シャーロック」シリーズでは頻繁に登場するのみならず、「シャーロック2」のクライマックスの舞台ともなっていました。
セント・バーソロミュー病院
セント・バーソロミュー病院はイギリスでの歴史の古い病院で、創設はなんと1123年。建物はもちろんオリジナルではないそうですが、少なくともオリジナルのホームズが生きていた時代からは変わっていないようです。
場所はセントポール寺院の近く、シティ内部に位置しています。
では、昔訪問したときの写真をいくつか紹介したいと思います。
病院名の描かれた壁面はシャーロックでも登場していました。「ライヘンバッハ・ヒーロー」では終盤に夜景のシーンで映っていましたね。
こちらはちょっと分かりにくいのですが右手前の赤いれんが造りの小さな建物の手前あたりで、ジョンが建物の上に立つシャーロックと携帯電話で最後の会話を交わしていました。
シャーロックは、この写真では見えませんが右側に建物があってその屋上に立っていました。
そしてシャーロックが立っていた建物がこの写真の右側の四角い建物。
ちょうど右の写真が切れるあたりの上にシャーロックが立ってジョンと会話をしました。落下地点は残念ながら写真のちょっと外側になります。
ライヘンバッハ・ヒーローと空の柩を確認してみたら、赤い電話ボックスも確認できましたし、担架で運び込まれた扉も電話ボックスの横に映っているもののようでした。
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残念ながら「シャーロック」で撮影されていたような角度での写真はなかったのですが、ぎりぎりで重要な場面が撮影された場所の写真が撮れていたのはラッキーでした。
ロンドンに行く機会があれば、バーツを再訪してもう少しよい写真を撮れたらと思います。
ちなみに、付属の博物館は医学の歴史に興味がある人には面白いと思います。また、シャーロッキアンにとっても、上述した二人の出会いを記念したプレートがあるので訪問の価値はあると思います。
ちなみに、原作のホームズとモリアーティが対決したのはスイスのライヘンバッハの滝はこちら。
昔訪問した際のことはこちらに書いていますので、ご興味があればご覧いただければと思います。
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