今回もここで食べました。
以前、アフリカ巨大カタツムリを食べた話を何度か書いているのですが、感想としてはちょっと土臭い感じがしてもう食べなくてもいいかもというものでした。
しかし、今回再度チャレンジしてみたところ、今までのものよりも美味しく感じられました。どんなカタツムリだったのか、紹介したいと思います。
イースタン州の食堂
いつも出張に行くガーナ人の同僚が好きなのか、イースタン州の首都、コフォリドゥアに行くとかならずここで食事をします。
カタツムリは人気があるのか、頼んでもあったりなかった。今回はたっぷりとあったようでした。
食堂は建物はありますが、テーブルと椅子は屋外の木の下に並べられています。
いつものように手前に見える洗面器と水、液体石鹸で手を洗います。(最近はコレラも多いので手洗いは重要です。)
そして待つことしばし、お皿が運ばれてきました。
こちらが「フーフー・ライトスープ、牛足とカタツムリ入り」。
真ん中にある白いものがフーフー。ガーナのみならず西アフリカで広く食べられています。材料はプランテーン(料理用バナナ)とキャッサバで、杵と臼でついて作ります。今回は同僚のこだわりもあって、プランテーン多めという特別注文で。
スープはトマトベースのライトスープでちょっと辛めです。
ゼラチンのぷるんぷるんしたものに皮がついていたのが真ん中奥のもの。聞いてみたら牛の足の部分だそうです。牛すじともちょっと違う気がするけど似たような部位だと思われます。食感もいいのですが、味がしみこんでいたなかなか美味しかったです。
そしてこちらがアフリカ巨大カタツムリ。
今回は豪華三つ入り。前回の経験から正直一つで十分だったのですが、同僚が注文してくれたので伝えそびれていました・・・。ご馳走なのでそれを食べたくないとも言えないし。
おそるおそる食べてみたところ、今回は土臭さが少なくて、きちんと味わって食べることができました。
味はまさに貝類の味。サザエとかアワビに通じる食感です。さすがカタツムリも巻き貝の仲間なんですね。
ちょっと固いのですが、味も貝っぽいし、土臭さもなかったので普通に食べられました。万人にお奨めはできませんが、ガーナに来たら一度はお試しいただきたい味です。
生きているカタツムリの姿
さて、このカタツムリですが、雨期にはたくさんとれるようで、車で走っていると沿道で籠に入れたカタツムリを売っている人をたくさん見かけます。
売り子さんの写真があるといいのですが、いつも走っている車から見るので写真が無いのが残念。
代わりと行って歯なんですが、同じイースタン州のホテルでみかけた生きているカタツムリの写真を。
比較できるものが無いので大きさが分かりづらくて恐縮ですが、これは少し小さめのカタツムリで10㎝ちょっとといったところ。
これよりもっと大きいものを籠にたくさん入れて売っています。
Tomo’s Comment
ということで、4度目くらいにして始めて美味しいと思えるカタツムリを食べることができました。
同じ店なのになんで味が違うのかはよく分かりませんが、季節柄とか生息している場所とかそんなところなのかもしれません。
ちなみにエスカルゴは食べるまでに何日も絶食させて臭みを取るのだそうです。ガーナではもちろんやってないと思います。
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