グルメ・料理漫画もだんだんジャンルが進化・深化してきており、ラーメン、カレー、蕎麦、中華、イタリアン等々に特化した作品が生まれてきました。
本屋でたまたま見つけたこちらのマンガは丼にテーマを絞った作品。2巻で完結となっています。
どんなストーリー?
日本の米あまり問題を解決したい農水省。
「米消費向上対策センター」を設置することに。
このセンター、お米を消費してもらうには丼ものをもっと普及して食べてもらえばいい、ということで、農水省直営の丼専門店となります。
配属になったのは主人公・米野国崇と新人職員の及川栞。
後に米野は父親が腕の立つ料理人だったことが明らかになります。新人職員の及川さんは女性。
ん、なんだか「美味しんぼ」の当初の設定と似ているような。山岡・栗田コンビを思い浮かべてしまいますね。
このセンター、単年度で赤字が出ればすぐに閉店という厳しい設定。しかも近隣には牛丼屋やファミレスがある難しい環境もあります。
一番最初の丼は牛丼。
及川さんに牛丼を食べさせた米野は、貧しかった妹達に丼を作っていたことを思いだし、丼専門店をやっていくことを決意。
登場する丼もの
かつ丼を皮切りにその後メニューを増やし、だんだんと丼物メニューが充実していきます。
一巻に登場するのは、
- 笑顔が見たくて 牛丼
- 覚悟キメます ウナ丼
- 汗水たらして 木の葉丼
- 最高の贅沢 カレー丼
- 日本の原風景 天丼
- 父子の絆 カツオ・アボカド丼
- 主役はどこに 海鮮中華丼
- 苦労の結晶 あんかけ丼
- お得に美味しく 金目尽くし丼
- 肉汁たっぷり父の カツ丼
いずれも一工夫された丼ばかりで、食べてみたくなります。
一話ごとにレシピが書いてあるので実際に作ることも可能です。
二巻では、
- うれし目出度し 紅白丼
- メタボに最適 サラダ牛丼
- 隣国の美味 魯肉飯
- お茶漬けを一工夫 スープ丼
- 米粉を有効活用 ビーフドリア丼
- 失敗してもOK 天玉丼
- 食べ易くって味豊醇 親子丼
- 網焼きでジューシー 十勝豚丼
が紹介されます。
梅とささみのスープ丼に登場したささみ丼が美味しそうでした。
ささみを梅を大葉で巻くのってとっても美味しそうだったので、実際に作ってみました。
これだけでも十分美味しいかったのですが、丼にしてスープかけるとさらに美味しそう。次はちゃんと本書に登場したようなスープ丼にして食べようと思いました。
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この「丼なモンダイ」基本は一話完結で、丼にまつわるエピソードと一つの丼ものが紹介されます。
丼物、ダイエットの寒天から最近はなるべく食べないようにしているのですが、実は大好物。
牛丼、天丼、親子丼、カツ丼など、思いだしただけで腹が減ります。
外で食べるのもいいのですが、家で作るのもなかなかいいです。天丼は天ぷらを買ってきてになりますけど。
そんな丼物好きとしては、なかなか楽しめる作品でした。
2巻完結ですが、もっと長く続けてもらいたかったと思っています。
スープ丼って新しいね。 / “【食漫】丼ぶりがテーマのグルメマンガ「丼なモンダイ! 」1巻、2巻 | Master of Life Blog Remaster” https://t.co/PFHKpfi0CL