食べ物漫画界で安定した面白さを誇る「めしばな刑事タチバナ」もいつのまにか16巻を数えています。
本巻でも身近な食べ物の話題で必要以上に熱く盛り上がっています。メインのテーマは魚肉ソーセージで5話。納豆も3話となっており、こちらも熱いです。
魚肉ソーセージが熱い!
5話連続で魚肉ソーセージネタが続くのですが、これまでの連続ネタと違って、テーマは魚肉ソーセージなものの、それぞれ独立した話が微妙につながっているという体裁です。
それぞれの話で主役が変わっていて、馴染みのキャラについてさらに深く掘り下げている回もあれば、タチバナがらみの回ではやはり細かいネタで盛り上がります。
トピックとしては、アルミの金具の話と呼び方の話あたりがメインとなるのでしょうか。
確かに、昔魚肉ソーセージ食べるときにあのちっちゃな金具を歯で噛んでぐりぐりしてラップをむいて食べた記憶があります。それが最近はなくなりつつあるとのこと。金具がついていても、金具をかじってあける必要は無いのだとか。
マルハはマルハで2013年、どこからでも包装がむける便利なテープがついた新方式の”くるんパック”仕様に変わってな・・・。実は金具を攻める必要がまったくない。(中略)拳をおろした相手とわざわざ闘ってるんだぜ。・・・バカみたいだろ
呼び方ですが、韮沢刑事課長のように略してギョニソが一般的かと思っていたら、上の世代の今野副所長は「ギョソ」って呼ぶのだそうです。調べてみると確かにギョソって行ってる地域もあるらしいです。っていうかギョソが一般的?
そして魚肉ソーセージではないのですが、「ポールウインナーソーセージ」っていうのも初めて聞きました。関西ではかなりポピュラーな畜肉ソーセージなんだそうです。90%は関西で消費されるのだそうな。でも、関東人にとっては謎の食べ物ですね。
そんなこんなで、最近魚肉ソーセージ食べてなかったので、ちょっと食べたくなってしまいました。
納豆も熱い
ギョニソについで3話で語られているのが納豆です。
こちらは3話は連続していて、裏カジノの手入れの前後のタチバナ、志波さん、丸山、五島の会話が中心となっています。
トピックとしては、まずは豆の粒の話。最近小粒が主流になっているということと、一方で大粒はプレミアム系として生き残っているということ。確かに、小粒やひき割りをよく見かけるなあとは思っていましたが、一方のプレミア系の大粒はあまり見かけていないかも。中粒も同様にあまり気にかけていなかったのですが、タチバナ曰く、
中粒の魅力は、”いいとこどり”。どっちつかず的とも言えますが、大粒のような「豆の味」と小粒系の『カジュアルさ」をぎりぎり兼ね備えた、これぞ”ザ・納豆”だと、改めて感じ入っている次第です。
とのこと。
私も納豆は大好きで、ご飯にかけるだけでは飽き足らず、パンにのせて納豆トーストを作ったり、卵焼きに混ぜて食べたり、さまざまな食べ方で楽しんでします。でも、粒の大きさにはあまり注意を払ってなかったかも。今度スーパーに行ったら、大粒系も試してみようと思います。
そして納豆でもう一つのテーマはタレとカラシの話。
あのちっちゃな袋に入ったタレとカラシはいつも納豆に混ぜた後の処遇に困るというか、切った切れ端と本体の入れ物と、細かいゴミがでて処理が面倒くさいと思っていました。
タチバナでもでてきましたが、一時ゼリー状のタレを混ぜる方式のものがあったのですが、いつの間にか消えてしまっているようですね。
また、最後にはタレ以外に何かをかけて納豆をさらに美味しく食べるという話もありました。
辣油を加えたり、ふりかけを加えるという方法があるのだそうです。タチバナが紹介していた卵を混ぜる方法などはたまにやっていましたが、ふりかけは試したことがありませんでした。納豆好きとしては、試してみる価値がありそうです。
Tomo’s Comment
ということで、16巻になってもクオリティーが下がらない「めしばな刑事タチバナ」、今後の作品も楽しみに待ちたいと思っています。
「深夜食堂」を読んでしまったので、新しい食系コミックを探していました。
さっそく1巻をダウンロードして読んだのですが、最初の巻から熱く語って
いますねえ、、、
あまりの面白さに2巻と3巻をダウンロードしたところです。
読んでいない巻が15巻もあるなんて楽しみが一杯です。
>みっちょんさま
深夜食堂も面白いですよね。ドラマにもなってましたが、めしばな刑事もドラマになっていたみたいです。
今は孤独のグルメのDVDを借りてみていますが、終わったらどちらかも見てみようと思います。