【旅食】上海から杭州に移動し真っ先に食べた奎元馆の名物麺「片儿川」。さすが江南の麺王だけあった?

片儿川

 

19年5月の上海旅行ですが、一泊で杭州にも行ってみました。

杭州でも、美味しいもの三昧ということで、紹介してきたいと思います。

最初は麺料理の片儿川。

 

上海から杭州へ移動

今回の上海旅行は4泊5日という日程だったため、上海だけではなく、別の場所にも行ってみたいと思っていました。

地図で近くの都市を見渡したところ、杭州という都市が目に入ります。

 

昔ガーナのアクラに住んでいたとき、家の近くに杭州飯店という味わいのある中華料理屋さんがあり、頻繁に出入りしていました。

中国の田舎にあるような雰囲気のレストランで、料理は何食べても美味しく、ビールは勝手に冷蔵庫から持ってくるシステムで、いつもくつろいでいたのを思い出します。

しかし、杭州自体にはいったことがなくて、いつか行きたいと思っていました。

 

上海からもそれほど遠くないので、チャンスと思い行ってみることにしました。

杭州といえば東坡肉などの名物料理も楽しみです。

 

上海から杭州まで

上海から杭州肉には、当初は新幹線を使おうと思っていました。

しかし、運が悪く、この移動日が5月1日。

この日は中国の連休が始まる日ということで、Webで予約しようとするも、どの便も満席。夜中に出るのも現実的ではなく、他の手段を探しました。

Webで見つけたのが高速バス。やや不安はあったのですが、ちょっと高めの値段のバスを予約し、無事に移動手段を確保できました。

 

上海から杭州行きのバスが出るのは、上海長途客運南站。日本語だと上海長距離バス南駅?

 

地図ではこちら。

 

バスということで、狭いシートで結構長距離を移動ということで、やや不安がありつつバス乗り場へ行ってみました。

バス乗り場は立派な建物ですが、中は大混雑。

上海長途客運南站

 

うわーっと思ったのですが、今回乗るバスはちょっとお高めだったからか、別のVIP乗り場の方から出発とのこと。

上海長途客運南站

 

少し期待が高まりました。

 

そしてバスに乗り込んでみると、予想を遙かに超える豪華シート。

杭州行きのバス

 

枕もついていて飛行機のシートのような雰囲気です。しかもビジネスに近め。

杭州行きのバス

 

おかげさまで、杭州までの道中はとても快適に過ごせました。

 

杭州で最初の食事に向かったのは

バスは少し郊外に着きそこからは地下鉄で移動。

無事にホテルにチェックインし、まずはお昼ご飯を食べに出かけました。

 

夜はちゃんとしたレストランに行く予定でもあり、ランチはあまり重くないものを、それでいて杭州っぽいものということで、見つけたのが「片儿川(ピエンアールチュアン)」という麺料理。

豚肉とタケノコと菜っ葉の漬物ののった汁麺で、杭州名物なのだそう。

そんな片儿川が食べられる店で、とても有名な奎元馆というところに向かってみました。

 

場所はこちら。

西湖からは少し離れていますね。

 

到着してみると気軽に入るラーメン屋さんというイメージよりはちゃんとしたレストランといった趣。

奎元馆

 

今回は二階に入りましたが、こちらもなかなか重厚な作りです。

奎元馆

 

 

片儿川だけではなくいろいろと食べてみました

お昼でしたが、ちょっと歩いて暑かったのでこちらを一本。

ビール

 

よく飲むチンタオではなく、千島湖というもの。初めて飲んだかも。

 

お野菜もいただきました。

野菜

メニューでは麻香野菜とあって、英語ではMackerel Vegetablesとあります。

あっさりしていますが、麻が効いています。

 

続いて、こちらは冷菜。メニューでは、糟鉢头(Bad Head)と書いてありました。

糟鉢头

海老、ウズラの卵、枝豆、鶏手羽先が冷たいスープに入っています。

スープはおでんのスープを思わせる薄味。冷たいこともあり、あっさりと美味しくいただけます。

 

そしてお待ちかねの片儿川。

片儿川

タケノコと豚肉、そして菜っ葉の漬物がトッピングされた醤油ラーメンといった一品です。

これ自体は特別にパンチのあるものではなく、どちらかというと日常的な食事といった味わいになっています。

おそらく、ごちそうとして食べるというよりは、普段からお昼などにさっと食べるようなものなのでしょう。

毎日食べても飽きない味、といったらいいのでしょうか。

 

Tomo’s Comment 

旅行に来ると、毎日あれもだべたいこれも食べたいと、昼、夜でたくさん食べることになってしまうのですが、夜にごちそうを食べることが多いので、昼は軽めかつ、その地域ならではのものがちょうどよい感じ。

そういう意味では、今回の片儿川ぐらいの感じがよいかと思います。あまり重くなく、かつ現地の名物料理ということもあり、満足でした。

いよいよ夜は待望のあの杭州料理を食べに行きます。

 

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