コロナ前、最後に行った国がカンボジアでした。
このときのことはこのブログにも書いたのですが、当時はその後世界があんなことになるとは予想だにつきませんでした。数ヶ月に一回、飛行機に乗って海外に行って、仕事をして、現地の食事を食べて、という生活がガラッと変わってしまいました。
大学卒業後、年に複数回仕事や遊びで海外に行っていたり、時期によっては数年海外で過ごしたりと、常に新鮮な刺激があった生活が一変しました。
もちろん、コロナという100年に一度のパンデミックへの対応で、それどころではありませんでしたが、海外の現場の空気が吸えない、現地のご飯が食べられないというのは寂しいものがありました。
今年に入って、やっと少し世界が元に戻りつつありますが、完全に戻ることはなさそうです。
とはいえ、海外にも徐々に行けるようになってきたのは嬉しいことです。
今回は、そんな久しぶりの海外、カンボジアで、例によって美味しかったものなど記録しておきたいと思います。
クメール・スリン
クメール・スリンは最初にカンボジアにきた時にも食べた思い出のレストランです。その後、時間を空けて(10年以上!)きたときにも行っています。
こちらが入り口。木の感じと作りからなんとなくジャングルの遺跡のようなたたずまい?
いつも夜に来ていたので、もしかしたら昼に来るのは初めてかも。
メニューをもらって、注文します。この日は人数が多かったのでいろいろと食べられました。
カンボジアに来ると毎回食べている卵焼きです。ただの卵焼きではなく、こちらの塩蔵・発酵した魚の調味料を使っていて、私の好きな臭い(失礼)香りがするのがお気に入り。
続いて、こちらもクメール・スリンに来ると食べるカエルの炒め物。変えるの脚の部分ですが、淡泊な鶏肉のような味で、好きな一品です。
こちらは生野菜を真ん中のソースにつけて食べるもの。
こちらはインゲン豆のサラダ。(だったと思います・・・。)
そして最後、イカと胡椒の炒め物。胡椒と行っても、生の胡椒ですので、実がプチプチして、ピリッとして、イカとの相性が抜群。
昼だったので、ビールは飲めませんでしたが、間違いないクメール料理がいただけるレストランであることに変わりはありませんでした。
お初のCuisine Wat Damnak
ディナーで行ったCuisine Wat Damnakは、これまで行ったことがなかったレストラン。
カンボジア料理とフレンチのフュージョン料理と言えばいいのでしょうか。
レストランの建物もスタイリッシュ!
xこの日は二つのメニューから選ぶ形式でした。基本は二つコースから選ぶということのようですね。
植物ベースのメニューの方が安かったのですが、せっかくなのでTasting Menuの方をチョイス。
最初に来たのが、Clams and tapioca cold soup, cucumber, rose apple kalamansi espuma, rice paddy herb, puffed tapiocaという冷静のスープ。柑橘系の泡(エスプーマ)がのっています。
最初にさっぱりと、ということですね。
つづいては、Fresh rice flakes, prawn and coconut cake, smoked fish, kaffire lime leaves, spicy ambarella salad with peanuts。
こちらはエビのすり身のケーキ(フィッシュケーキで使う方のケーキ)にサラダがのったもの。緑色の葉っぱはコブミカンの葉。ケーキのしっかりした感じと爽やかさの組み合わせとなっています。
お次は、Slow cooked Spanish mackerel, wild candle yam, coconut cream with lesser ginger, lemon basil, watercress puree
鯖の下に野菜のピュレとココナツソース。Candle yumというのは調べてもよく分からないのですが、鯖の下の長細いヤム芋?のことかと思います。
徐々に濃いめの味になってきました。
そろそろ肉料理に入ってきます。
こちらはCaramelized palm sugar braised beef cheek cromesquis, cherry tomato and bean sprout salad with long parsley。
クロメスキというのはコロッケっぽいものですが、牛ホホ肉の煮込みが少しカリッとしているのは揚げているからなのかな。
続いても肉料理。今度は豚肉ですね。
Barbecued pork ribs, jungle curry broth with holy basil, grilled, pounded and steamed eggplants, chili oil, sandal fruit。
肉、肉と来て魚介に戻ります。
Koh Kong scallops, mushroomes and yellow bean cake, asparagus, homemade oyster sauce, lotus seeds。
蓮の実の食感が面白いのと、オイスターソースが美味しい。
そして締めのデザートに。
まずはRice flour and cocoa crispy wafer, pandan cream, caramelized rice praine with Wat Chocolate。
デザートの二品目は、Purple dragon fruit, Passion and Cambodian vanilla, meringue, sorbet and curd。
シャーベットにメレンゲ。ドラゴンフルーツの中の種のところが添えてあります。
最後はメニューにありませんでしたが、フルーツの盛り合わせをいただきました。
一品一品は小さいのですが、品数があるので満腹でしたし、いずれもワインに合うのでワインが進みました。
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今回は前回よりさらに短い滞在だったので打ち合わせしながらホテルで食べたりもして、あまりレストランでという機会は少なかったように思います。
そんな中でも、行きなれたカンボジア料理と初めてのレストランと2件の特徴的なところで食事ができたのはラッキーでした。
あとはちょっとストリートフードなども食べられたら大満足なのですが、それは次回の楽しみにとっておきたいと思います。
カンボジア料理の過去記事はこちら
【旅食】プノンペンでちょっとしゃれたクメール料理を食べたいときにおすすめ。「クラヴァン(Kravanh)レストラン」
【旅食】カンボジアに行ってきたので食べてきたものを総ざらい。何でもあって、美味しい。
【旅食】地元民に人気!活気溢れるプノンペン「ソヴァナレストラン(Sovanna Restaurant)」はカンボジア焼き肉だけではなく蟻の炒め物も食べられます
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