マイリンゲンといえば、ライヘンバッハの滝。ライヘンバッハの滝といえば、ホームズと宿敵モリアーティ教授が「最後の事件」で格闘の末、落下したとされる場所。
ということで、ロンドンに次ぐホームジアンの聖地であるマイリンゲンまで行ってきました。
マイリンゲンにはホームズファン必見のいくつかの見所がありますので、何回かに分けて紹介したいと思います。
シャーロック・ホームズ博物館
まず紹介するのはシャーロック・ホームズ博物館。
マイリンゲンの駅を出て、駅を背にまっすぐ進み、大通りを右に曲がります。右手にインフォメーションセンターが見えてきたら、すぐその先にホームズ像が出迎えてくれます。
世界にはいくつかのホームズ像があるそうですが(私が知っている限り、エジンバラ、ロンドン、追分、モスクワにあります)、座像のホームズはここだけだそうです。
このホームズ像の背後にあるこの建物にホームズ博物館はあります。
もともとは教会だった建物で、英国人が多く訪れたことから英国教会と呼ばれていたとか。
こちらが博物館の入り口のある建物正面です。
開館時間は火曜から日曜の午後のみ(1時30分〜6時)。冬期は水・日だけ開館だそうです。この看板が出ていたら開館しています。
入り口では受付がありちょっとしたおみやげも売っています。入場料は4スイスフラン(2007年当時)。Swiss Passを持っていると無料になります。
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博物館の内部の様子
右手にある階段を下りた地下が博物館となっています。
階段の壁にはコナン・ドイルの絵などがあり、降りたところにはシドニー・パジェットによるライヘンバッハの滝での格闘のイラストがありました。
展示室の手前には、ホームズをマイリンゲンの名誉市民とする証明書が飾られています。
展示室には4つのガラスケースがあり、それぞれにホームズゆかりの品々がならんでいます。
他にも当時の警官の制服などもありました。
展示室の奥には221Bのホームズの部屋が再現されています。
ガソジンやバイオリンなどが見えますね。ロンドンのホームズ・パブの2階にある部屋と同じくらいの規模です。
ホームズが拳銃で壁に穴を空けて彫ったVRの文字ですが、再現された部屋を仕切っているガラス面にありました。何かの本で、この傷を作るにあたって本物の警官が拳銃で撃って彫ったという話を読んだ気がするのですが、ここではなくてリュサンの方(今回はいけませんでしたがローザンヌに近いリュサンにもホームズ博物館があります。)だったかもしれません。
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博物館としての規模は小さいのですが、ホームズの部屋の再現があるので見応えがあります。
また展示品も丁寧にディスプレーされていて好感が持てました。さすが、ロンドンのホームズ協会が協力しただけあります。
立地的にも、マイリンゲンでホームジアン、シャーロッキアンがまず第一に訪れるべき場所でしょう。
マイリンゲンについてはこちらもどうぞ
【ホームズゆかりの地】ホームズファンなら一度は訪れたい「ライヘンバッハの滝」を見るためにマイリンゲンへ。
【ホームズゆかりの地】ホームズファンがマイリンゲン泊まるなら「ホテル・シャーロック・ホームズ」か「英国旅館」
はじめまして!
ホームズ博物館素敵ですね
特にホームズの部屋は必見の価値が(^▽^)
これから他のページもまわらせて頂きます
マスターキートンも大好きです!
今、会社の方に借りて再読している最中なのです
これからも宜しくお願いします!
Bettyさん、コメントありがとうございます。
マイリンゲンは他には渓谷くらいしか有名なところがないのであまり日本から行く人がすくないのかもしれませんが、ホームズ好きには必見だと思います。私はロンドンのホームズ博物館よりもこちらの方が小さいけれど質が高いと思っています。
キートンは帰国してからレビューを始めようと思います。これからもよろしくお願いします。
なるほど、スイスはライヘンバッハの滝でしたね。私も、少年向けのホームズを始めて呼んだときはショックでした。
最近、ホームズ=モリアティー教授説にますます傾いています。
確かに、モリアーティって、その正体の割にはぱっとでの印象がぬぐえないんですよね。本来なら、もっと知恵比べのエピソードがあってから直接対決になった方が盛り上がると思うのです。