スペイン料理も身近になってきていて、パエリアなどはかなり人気になってきていますね。
パエリアに次いで浸透しつつあるのがタパス。
ビールやワインを飲みながらつまむスペインの小皿料理のことですが、バルセロナでそんなタパスの美味しい店がありましたので紹介したいと思います。
大人気のセルベセリア・カタラナ
地元の人に人気のバルということで楽しみにしていました。
セルベセリア カタラナ (バルセロナ) の口コミ7,635件 – トリップアドバイザー
行ってみると大混雑。係りの人によれば30分くらい待つとのこと。とりあえず名前を登録していったん外へ。
近くの別のバルでビールだけ飲んで時間をつぶしました。
タパスとは
セルベセリアカタラナでは、タパスを楽しむのが目的です。
タパスというのはスペインのおつまみで小皿料理になっているそうです。遅い夕食の前にバルをはしごして食べるもなのだとか。詳しい説明はWikiで。
タパス – Wikipediaタパスまたはタパ(スペイン語単数形 Tapa)とは、スペイン料理の様々なアペタイザーである。冷製料理(オリーブとチーズ混ぜ合わせ等)または温製料理(小イカフライ等)がある。 タパスは小皿料理なので、会 …
タパスまたはタパ(スペイン語単数形 Tapa)とは、スペイン料理の様々なアペタイザーである。冷製料理(オリーブとチーズ混ぜ合わせ等)または温製料理(小イカフライ等)がある。タパスは小皿料理なので、会話をしながら食事をするのに向いている。また、タパスを立食とする習慣がある国もある。スペインではバルによって無料で出すところもあり、店によって、さまざまなものがある。
似ている料理にピンチョスというのもありますが、こちらはよりちっちゃくて、串なんかが刺さっていて一口で食べられるものを言うようです。
どのタパスも美味しいものばかり
30分後に行ってみるとすんなりと席に案内してくれました。
お店は活気があってお客さんもたくさんでした。なかなか良い雰囲気。
セルベセリアなのでビールを飲むべきだったのかもしれませんが、魚介類をたくさん食べたかったのでCAVAをもらうことにしました。
とりあえず美味しそうなところでいろいろと頼んでみました。
まず出てきたのが白アンチョビの酢漬け。英語だとWhite Anchovies andaluz style、スペイン語だとBoquerones en Vinagreとなります。
酢がしっかりきいていて食欲がそそれらました。付け合わせのオリーブの美味しさにも驚きます。
次に出てきたのがトマトトースト。Plato Pan Tomate。
ウェイターさんのおすすめだったのでもらったのですが、初めて食べる味でした。そして美味しい。
トーストにトマトソースを塗ったものともまた違ったシンプルな味わい。それでいてトマトの風味が効いています。
次々に出てきます。お次はアスパラとキノコのソテー。Mixto Esparr Champinとレシートには書いてありました。
ガーナに住んでいるとなかなか美味しいアスパラガスを食べる機会が無いのでおいしくいただきました。焼き加減も絶妙でアスパラの硬さがちょうどよい感じ。
つぎはコウイカのグリル。Sepionas Plancha。
さらに続きます。エビの串焼き。
エビの下にマヨネーズがあって、つけて食べると濃厚なお味。エビ自体もぷりぷりと美味しい。
そしてスペインで食べてみたかったスパニッシュオムレツ。Tortilla Patatas。
スペインオムレツは自分でもよく作るのですが、本場の味がどうなのか食べたことがなかったので試してみました。
味の方はあまり複雑なことはなくシンプルかつ優しい味。タパスは濃い味が多いそうですが、これは比較的薄味だったように思います。
さらに追加で注文
ここまでで最初にお願いしたものがすべてきたのですが、もう少し食べられそうだったので追加で二品。市場で美味しそうだった貝類を頼んでみました。
一つ目はあさり。
そして馬刀貝も頼んでみました。
馬刀貝は身がかなりしっかりしていましたが、焼き加減がよくソースとレモンとあっていて美味しい。
これでタパスは終了。最後にレッチェフランの原型となったと言われているCrema Catalanaで締め。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
このセルベセリア・カタラナ、有名店だけあって活気のあるレストランになっています。
出てくるタパスもいずれもお酒のおつまみにぴったり。一品一品は小さなポーション出来ますので、たくさんの種類を楽しめるのがタパスのいいところですね。
日本でもタパスがさらに一般的になっていくといいなと思いました。
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美食の国の名に相応しい充実したラインナップにビックリ!!しかも一つ一つが小さいので、タパスは色々なお料理を少しずつ楽しみたいという究極のリクエストを見事に応えてますよね。それに比べ、イギリスの食生活の崩壊っぷりを思い出すと涙が・・・。