今日は午前に統計の授業。
また元にもどって、最初に演習、その後講義でした。
演習は引き続きStataをつかってのデータ分析。時間がなくとても終わらせられませんでした。
講義は、必要なサンプル数の求め方とPowerについて。サンプル数の求め方は、PrecisionとSDがあれば、Nが求められるというもので、これまでの公式をN=の形にすることで求められるということで、こちらは問題なし。
次は、Type 1, 2のエラーとPowerについて。一つのサンプルから全体を推測したり、二つの値の差があるのかないのか比べる時に、Null hypothesisとして、両者の差はないこととして、P-valueによって、この過程を認めたり、却下したりしていましたが、その際に、正しい仮定を却下してしまう過ち(Type-1 error=α)、正しくない仮定を認めてしまう過ち(Type-2 error=β)が起こってしまうということで、これをAdjustする方法として、Powerの調整の仕方を習いました。
要すれば、Significant levelとPowerの設定によって、これまで使っていた1.96の代わりとなる数値を出して、これを元にサンプル数を決めるということで、コンセプトは分かるのですが、どうしてもPowerとSignificant levelの違いがいまいちピンときません。Significanceは、Null hypothesisが正しいときにこれを認める確立(=α)で、PowerはNull hypothesisが間違っているときに承認してしまう確立(=β)ということと理解していますが、それならば、今までの95%のSignificanceというのは、βとどう関係するのか、ということが、いまいち分かりません。他の学生とも議論したのですが、いまいちピンと来る説明を得られなかったので、もう少し考えつつも、来週講師陣に聞いてみる必要がありそうです。
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