ワインブームが始まる遙か前からワインを探求し、ドイツワインコンクール入賞、「アカデミー・デュ・ヴァン東京校創設役員となるなど、日本のワインの先駆け的な存在である藤見利孝さんの本です。 書かれたのは2001年。そのころ…
CATEGORY 読書(料理)
【読食】小麦粉を使った中華を作るなら「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」があれば完璧です。
中華料理は好きなのですが、食べるということでは日本でもよく食べに行きますが、自分で作って食べるということでいうと、まだまだ未開の分野だと思っています。 中国での食の思い出 これまでの中国経験ですが、返還前と返還後の香港・…
【楽食】dancyu祭2018に行ってきた。肉類を中心にいろいろと美味しいものが食べられました。
毎月購入している愛読雑誌の「dancyu」。 かつては誌面に協力する「dancyu100人委員会」というものの委員をしていたこともありますし、読者パーティにも参加したことがあります。 そんなdancyuが毎年開催している…
【読食】タイムライフ「世界の料理シリーズ」の「イギリス料理」を購入。45年前の本ですが、昔ならではのしっかりした作りですばらしい料理本!
今日は、競輪場の京王閣で蚤の市が開かれているということで、掘り出し物を探しに行ってきました。 家に置く家具でアンティークっぽい椅子とか料理道具とかが欲しくて行ってみたところ、思いもよらず古本で掘り出し物がありました。…
【読食】アメリカの料理人達の世界がリアルに描かれる「キッチン・コンフィデンャル」は、料理人の世界に興味がある人におすすめ
アメリカでかつてベストセラーになったアンソニー・ボーデインというシェフの書いた、レストランの裏側を描いた本「キッチン・コンフィデンシャル」を読みました。 厨房のリアルな様子を描いていて、レストランの裏側を知るにはとても興…
【読食】ハードボイルドの傑作、スペンサーシリーズのに登場する食と料理を徹底解説。「スペンサーの料理」はスペンサー好き、料理好きは必読
ハードボイルド小説の中でもミステリー分野で有名というか元祖的な作家にハメットやチャンドラーがいます。彼らの作品も骨太で好きなのですが、もう少し新しい世代の作家、ロバート・B・パーカーが描くスペンサーシリーズというのが私の…
【読食】「バール・ジローラモ―南イタリアのおいしい話を召し上がれ」は楽しいけどジローさんの家族の話でちょっとしんみり
ちょい悪オヤジとして雑誌Leon等でモデルを務めているジローラモさん。 ちょい悪でかなりブレークしたジローラモさんですが、その前にも結構活躍していて本もたくさんだしていました。 先日紹介した料理本はナポリ料理の貴重な教科…
【読食】ナポリ男のジローラモ&クオモさんの美味しい魅力炸裂の一冊!「パスタは陽気に Viva la Pasta」
自分のイタリア好きを紐解いてみると、まずは学生時代にサッカーをやっていたので、セリエAやイタリア代表が好きになったというのが発端で、その後イタリアの歴史や文化に興味を持ち、さらにイタリア料理が好きになったという経緯が…
【読食】ステーキ好きなら必読の一冊!「ステーキ 世界一の牛肉を探す旅」
私もたいそうな肉好きですが、世界一の牛肉を探す旅に出ようと思ったことはありませんでした。 そんなうらやましい旅に出たのが著者のマーク・シャッカーさん。その旅を一冊にまとめたのがこの「ステーキ!世界一の牛肉を探す旅」です。…
【読食】ベトナムに行く前に読むというか眺めるとちょっとイメージが膨らむかも。かわいいイラスト満載「無敵のベトナム」
ベトナムに初めて行ったのが2005年のことでした。 ベトナムに限らずですが、初めて行く国で何よりも楽しみなのが現地の食に触れることです。 現地の方々に連れて行ってもらったり、美味しいところを教えてもらったりという醍醐味も…
【読食】料理研究家ってどうやったらなれるの?平野由希子さんの「料理研究家のつくりかた」に書いてあったこと
食べることが好き、料理することも好き、ということで、子供の時に、将来の夢でコックさんになりたいと書いたTomo(@tommasteroflife)です。 その後、大学生の時4年間レストランでバイトしていたのですが、職業と…
【読食】ベトナム料理のことを知りたければおすすめ!「ヌクマムの香りパパイヤの味 ベトナム食紀行」
初めてベトナムに行く前に、ベトナムのことを少しでも知っておきたいと思いいろいろな本を読みました。 そんな中の一冊がこちらの本。 まずは食べ物から入るのがその国を知るのに一番良いのではないか、と、当時から思っていたのでした…
【料理本】タイ料理、特に屋台料理が好きな人は絶対楽しめる一冊。「タイの街角ごはん」を読むとバンコクに行きたくなります。
料理本好きの私ですが、久々に自分の好みにばっちりな料理本を見つけました。 私の好きな料理本の基準 私の好きな料理本の基準は次のようなものです。 レシピがしっかりしている(外国の料理であれば本場の味が再現できるレシ…
【読食】一流の料理人の心構えを「調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 」で学ぶ
「コート・ドール」という有名なフレンチレストランのシェフ、斉須政雄さんの仕事論です。 フランスへ渡る経緯 内容は斉須さんのパーソナルヒストリーでもあり、仕事を通じて大事にしてきた考え方が中心となっています。 「底辺にいる…
【読食】中国レストランで美味しい料理を食べる方法が満載!「本当に美味しい中国料理が食べたい」を読んでから中国レストランに行くべし
ちょっと前ですが中国を旅行した後、中国料理に俄然興味がわいてきました。そうなるとあれこれ知りたくなるもの。 そんな気分で帰国後、本屋でタイトル買いしてしまいましたが、満足な内容でした。 著者からのコメント この度、…
【読食】家でピッツァ焼くことがあるので読んでみた「ピッツァ プロが教えるテクニック」は予想以上にプロ向けの内容
ピッツァ、美味しいですよね。 シェーキーズのピザ(あえてピザと言ってみる)食べ放題から始まり、果てはイタリアのローマやナポリでそこらのバールですら美味しいピッツァに打ちのめされ、ますますピッツァの魅力にはまっています…
【読食】アーリオ・オリオ・ペペロンチーノにまるまる一冊?「男のパスタ道」はパスタ好き必読
パスタが好きなので、よくパスタ作ってます。 時間があればトマトソースやミートソースなども作りますが、ぱぱっと作りたいときに頻繁に登場するのがアーリオ・オリオ・ペペロンチーノ。 よくお店にもありますが、家庭料理だし、自分で…
【読食】昼酒最高!「なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒」
旅に出ると昼酒が多くなります。 世間の皆様が働いているお昼に飲むお酒は、ちょっとした背徳感もあってことさら美味しく感じるものですよね。 これは下町の酒飲みの代名詞ともいえるなぎら健壱さんも同じようです。 今回紹介する本は…
【読食】「dancyu」10月号は、なんと「かつサンド」特集。すっかりかつサンドが食べたい脳になってしまった。
カツサンドって「シンプルでソースの味って男のコ」(by井之頭吾郎、「孤独のグルメ」)ですよね。 昨日、トンカツが食べたいなー、って思っていたら朝、dancyu編集部からdancyuの発売日のメールが来てて、なんとその…
【読食】お寿司屋さんってこんな風に考えてお仕事してるんだ、ってことが分かる「寿司屋のかみさん 二代目入店」
中野のお寿司屋さん「名登利寿司」のおかみさんのエッセイシリーズはたくさん出ているようなのですが、これまで電子書籍で読めるのは初期の作品「寿司屋のかみさん うまいもの暦」だけでした。 【読食】お寿司屋さんの日常が分かる。「…