【今日の授業】疫学、政策

今日は疫学と政策。

午前の疫学の授業は、演習なしのレクチャーがふたコマ。

最初のレクチャーは、Ecological Studyについて。


Ecological Studyは、グループへの平均的なExposureと人口全体のOutcome指標を使った調査で、時間や場所を単位に行われることが多い。集団を対象にするため、Biasも入りやすいけれど、統計として残されたデータを使えたりするのでコストがかからないそうです。

次のレクチャーは遺伝子について。疫学を学ぶ上で、遺伝子のことは押さえておかなければならないとのことで、これまでの流れとは少し変わるのですが、一こまが当てられているようです。日本語でさえ分かりにくい分野で、ましてや英語で習うと言うことで、事前のReadingでもかなり苦労しました。多分、他の多くの人たちも遺伝子工学をやったことがある人は少ないと思うので、理解するのが非常に困難だったと思うのですが、今日の講師はこの分野をバックグラウンドのない人に教えるという難しいタスクをうまくこなしていたと思います。細部は分からないことが多かったのですが、大筋は捕まえられたように思います。忘れないうちに、復習が必要。

午後は保健政策の授業。先週は、保健政策に関わるアクターということで国の役割を習いましたが、今回は民間の営利団体・企業について。

保健政策に関係する民間団体には、医療サービス提供者や製薬業など、直接関連するものと、食品業、たばこ産業など間接的に(しかしパワフルに)関連するものがあって、それぞれの政策への影響がどのようなものか、というのが授業の要旨でした。その後、Public Private Partnershipについての解説がありました。

演習は前回の授業に基づいて、リサーチと政策についてのもの。生徒のグループの一つが発表を行い、その後そのグループが設定した課題に取り組み発表するというものでした。課題は、Global Fundへのプロポーザルを作るというもの。3つに分けられたグループにそれぞれ国の状況や課題を書いた紙が割り振られ、それを元にプロポーザルを作るというものでした。我々のグループに与えられたのは、アフリカの国で、エイズの取り組みに成功しているが多剤耐性結核が増えつつある状況の中で、乳幼児死亡率を下げるための結核対策についてプロポーズするというもの。乳幼児を対象にした結核対策ってあまり聞かないところですし、与えられたシチュエーションでも乳幼児の死亡の原因なども分かってないので、どうしたものかかなり議論しました。どうも設定した側の意図としては、BCGの強化を出してほしかったようですが、結核が乳幼児死亡率の上位に来ている国というのは確かあまり多くなかったように記憶していますし、Global FundにBCGワクチンを申請したというのもあまり聞いたことがありませんでした。結核対策と言えば、Stop TBで進められているDOTSになると思っていたので、思わぬところで議論がかみ合わず、少し残念。もう少しBCGの知識があれば良かったのですが、勉強不足でした。

仲の良いコースメイトが今日の発表グループだったこともあり、お疲れ様のビールにつきあうためにPubに行きました。違うコースの人もいて、思いがけず知り合いが増えて良かったと思います。我々のグループの発表は最終週なので、少し先ですが、試験やレポートとも重なるので少し早めに準備したいところです。

 

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