今日から本格的に授業が始まります。
午前中は、我々のプログラム向けのセミナーの時間です。毎週月曜日に、プログラムと関係したトピックで話があります。今日はチューターの一人でもある人からの話がありました。
プログラムは公衆衛生に関することなのですが、英国の植民地統治時代、疫学の誕生、プライマリーヘルスケアからミレニアム開発目標まで、エピソードや統計を加えながら説明があり、改めて英国における公衆衛生の成り立ち(ほとんど世界のといってもいいとおもいますが)を振り返ることができました。MDGは2015年に向けてHIV/エイズや鳥インフルエンザなどが阻害要因として立ちはだかっていることから、我々の使命はこうした公衆衛生上の課題を解決することにあると言っていたのが印象的です。また、この学校は特に疫学に力が入っている印象を持っているのですが、今日の講師は、プログラムが提供する一つの分野だけにフォーカスするのではなく、疫学も含む幅広い分野をバランス良くみる必要があることを強調していました。見せてくれたスライドでも、10年前の卒業生が、卒業後半数が地域レベルの公衆衛生プログラムを担当したのに比べ、近年では国レベル、国際的なレベルで活動(特にマネージメント)する人が増えていることからも、広い視野が必要とされていることが分かります。プログラムの背景や期待が分かる良いセミナーでした。
昼には、学校からもらった文書(やっともらえた)を持って、銀行へ。あまりたいした対応は期待していなかったのですが、たまたまなのか、係の人は非常に丁寧かつフレキシブルに対応してくれて、もしかしたら明日くらいには銀行口座が開いてしまうかもしれません。でも、留学生向けは結構制限があるんですよね。
午前のセミナーが成績に関係のないものだったのに比べ、午後は、きちんと試験される授業だったので、こちらで本格的な授業の開始となります。しかし、来週からはあるはずのセミナーが今週はないため、1時間のレクチャーだけで終わってしまいました。昨日予習していたところなので、特に目新しい情報もなく、ちょっと肩すかしです。
夕方は英語の補修のクラスに参加しました。タイトルはアカデミックな目的のための英語ということなので参加を決めました。こちらも今日はイントロということで、アカデミックな英語に重要なことは、とか、英国で重視される原則みたいなことをディスカッションして終わりでした。自己学習のマテリアルを照会してくれたのですが、ちょっと余裕なさそうな気配もあります。
というのは、講義後に夕食を食べて帰ってから、今日の復習と明日の予習をしたのですが、結局1時半くらいまでかかってしまいました。それも、講義ノートを整理したり、明日の講義のポイントを書き出したりするところまではとうていいかず、今日の講義のメモを読み返して、明日の講義該当箇所のテキストを読んで、下線をひただけで、結構時間食ってしまいました。まだイントロだからいいのですが、これがさらにふかまっていくと、さらに寝る時間が削られそうです。
みなさんどうやって勉強しているんでしょうね。今度周りの人に聞いてみたいと思います。
tomoさんがんばってますねーーー。偉い!
アサインメントがもう2つも出てるのに、まだ何やったらいいのか分かりませーん。しかもうちの学校マテリアルが全部ウェブを通して支給されるので、プリンターがないとアウト・・・英語だと何をやっても普段の3倍は時間がかかるのがむかつきますね。
nanakeさん、こんばんは。まだ始まったばかりなので、気合いが比較的長く続いているのですが、慣れてきて省エネになってしまうのが怖いです。(仕事のように。)高いお金と時間を費やしているので、なんとしても元をとらないとと思うのですが、机もないところが教室だったり、プロジェクターの具合が悪かったりと、高額に見合わないサービスが目についてしまいます。講義の中身に価値があるのと、学ぶプロセスに工夫がされていれば何とか納得しますが、そうでなかったらちょっと金返せ状態ですね。