今日から組織管理の授業が始まりました。
マネージメントについてなのですが、人材管理や財務マネージメントではなく、組織マネージメントに絞った授業になること、できるだけPracticalな授業にするということでした。題材は、イギリスのNHSから取ることが多いそうですが、理論的には先進国に限らず、途上国のHealth Careをしている組織にも適用が可能とのこと。
Assessmentは経済分析同様2500語のレポートの提出になります。
終盤にグループによるプレゼンテーションも予定されていますが、一グループが10人近くいて、この大人数でグループワークというのもなあという感じですが、このグループのマネージメントも授業のうちのようなので、そのつもりで取り組んだほうがよさそうです。
上記の概要の後、早速第一回目の授業があったのですが、今日は個人のマネージメントについて。だれかに仕事を依頼した瞬間からマネージメントが始まるということで、今日は一対一のマネージメントに必要な3原則について。
原則一は、何を達成するか事前に合意すること。使う方と使われる方で期待が一致している必要があります。原則二は、達成するためのSkillとResourceを持っているか確認すること。Skillが足りなければトレーニングするなどの対応が必要。原則三はフィードバックを与えるというもの。達成しているのかしていないのか、常にフィードバックをする必要があるというものです。
原則としてはシンプルですが、これを具体的なシチュエーションに当てはめるには、いろいろと工夫、テクニックが必要になります。事前に達成すべきことを合意するにも、ただJob Descriptionを渡すだけではまったくたりず、きちんと話し合いをしなければならないとか、フィードバックを与えるときも、人格ではなく行動を変えてもらうためにどうすればよいかとか、いろいろとありました。
以前MBAを取りたいと思って、少し勉強したことがあるので、そういう意味ではなじみのある科目ではあります。そのときは民間の営利組織のマネージメントというセッティングだったので、今回は医療機関という違ったセッティングでどういう違いがあるのかというところに注目して勉強していきたいと思っています。
クラスがもう少し小さいといいんですけどね。質問とか意見とか言うセッションがあるのですが、なんだかみんな思いついたことを言ってるだけという感じで、あまりクラス全体に有益な質問とか意見とか意識してない感じ。他の人が言ったことと同じことを言ってても気にしないし、とりあえず言いたいことを言いたいということなのでしょうか。とはいえ、どんな発言にも新しい視点や気づかされることがあるはずだと思い、ちゃんと聞くようにしたいと思っています。人の話をきちんと聞くこともマネージャーの重要な資質だったはずなので。
あと自分の質問・意見も、違った視点を示せるようなものを意識したいと思います。(他の科目もそうですが。)
今日、明日の授業のためのリーディングで、個人レベルのマネージメントの基本的な理論がまとまっていたので、改めて整理しておきたいと思います。
英語で人の話をきくんですか?すごいです!!
ロールプレイもあったりして、ちょっときついです。でも、留学生が多いので、英語はイギリス人と話すより楽です。でも、イギリス人も他のクラスより多いのが不安。