マイリンゲンでは、ライヘンバッハの滝、ホームズ像と博物館について書いてきましたが、これら以外にホームズに関係するものも紹介しておきたいと思います。
さすがホームズの聖地・マイリンゲンだけあって、ホームズにまつわるものがたくさんあります。マイリンゲンを訪れるシャーロッキアンはこちらも是非押さえておくと悔いのない聖地巡礼となること請け合いです。
シャーロック・ホームズホテル
まずは私も泊まったシャーロック・ホームズホテル。
正式名称はSporthotel Sherlock Holmes Meiringenだそうです。マイリンゲンの駅からライヘンバッハの滝へのケーブルカー乗り場へ向かう途中にあり、ロケーションは良好です。
今回のマイリンゲン滞在は2泊3日と短かったかなと思っていましたが、マイリンゲンの街自体は着いた日の半日で見終わってしまったものの、当初予定通りここに2泊しました。

壁や床にホームズのシルエットがあるくらいで、特にホームジアン心を刺激されるようなマニアックなこだわりはないのですが、部屋自体は寝室とダイニングキッチンが分かれていて贅沢な作りだったと思います。冬はスキー客が泊まるようなので、長期滞在するには良さそうです。
英国旅館
ホテルといえば、ホームズとワトソンもここマイリンゲンに泊まっていたわけですが、そのホテルは「英国旅館」という名前でした。しかし、そのものずばりの英国旅館はマイリンゲンには存在しません。
これまでの研究によれば、Park Hotel du Sauvageというホテルがこの英国旅館だったのではないかと考えられています。
このホテルはホームズ博物館とレストランをはさんですぐ隣にあります。中に入らなかったので、なにかゆかりを示すものがあるのか分かりませんが、このホテルからホームズ博物館とライヘンバッハの滝へのツアーが出ていることから、ホテルとしても英国旅館のモデルとなったということを認識しているのではないかと思われます。
時間に余裕があれば、こちらに泊まってツアーに参加するというのも良かったかもしれません。
Conan Doyle PlaceとBaker St
Park Hotel Du Savageとホームズ博物館の間にあるレストランのホームズ像に近いところには、こんなプレートもありました。
これが正式な地名なのか不明ですが、このプレートがロンドンのストリート表示のプレートを模しているところを見ると、多分違うのでしょう。
プレートといえば、ホームズホテルへ向かう途中にもこんなのがありました。
この建物に入っているレストラン(?)もSherlockという名前だそうです。
なんとなく名前だけの様子だったので、中までは入りませんでした。
Tomo’s Comment
3回に渡ってマイリンゲンのホームズゆかりの地を紹介してきましたが、小さい街ですので半日あればすべて回ることができると思います。
ホームジアンとしては、マイリンゲンの他にもゲンミ峠やリュサンにあるホームズ博物館も見ておきたかったのですが、時間の都合上、持ち越しとなってしまいました。
まあ、またスイスにやってくるよい口実ができたということで、将来の再訪の際の楽しみにしておきたいと思います。
マイリンゲンについてはこちらもどうぞ
こんにちは^^
ホームズでイメージするのは、やっぱりロンドンで
スイスでホームズの観光が出来るとは思いませんでした。
あの滝がスイスだったのもTomoさんの記事で知りました!
ドイルを読んだのは随分昔・・・学生時代だったと思います。
地名や国などあまりイメージしないで読んでいました。
Tomoさんの記事を読ませて頂いて再読したいと思いました^^
ホームズゆかりの地はほとんどがイギリス特にロンドンに集中していますが、ロンドンに次ぐ聖地といえばやはりスイス、ライヘンバッハの滝だと思います。「最後の事件」という短編を是非再読してみてください。