先日行ったロンドンではアーセナルの試合だけではなくホームズ関連でもいろいろと活動してきました。
そのうちの一つがロンドンフィルム博物館。
グラナダ・ホームズのセットが!
シャーロッキアンの中でも評価が高い映像化作品がグラナダテレビ製作のドラマ。
ジェレミー・ブレッドさんがホームズを演じましたが、原作に忠実なホームズ像であり、セットもビクトリア朝の雰囲気がよく出ていたこともあり、評価が高い作品です。
そのグラナダテレビのセットは、かつてはマンチェスター郊外のスタジオに作られていて見学もできたそうですが、その後スタジオが閉鎖になってしまい見ることができなくなってしまいました。
スタジオ閉鎖後は、ベーカー街のメモラビリアというホームズ関連の土産物店に移ったそうですが、これも最近(確か2007年と記憶しています)閉店してしまいました。
その後は、ポーツマスのランセリン・グリーン展に移ったとも聞きましたが、私が公開直後に行ったときには展示はありませんでした。(グリーンさん自身もホームズの部屋を再現されていたと聞いていますので、いずれにせよ二つのホームズの部屋は必要なかったのかも。)
そのグラナダセットがロンドンフィルム博物館内に展示されることになったと聞き、行ってみたいと思っていたのですが、ガーナ赴任の途中にトランジットしたときは行くチャンスがなく、今回のロンドン訪問でやっと行くことが出来ました。
ロンドンフィルム博物館へ
追記:現在フィルム博物館はコベントガーデン近くに移転しています。以下2012年当時の記録としてお読みください。
博物館の場所はロンドンアイ(あの大きな観覧車)のすぐそば。
この建物の中。
建物の入り口はテムズ川沿いのこちらになります。
一階でチケットを買って、二階に上がると、由緒のありそうな雰囲気の廊下をどんどん進み、博物館の入り口へ。
ついにグラナダ・ホームズのセットと対面
チケットを見せて中に入るとフィルム博物館だけ合って、映画にまつわる小道具や大道具、ロンドンで撮影された映画の歴史などの展示物があります。
ホームズのセットに行き着く前でしたが、ホームズ関連でもこんなものもみつけました。
これは1970年のビリー・ワイルダー監督の映画、「シャーロック・ホームズの冒険」で使われたもののようです。
こちらはラズボーン演じるホームズ。
いろいろな映画のセットや衣装を見つつ、いよいよホームズの部屋のセットへ。こちらが入り口になっています。
中に入るとこのようなセットになっていました。
作品中に登場するベーカー街221Bの再現というよりは、セットで使った家具や小道具を並べた印象です。実際のスタジオのセットとは配置も違うかと思います。
窓際には「空き家の冒険」でホームズの身代わりになった蝋人形や、「マザリンの宝石」の(?)蓄音機、ホームズと言えばのディアストーカもありました。捕虫網はステープルトンのかな?
机や暖炉もありました。良くみると床にホームズが安く入手したというストラディヴァリウスのバイオリンも。(もちろん本物ではないはず。)
いろいろと絵も飾ってありますが、すべてセットで使われたのでしょうか。
暖炉上の写真のはジェレミーのもの。その下は彼のサインですね、きっと。近くに寄れないのでよく見えませんでした。
セットを出るとジェレミーの写真もいくつか展示されていました。マスグレーブの儀式書もありますね。
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いろいろと興味が引かれるものもありましたが、このセットだけを見て、グラナダシリーズで使われたものかどうか即断できるほどドラマをじっくりと見たわけではないので何とも言えません。いずれグラナダシリーズを見返して、こちらの写真と比べてみたいと思っています。
ホームズの部屋はこちらでも再現されています
【ホームズゆかりの地】ホームズファンなら必見!ロンドンのパブ 「The Sherlock Holmes」にはホームズの部屋が再現されています
RT @tommasteroflife: 【ホームズゆかりの地】ロンドン・フィルム博物館のホームズの部屋はグラナダTV「シャーロック・ホームズの冒険」で使われたセットだった https://t.co/Yrzzkqyysj
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