ちょっと前ですが、日本シャーロックホームズクラブのMLで、1922年に書かれた豆本「How Watson Learned the Trick」の復刻版が発売されたとの投稿がありました。
Amazonで在庫4点という言葉にひかれて、即購入してしまいました。
なぜ豆本?
こちらの本は、豆本と呼ばれる3.85㎝×3㎝というサイズの本になっています。なぜ小さいのかというと、この本はジョージ5世のメアリ王妃のドールハウスのために書かれたものだからです。
このドールハウスは世界で最も大きく最も美しいドールハウスとして知られていますが、その二階部分にある図書館に数多くの豆本が収められています。
画像はウェブサイト「Queen Mary’s Doll’s House」より
この中の一冊がこのドールハウスの図書館のために特別に書かれた「How Watson Learned the Trick」というホームズ作品となっています。
他にもキプリングなどの当時の人気作家がこの図書館に寄稿をしていたそうです。
「ワトソンの推理法修行」とは
この作品は、ワトソンがホームズの真似をして、ホームズがある朝どんな問題を抱えていたのかを推理してみたけど、実はまったくあたっていなかったという話しになっています。
こちらのサイトで日本語訳をしてくれていますのでご参照いただければと思います。
この作品はホームズ作品60編の正典とは別物とされていて外典と呼ばれていたりします。この外典には他に先日のセルカークのホームズものに似ている「競技場のバザー」などがあります。
Tomo’s Comment
豆本なので読みにくいのですが、内容については別にパンフレットもついていますし、パッケージも豪華なのでコレクターズアイテムとして持っていてもいいかなという感じですね。
ドールハウスについてはいつか実物を見てみたいと思いました。
【ホームズ】豆本「ワトソンの推理法修行」の復刻版を入手。 https://t.co/Mg4SBSqQe1
みんなで小さい本を作ってドールハウスの図書館に収めるとか可愛いことしてるんですねイギリスって。
@sunao555 日本の密林で買えるとは有難い✨飛び出す絵本に続いて!!(ドキドキ…)
ものすごく由緒ある豆本様📕
https://t.co/tOTI3krR6O
ちょっ…ドイル先生!!まだらのひもも探してみます(=゚ω゚)ノ