ベトナムには、というかハノイにはチャーカーいう魚料理があります。
魚料理といえば、ベトナムの人は魚介類が好きなようで美味しいシーフードの店にも連れて行っていただきました。
しかし今回紹介するチャーカーは川魚の料理。泥臭いイメージのある川魚ですが、いろいろと工夫して食べているということが分かる一品です。
チャーカータンロンで本場のチャーカーを
チャーカーについては、もう5,6年前ですが、ハノイ在住の友人に連れて行ってもらったことがありました。その時の店は覚えていないのですが、かなりローカルな感じのお店。
その後は食べていなかったので、今回は久しぶりに食べたことになります。
今回連れて行ってもらったのは現地の方のオススメのお店だそうで、チャーカーを食べに行くときはいつもここに来ているというオススメのお店でした。
それがチャーカータンロン。
場所はホアンキエム湖の近くのこちらとなります。
TripAdvisorでも紹介されています。
日本の方もかなり訪問しているようで、好評価が並んでいますね。
チャーカー登場
チャーカーという料理ですが、雷魚やナマズなどの白身の川魚をターメリックであえて、多めの油で揚げ焼きにしてそこにディルやワケギなどを加えるというのが一般的。
ブンという米麺と一緒にいただきます。
チャーカーと言えばチャーカーラボンと言われる有名店があって、チャーカー発祥の店で100年続いているのだそうです。
チャーカータンロンではナマズを使っているとのこと。
まずターメリックであえられた魚の入った鍋が登場。下には固形燃料が燃えています。
ブンや調味料がやってきました。
魚が炒められたら、大量のハーブが投入されます。ワケギとディルだと思います。
さらに少し炒めると完成。
一緒に出てくるブンと一緒にいただきます。
ニョクマムをかけてもいいのですが、せっかくなので試したいのがこちら。
ナムトムというエビで作られた発酵ソースなのですが、臭いは強烈。下水的なと言うと言い過ぎなのですが、それ系統。
しかし、臭いといっても嫌な臭さではなく、そこはかとなく魅了されてしまうような怪しげな香りとも言えます。
塩辛やくさやが好きな方にとってはたまらない香りになると思います。味の方も熟成された旨味たっぷり。
これがチャーカーやブンにも良くあうのです。
川魚特有の臭いを消すために、ターメリックやディルなどの力を借りているのですが、このナムトムも川魚を美味しく食べる一つの工夫なのだと思います。
量は結構たくさんだったのですが、美味しくがっつりと食べてしまいました。
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ということで、日本ではあまりお馴染みでないベトナム料理、チャーカーの紹介でした。
この日はランチの訪問かつ仕事の日だったのでビールはお預け。
ナムトムの臭いも含めおつまみとして最適だと思いました。次回は夜か仕事がない日に訪問したいと思っています。
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