ピッツァ、美味しいですよね。
シェーキーズのピザ(あえてピザと言ってみる)食べ放題から始まり、果てはイタリアのローマやナポリでそこらのバールですら美味しいピッツァに打ちのめされ、ますますピッツァの魅力にはまっています。
ピッツァの自作への道
ピッツァは昔から好きで、できれば家でもできたてアツアツの美味しいピッツァを食べたいと思っていました。デリバリーがあるじゃないか、と思われるかもしれませんが、金額的に割高に感じられてあまり食べていませんでした。量も一人で食べるにはちょっと多すぎだし。(と言いつつ食べ残しの翌日の冷たいピッツァも嫌いではない・・・。)
ということで、せっかくなら自分で焼いてみようと自作しだしたのは、2000年代のはじめにアメリカのワシントンDCで働いていた時のこと。住んでいたアパートに大きな電気オーブンがあったのがきっかけでした。
最初の頃に参考にしていた作り方が今はなき「あるある大辞典」で紹介されていた魚用グリルで焼けるピッツァ。
かなりの時短レシピで、ドライイーストを素早く活性化するために38度のお湯にはちみつをいれる、というワザはかなり使えました。
他にもアメリカの書店でピッツァのレシピ本など買って参考にしていましたが、ピッツァは基本的にそれほどバリエーションがあるという訳でもなく、のせる物が違うだけで作り方はそれほど違わないといことで、一冊の本にならずにパスタと一緒になっていた本だったと記憶しています。
それに比べて今回紹介するこちらの本は一冊まるまずピッツァについて。しかも作り方の技術だけに焦点を当てています。
プロが教えるテクニック
この本、日本の有名店のピッツァイオーロ達が多数登場して、ピッツァ作りを紹介しています。
ナポリピッツァとローマピッツァの作り方の違いとか、人気店のオリジナルピッツァなどは写真もたくさんで楽しく読めました。
やはり特にみなさん気を配っているのは生地の作り方。こうしたピッツェリアでは、生地を作ってから、一晩とか寝かせて熟成させてるなんて知りませんでした。ここまで気を使って生地を作るって言うのも、ピッツァの美味しさのかなりの部分は生地部分にあることを考えると納得です。
知らない情報ばかりで参考になる一方、プロのレシピということもあって、前提として焼くのは薪窯とかガス釜など高火力の機材。従って家庭で焼くピッツァのレシピというよりは、お店のプロのピッツァの作り方という側面が強くなっています。
火力に限界がある家でどれくらい応用できるものか、今後少しずつ作っていって自分なりの生地作りができたらと思っています。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
家庭向けの情報は少ないとは言え、有名店のテクニックが紹介されているので読み応えがあります。
今は家の電気オーブンで焼くしかありませんが、いつか石の薪窯のある家に住みたいと思っているので、そのときにはきっと参考になるはず、と思い、今でもぱらぱらとめくって楽しんでいる一冊です。
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研究熱心ですね。出来上がったピザはとても美味しそうに見えるのですが、まだまだTomoさんの中では及第点にはいかないようですね。自炊でしっかり生活されていて本当に凄いなぁと思います。イタリア料理に限らずこれからもレシピが増えるのが楽しみですね。
>asさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。ピッツァ、美味しく作れるようになりたいですね。そして、将来は石窯のある家に住んで、ピッツァやパンを焼いて過ごしたいです。
こちらは日本にいるときほど帰りが遅くならないので、レシピを増やしていきたいと思っています。