【旅食】ロンドンで英国名物料理やちょっと美味しいものを気軽に食べるならパブ飯がおすすめ。

ロンドンパブ

イギリスの料理って昔からあまり評判が高くないのは皆さんもご存じのことかと思います。最近では美味しいレストランも増えてきたようなので、事情はだいぶ違っているかと思いますが、そうそう高級レストランに行くわけにも行きませんよね。

今回はイギリス・ロンドンで気軽に美味しいものを食べる一つの手段、パブ飯について紹介してみたいと思います。

 

ロンドンのパブ

パブというのは、パブリックハウスの略称なのですが、イギリスではちょっと家に帰る前にビールをひっかける場所だったり、ちょっと知り合いとおしゃべりする場所として発展してきました。

また、その地の特色を反映した名物パブも多く、例えばシャーロック・ホームズパブ、切り裂きジャックパブ、チャーチルバブなどは観光客でも賑わっています。

 

パブで食べるご飯

パブというのは、もともとはお酒を飲むところで、基本的には食事をするところではありません。従って、多くのパブでは飲み物だけ、あったとしてもポテトチップス(英国ではクリスプスと呼ばれています。チップスはフライドポテトになります。)しかなかったり。

イギリス人の友人に聞いたら、パブではビール飲んで友人と話して、それから家に帰って夕食を食べるのだとか。

しかし、パブの中には食事を出すところもあって、これがなかなかいける(こともある)のです。

イギリスと言えば、あまり有名な料理はないのですが、フィッシュアンドチップスやローストビーフなどが代表的でしょうか。こうしたイギリス料理は、パブでもメニューに載っていることも多いので、一度は食べてみたいという人はレストランを探すよりもパブにぶらっと入ってみるのが気軽でおすすめです。

 

今回食べたパブ飯

一食目:フィッシュアンドチップス

2016年の春に、久しぶりにロンドンに行く機会がありました。

仕事だったので二泊ほどしかできず、ばたばたしていましたが、二回ほどパブで食事をする機会がありました。

1回目は、ピカデリーサーカス近くのSt. James Tavernというパブでお昼を。

St James Tavern

 

場所はこちらになります。

 観光客も多く来るパブのようで、入った時も平日の昼でしたが、観光客らしき人たちが多くいました。

ここで頼んだのがフィッシュアンドチップス。

フィッシュアンドチップス

フィッシュアンドチップスはイギリス料理で最も有名なものの一つかと思います。白身の魚にたっぷりと衣を付けてカリッと揚げたものにフライドポテト(=チップス)がついてくるのが定番。

かつて2006〜2007年にかけてロンドンに住んでいたときは、フィッシュアンドチップス専門店でテイクアウェイ(テイクアウトをイギリスではこう言います)して、新聞に包んでもらったフィッシュアンドチップスに塩とモルトビネガーをジャブジャブかけて、歩きながら食べるのが好きでした。

 

こちらはパブで出されるだけあって、タルタルソースとレモンがついてきて、さらにグリーンピースまであります。

仕事中のランチだったので、ビールは我慢しましたが、このフィッシュアンドチップス、揚げ物だけあってビールと一緒というのが、とても幸せになれると思います。

 

白身の種類もいろいろなのですが、多分ここのはコダラだったと思います。

フィッシュアンドチップスに使われる白身魚の代表的なのがこのコダラ=Hadocやタラ=Codになります。その他にもヒラメやカレイなども使われることがありますが、専門店とかに行かないとなかなか種類まで選べないことが多いです。

 

2食目:クラブケーキ

やはりパブに行ったらビールが飲みたいと言うことで、今度は別の場所に夕食に行ってみました。

場所は、BBCドラマ、シャーロックでも登場するNorth Gower Street。シャーロックとジョンの下宿となっている建物があります。(物語中ではベーカー街という設定ですが、実は場所はこちらにあります。)

North Gower St

夜なのでちょっと見にくいのですが、この通りの右側の向こうの方に、ドラマにも出てくるSpeedyというサンドイッチ屋さんがあります。

 

いったのはThe Crown & Anchorというパブ。

 

 まずはビールで乾杯しつつ、頼んだのがクラブケーキでした。

クラブケーキ

クラブケーキというのは、蟹肉とパン粉などを固めて焼いたもの。蟹肉入りのパンケーキという感じでしょうか。

調べてみたらこのクラブケーキ、もともとはアメリカの料理のようでした。メリーランドあたりらしいのですが、昔メリーランド州の南のワシントンDCに住んでいたときには食べたことなかったかも。

メニューではデボンクラブケーキってあったので、イギリスのデボンの方でももしかしたらよく食べられているのかもしれません。

こちらのお店では、ココナツヨーグルトドレッシングがかかって出てきました。

味の方は蟹の味のするものの、基本的には素朴な味わい。食感がちょっともそっというかぼそっとします。

ココナツの香りがかなり強いので、なんというかトロピカルな雰囲気が出てしまっているのが少し残念。

 

Tomo’s Comment 

ということで、パブ飯を紹介してみました。

ロンドン旅行など行くとき、食事の選択肢としてパブというのもありだと思いますので、是非是非活用してみてください。

 

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