始めて訪れたミャンマーですが、人々の勤勉さ、仏教への帰依、素朴な風景など、とても印象的な国でした。
軍事政権など政治的な問題は抱えつつも、この国の人々が幸せになって欲しいと素直に思える国で、今後も応援したくなる気持になります。
そんなミャンマーの食べものですが、中国、タイ、インドの影響が混じり合いつつ、独自の食文化がある事がうかがえました。
そんなミャンマーの食を紹介したいと思います。
小皿料理が並ぶ朝食
まず最初は最初に訪れたパガンで食べた朝食です。
席に着くと、たくさんの種類のおかずをもってきて並べてくれます。お勘定は手をつけたお皿の数だけですので、好きなものをチョイスできるなかなかグッドなシステムだと思います。
これにご飯やスープをプラスできるので、朝からがっつりと食べることができます。
お茶っ葉の料理・ラベットゥ
ミャンマーではお茶の葉っぱを料理して食べるそうです。
右側の豆の下に見えるのがお茶の葉でした。左側はカリカリに煎った豆3種類。これをお茶の葉に混ぜて食べるそうです。
お茶の葉ですが、歯ごたえも良く味もなかなか。苦さは感じませんでした。
ラペットゥという料理だったと思います。
お茶は食べるだけではなくよく飲まれていました。
地元のレストランに行くと、テーブルにポットがあってお茶が入ってました。緑茶ではなくウーロン茶のような茶色のお茶でした。全体的に油っこい料理が多いので、お茶があると口がさっぱりしてたくさん食べられますね。
ストリートフードも試してみました
ヤンゴンに戻ったある日の夕方、ちょっと気分を変えて、屋台で買い食いをしてみました。
購入したのはホテル近くの路上です。
この写真ではよく見えないのですが、右側の歩道と車道の間に調理道具をおいておばさんたちが食べ物を売っていたり、野菜を売っていたりしました。
左のピンクの建物はボーヂョーアウンサン・マーケットというマーケットで服や宝石などのお店がたくさん入っています。
購入したのはこちら。
左上がエビのかき揚げ。その下が米粉のお好み焼き。右側はパリパリした皮で野菜をつつんだもの。
いずれもなかなかの味で、ビールと一緒にいただきました。こうしたスナック類が安くて美味しいというのもいいですね。気軽に買って楽しめます。
こちらは屋台とまでは生きませんが、フードコートのような所で食事をしたときの風景です。
このようにおかずがずらっと並んでいて、好きなものを指さして取ってもらいます。
こちらはまた別の食堂での一コマ。
女性が顔に塗っているのはタナカというお化粧というのでしょうか。タナカという木から作るのだそうです。
ミャンマーの国民的料理・モヒンガー
そして、ミャンマーと言えばはずすことができないのが麺料理のモヒンガー。
魚をベースにしたスープの麺料理です。
朝食の定番なのだそう。
麺は米からできています。スープの出汁はナマズで取ることが多いとのこと。
滞在中何度も食べる機会がありましたが、なかなかの美味しさで何度でも食べたくなりました。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
「ビルマの竪琴」でも有名なミャンマーですが、まだ観光で訪れる人も多くないと思います。
そんなミャンマーの人たちが食べている食を通じて、少しミャンマーに近づけたかもしれません。
飾らず素朴な料理が多かったのですが、ミャンマーの人たちの人柄を良く表していたような気がします。
アジアの美味しい料理はこちらでも楽しめます
【旅食】ハノイの「フォーボードゥオンタウ(Pho Bo Duong Tau)」でフォーボーソットヴァンを。シチューのような牛肉入りのフォーは初めての味
コメントを残す