【旅食】キルギスのビシュケクとオシュの美味しいご飯を紹介。串肉のシャシリクや炊き込みご飯のプロフは必食!

プロフ

キルギスの美味しいご飯について紹介したばかりですが、一回では紹介しきれません。

今回は主に2011年に訪問したビシュケク・オシュで食べたものを中心に紹介します。

 

 

ビシュケクのレストランで食べたキルギス料理とは

まず紹介するのは以前にも訪問したことがある店のキルギス料理。行ってみたら風景で以前にも来たことを思い出しました。

まずはニンジンのサラダ。 

人参サラダ 

しゃきしゃきして美味です。香草が入っているのもポイント。

 

そしてご飯もののプロフ。今回は地方に行っていろいろなプロフを食べましたが、こちらは首都ビシュケクで食べたプロフになります。 

プロフ

 プロフは脂が結構きいているのですが、ここでは万能ネギのような野菜がのっていて少し爽やかに。

 

そして私がキルギス料理でかなり気に入っているラグマン。

ラグマン 

こちらは汁無しのラグマン。麺はパスタという寄りはうどんに近いものを使っているようです。

トマトとピーマン、羊肉が具として入っています。なかなか濃厚なお味。こちらもハーブがのって少し爽やかさがプラスされています。

 

ビールとウォッカで盛り上がっていたのですが、こちらはおつまみ的に頼んだシャシリク。

シャシリクというのは肉の串焼きのことですね。ボリューム的にはメイン並み。

シャシリク 

羊、羊のレバー、チキンの3種のシャシリクとなります。

このレバー(真ん中の串)がなかなかしっかりしたレバーの味で、それでいてグリルしているせいかあまり臭みもなく美味しくいただけました。グリルとはいえ、脂はしっかり残っているので付け合わせのタマネギやキュウリが嬉しいところです。

こちらではレストランに行くと炭火(だと思いますが薪かも)のグリルが外にあることが多くて、そこで肉を焼いているのを見かけます。煙が多いので建物の外に設置しているものと思われます。

こちらのお店は外国人のお客さんも多くて、有名なお店のようです。若干洗練されているように思います。

 

ビシュケクのレストランに再訪

上記と同じレストランでの食事。オーダーも似たようなものになってしまいました。

こちらはどこのレストランに行ってもでてくるナン。キルギスのというか中央アジアのパンですね。これがなかなか美味しいのです。注文した料理が来る前についつい食べ過ぎてしまいます。

ナン 

 

そしてやはり食べたいのがラグマン。今回は汁ありのラグマンです。

ラグマン 

 かなり脂っぽいのですが、麺がうどん風なのでぱくぱくといただけます。トマトの酸味もきいてるのかな。

 

そして前回美味しかったシャシリクを。

シャシリク

チキンのシャシリクでしたが、焼き鳥とはまた違ったワイルドさがあって美味しくいただけました。

しばらくこの地域への出張はなさそうですが、またきたら羊を堪能したいと思います。ただ体重管理には要注意な食事ではありますね。 

 

 

オシュの料理

最初の2回のキルギス訪問は首都のビシュケクだけの滞在でしたが、一度だけ、南部のオシュというところに行くことができました。

 

 

ビシュケクからは飛行機での移動となります。

この小さな飛行機で中央の山脈を越えて行きました。

キルギス飛行機

プロペラ機でした。

 

キルギス山

山を越えていきます。

 

オシュは隣国ウズベキスタンのフェルガナ盆地に近いため、ウズベク系の人も多いようで、それも暴動の要因となっていたようです。街中でも暴動の跡がまだ少し残っていました。

2010年6月10日にも暴動が起き、少なくとも100人が犠牲となり、1000人以上の怪我人が出た。市の中心部では、若者のギャング団が、棒や石などで店舗のガラスを割り、車に火をつけた。多数の建造物も至る所で放火された。警察は秩序を回復することができず、非常事態宣言が出され、軍隊が動員された。

 

こちらでもプロフをいただく機会が何度かありましたが、ビシュケクのプロフよりも色が濃くて味も濃い感じです。また羊の肉がどーんとのっていて迫力もあります。

プロフ

ウズベキスタンのプロフに近いとのことでした。

以前こちらでも紹介しましたが、味はあまり印象になくて似ているかどうか、いまいち判別がつかず。色の系統は一緒ですね。黄色の入った茶色系です。

味がしっかりしていて、かなりおいしいのでぱくぱく食べてしまいます。脂は多そうなのでカロリーはかなり高そう。やはり寒いところの料理だからでしょうか。

厨房も見せてもらいました。

プロフキッチン 

 この鍋でプロフを作るそうです。残念ながらすでに食べ終わった跡だったので調理風景は見ることができませんでした。

 

キルギスに限らず中国北部から中東にかけて肉と言えばまず羊。チキンもよく食べるとは言え、やはり羊の存在感は圧倒的。 

羊肉というと臭みを感じる人も多くて、あまり好きではないと言う人もいますが、私はこの臭いも含めて羊肉が好きです。日本ではあまり食べる機会も無いというのもあって、羊がメジャーな国に行くとつい食べ過ぎてしまいます。
 
キルギスでもおいしい羊肉をたくさん食べることができました。ストレートな羊の美味しさを味わえたのがこちらの炭火焼きの羊。
 
 
キルギス羊
 
 
羊肉のシャシリクです。串焼きではなくて骨付き肉を焼いたもの。生のタマネギとチャイブ(かな?)をのせているので臭みもあまり気になりませんでした。
 
そしてもう一品紹介するのが、こちら。 
 
羊の脂
 
ジャガイモのように見えますが、羊の脂肪です。
 
どこの脂肪なのかは分かりませんでしたが、モンゴルでは客人には羊の尻尾の脂身を出すのがしきたりだそうです。こちらもご馳走の一つなのかもしれません。
 
でも脂っぽいので、少し食べただけで遠慮してしまいました。味の方はやはり脂身の美味しさを感じますが、臭いは肉よりも羊の臭いがかなりキツイ感じ。 
 
つけあわせのトマトとネギが脂っぽさを中和してくれます。 
 
 
トマト
 
 
トマトサラダもいけました。 
 
トマトサラダ
 
 
そして、こういう料理の後には、こちらもこの季節のキルギスの名産(らしい)スイカが美味しく感じます。(道ばたでスイカをたくさん売ってたので多分この時期はみんさんたくさん食べるのだと思います。)
 
キルギスすいか
 
 
 
 

Tomo’s Comment 

二回にわたりキルギスの食べものについて紹介してきました。

プロフやシャシリク、ラグマンなどおいしいものが多い国でした。それぞれいろいろなバリエーションがあって、地域性も感じられました。おそらくキルギス近隣の国とも共通すると思うのですが、それぞれ違いがあるのだと思います。

まだキルギスとウズベキスタンにしか行ったことがないのですが、いずれさらに近隣の国に行ってみたいと思っています。そして、国によるプロフの違いなどが分かるようになりたいですね。

 

 

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