めしばな刑事タチバナは現在連載が続いている食漫画の中でも最も好きなものの一つ。
多くのグルメ漫画は料理を美味しい物に工夫していく、あるいはその料理を突き詰めて美味しさを極めるというパターンが多いです。
めしばな刑事たちばなは普通のグルメ漫画では扱わない対象について、とことん蘊蓄を積み重ねていくところが魅力です。さらに言えば、蘊蓄にいたるストーリーや毎回のオチも楽しみ。
タチバナ刑事、引きこもりと冷凍食品を語る
16巻で最も多くの回を使って語られるのが冷凍食品。
ひきこもりの若者がある事件の目撃者と言うことで、目撃証言を得るために冷凍食品の話を弾ませていく必要が、ということでタチバナ刑事が語りまくります。
オススメの冷凍食品で打順を組んでいくという流れになるのですが、その前に志波刑事が言っているこのくだり、まさに私も同じように思っていました。
立花よ、いくらなんでも・・・
”お好み焼き”で冷凍はないだろう
お好み焼きは焼きたてしかダメって決まってんの
しかし、その志波さんも食べてみてうなります。
なんじゃこりゃ!
ふわんふわん!
うむ、確かにお好み焼きだった
山芋のふわふわ感もしっかり出てた大したモンだ
私は志波さんの世代ではありませんが、冷凍食品なんてそんなに美味しい物ではないと思っているところがあるんですよね。
まあ、ここ十年くらい外国にいたからかもしれませんが、かなり進化しているということがわかりました。
タチバナ刑事の冷凍食品オールスターはこれだ!
(以下ネタバレ含みますので、まだ読んでない方はご注意を)
目撃証言を賭けて引きこもりくんが認める冷凍食品を提示できるか。
タチバナ刑事は打順方式でオススメ冷凍食品をあげていきます。
その打順とは。
1番:カトキチことテーブルマークの「さぬきうどん」
2番:キンレイの名作「鍋焼きうどん」
3番:あけぼのブランドのサンマーメンこと「横浜あんかけラーメン」
4番:「弾む生パスタ」シリーズ全般
5番:「ソテースパゲティナポリタン」
6番:味の素の「ギョーザ」
7番:ケンミンの冷凍版「焼きビーフン」
8番:「高菜ピラフ」
9番:「ラーメン横綱」冷凍版
この打順、決めていく中であれこれと引きこもりからの突っ込みが入っていくのですが、最終的には冷凍食品にも一手間かける価値(「ラーメン横綱」を食べるときには葱を大量に切ってお店を再現するとか)が認められて、目撃証言を・・・という展開になるのですが、
それはそれとして、私的には
「見事に何も食べたことない・・・」
海外にいるとき、例えばアメリカにいたときはスーパーに行くにもいちいち車を出さなくてはならなくて、面倒なので冷凍の野菜とか買い置きしていたこともあります。でも、味の方はふにゃふにゃしてあまり美味しくありませんでした。
中華系のスーパーなどで冷凍餃子も買ったことがありますが、あまり美味しいとは思えませんでした。
ということで、なんとなく冷凍食品に興味が持てずにいたのですが、これを読んでいたら、たまには試してみてもいいかなと思っちゃいました。
Tomo’s Comment
料理は好きなので、ささっと何か作るのはまったく苦にならないので、あまり冷凍食品を買っておこうという気にはならなかったのですが、確かに仕事帰りとかで了知したくないときもあったりするので、そんなときのために、上記のものをいくつか買っておいてもいいかと思いました。
試してみたら、またレポートしてみたいと思います。
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