ベトナム料理、だいぶ日本で馴染んできてますよね。
タイ料理と違って激辛なものが少ない、野菜やハーブを使ってヘルシーといった理由が大きいと思います。
そんなベトナム料理の代表が「フォー」。
ハノイの朝食の定番です。朝早くから営業するお店が多く、人気店は早朝から賑わっています。
今回はハノイでオススメのフォーボー(牛肉の入ったフォー)のお店を紹介したいと思います。
ところでフォーってどんな食べもの?
フォーというのはベトナムの麺料理。
発祥はハノイのある北部(ハノイ近くのナムディン省)なのですが、今ではベトナム全土で食べられています。
麺は米でできていて、形状としては少し平べったい麺になっています。スープは鶏でとったものと牛でとったものが主流。
鶏が具になっているものがフォーガーで牛肉がのっているのものがフォーボーとなります。
肉以外のトッピングですが、ハノイは葱中心でシンプルなのに比べ、ホーチミンなどの南部ではハーブやもやしなど別皿でやってきてたっぷりとのせる傾向があるようです。
ちなみにこちらが南部でいただいたフォーボー。
自分で好きなだけハーブともやしをのせるのでちょっとワイルドな感じ。味噌っぽい調味料(真ん中の黒っぽいソース)を入れてライムをしぼって食べると美味しいと教えてもらいました。
味ですが、ハノイに比べるとちょっと甘め。これはフォーだけでなく全体に言えると思います。
ハノイでオススメのフォーボー屋さん、「Pho Thin」
で、ハノイのフォーは?ということでオススメ店のご紹介。
ベトナム在住歴の長い知人に教えてもらったのがPho Thin。
ちょうど滞在しているホテルが近くと言うことで、ホテルの朝食はやめて行ってみることにしました。
場所はこのあたりです。
住所は13 Lo Duc。店名か通り名を言えばタクシーでも連れて行ってくれると思います。
店は朝は5時くらいから開いているそうです。
今回は8時頃に行ったのですが、満席ではないものの8割以上の入り。
ひっきりなしにお客さんがやって来るのを見ると地元でも人気の店なのが分かります。
店はあまり大きくなく、間口も小さいです。
店の前面にスープの大鍋が置かれていて、店名の書かれた看板もここに立てかけられていますので見逃さないようにしてください。(ベトナムって人気店ができると近隣に似たような店ができる傾向にあるので間違わないようにしましょう。)
値段ですが一杯50000ドン。ざっくりいって約250円くらい。他の店は30000ドンくらいで食べられたりするのでちょっと高めの値段設定のようです。(外国人向け価格とのレポートもありましたがどうなんでしょう。)
厨房はこんな感じ。
お客が入ると麺と具を盛りつけてスープをざっとかけていきます。
作業としてはシンプルなので、席に着いてしばらくすると、フォーボーが運ばれてきます。
こちらがPho Thinのフォーボー。
南部のものと違って、牛肉に葱というシンプルなもの。
牛肉についてはいろいろなバージョンがあるようなのですが、一般的なのは薄切りの生の牛肉に熱いスープを欠けて熱を通すというもの。
スープが牛の出汁がよく出ていて濃厚なのが印象的でした。
いままで食べたフォーボーの中で一番美味しかったかも。うちの近くにこんな見せ合ったら、かなりの頻度で通ってしまいそう。
辛いチリソースと調味料の入ったお酢が置いてあるので、お好みで。私は後半で味を変えようとチリソース入れたのですが、ぴりっとして美味しくなりました。
ちなみに、お支払いですが、店に入ったときに渡している人も多かったですが、今回は持ってきてくれたときに渡しました。店の人が覚えているので、いつ払っても大丈夫そうです。
Tomo’s Comment Follow @tommasteroflife
朝から美味しいフォーが食べれて幸せな気分になれました。
前の日にお酒を飲んでたりすると温かい汁物がほしくなりますが、フォーはスープもさっぱりしているのでまさにうってつけ。
日本でも気軽によれる早朝からやってるフォーのお店とかあったらいいですね。
美味しいフォーやブンチャーの記事はこちらにも
【旅食】ハノイでの朝食にぴったり。人気店マイアインでおいしいフォーガーを。
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