【今日の授業】疫学、政策

ここ数日、夕方ちょっと寝て、朝方まで起きている生活が続いているせいか、今日は目が覚めたら9時近くになっていて焦りました。あわてて


準備をして学校へ。こういうとき近くに住んでいると便利です。

午前中は疫学。今日は疫学調査の種類と使い分け方についての講義でした。実験的な調査ができるのかできないのか、個人が対象なのか広い人口が対象なのか、質的なデータなのか量的なデータなのか、によって調査の種類が変わってくるそうで、チャート図になっています。それぞれの調査の手法やメリット、デメリットなどが解説されました。8種類ほど習ったのですが、これらすべての手法について特徴と強み弱みを覚えるのは結構大変に感じました。それでも演習で、具体的な調査を見てそれがどの調査手法なのか、何を調べたのかについて議論することで、少しずつ分かってきたような気がします。ただし、正解はひとつではないので、同じ目的でもある程度は選択の幅もあるようです。

午後は、政策の授業。この授業はレクチャーで理論を、演習では実例の分析をするのですが、理論の部分も一回でカバーする範囲はかなり広いですし、実例となるケースが書かれた文献も結構な長さなので、予習が非常に大変です。またレクチャーも広範囲を一時間でカバーしなければならないので、スライドも36枚で時も小さいため、講師も非常な早口で進みます。何度か、もっとゆっくり話してもらうようお願いする生徒がいたのですが、これだけカバーするためには、あれくらい早く進めないと確かに時間内に終わるのは難しいと思います。ただ、進め方としては、もう少し重点だけまとめて、時間をかけて説明して、細かいところは自習という形でも良いように思います。

演習では、先週と先々週に習った政策決定過程分析のフレームワークを、具体的なケースに当てはめるというもので、今回のケースは効果のある薬を安価に提供するために作られたバングラデシュの薬事政策が、その形成過程や実施期間において、いかに不利益を被った内外の製薬会社によって、攻撃されてきたのかというストーリーを分析するというものでした。製薬会社のパワーはやはり大きく、アメリカをはじめとする政府や国際機関、メディアまで動員して、この政策を攻撃した様子がかなり詳細に書かれたケースでした。これに対して、フレームワークを用いて、Actor、ContexやProcessの各要素を分析し、どのようなPowerが用いられたのか議論を行います。確かに、ストーリーとして呼んでしまうとそうなんだ、でおしまいなのですが、分析のツールを使うと、ある程度、物事が整理されるような気がしました。ただ、これが分析できたから、何につながっていくのか、ということはまだ習ってないので、へー、で終わってしまうようにも思いました。

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