今日は保健経済の授業が午後にあるだけです。月曜の朝がフリーなのはうれしいものですね。
とはいえ、昼に今週の政策のセミナーで発表があるのでその打ち合わせがあるので、午前はその準備でした。
昼にチームの人たちが作ったプレゼン内容をまとめて、グループワークのガイドをつけたものを渡して発表の順番などを打ち合わせ。結局私が最初の紹介をすることに。
その後保健経済の授業。今日はEconomic Evaluationということで、Cost effectiveness、Cost benefitなどについての入門編的な内容でした。来週にQALYの講義があるそうなので、こちらを聞かないと今日だけの内容ではいまいち分からないような気がしました。
かけたお金とその効果を比べるということですが、それぞれの計測の仕方、とくにアウトプットは何を基準にして数値化するのか、ここがポイントとなります。そのためにお金に換算したりするのですが、保健の世界では、健康に生きられた年数を数値化してこれを用いるという試みが行われています。前の職場での自首勉強会で世銀のDisease Control Prioritiesという報告書を使っていて、そこで盛んにDALY(Disabled Adjusted Life Year)というのが出てきたので、こちらが主流化と思っていたのですが、どうやらQALYというのもあって、こちらを中心に習うことになりそうです。詳しくは来週のお楽しみです。
授業後のセミナーでは、プログレステストを受けました。成績にはカウントされないのですが、来年6月の試験のための準備にもなるし、久々の学校の試験ということなので、先週はコースメイトと結構勉強しました。結果が分かるのは先になりそうですが、どの問題も分からないということはないのですが、英語で書くというところでかなり時間を使ってしまい、時間内にすべてを終わらせることができませんでした。
テストの後にセミナーリーダーが解説してくれたのですが、economic efficiencyとallocative efficiencyについてこれまであまりしっくりしていなかったのが、ようやく分かった気がしてとても得した気分です。
夕方は全校生徒向けの公衆衛生レクチャーということで、今日はChild Survivalについて。子供の健康を守ろうという世界的な動きの変遷と、具体的に子供の健康を高めるための手法の変遷、MDGに向けての状況など、網羅的でよいレクチャーでした。
特に手法について、予防と治療に分けて説明してくれて(両方必要なのは言うまでもないのですが)分かりやすかったと思います。そして最近はNewbornとかNeonatalへの注目が高まっているということも分かりました。
レクチャー後は保健経済のテスト終了を祝して、インド、イラクからの留学生仲間と祝杯。近くの学校のバーで飲んでから、インディアンYMCAの食堂でまたしてもカレーをごちそうになってしまいました。
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