今週は週末から風邪ひいて月曜は授業休んでしまいました。もう終盤なのでレクチャーも少なくはなっているのですが、最も興味のあった政策関連だったので少し残念。
火曜日と今日の午前は、AIDS対策支援についてのStructural InterventionとBiomedical Interventionと、どちらが重要かというディベートに向けてのレクチャーと準備。
火曜日の午前中は、世界基金をよく知る講師とNGOなどからの講師を集めてのパネルディスカッションのような形式。Biomedicalな協力が今どこまで来ているのか、一方で構造的な問題やそれを解決する方法にはどのようなものがあり得るのか、ということについてプレゼンの後、質疑応答に。
午後は、水曜午前のディベート(といってもPro Structural InterventionとPro Biomedical Interventionそれぞれ2グループによるプレゼンテーション)の準備。全部で100人ちょっといるはずなので、4グループだと25人ずついるはずが、Pro Structurar Aグループに集まってきたのは9人だけ。ちょっと寂しい感じもするものの、グループとしてまとまるにはちょうどよい人数。(さぼってレポート書きをしている人は何か大事なことを忘れてるとは思いつつ、25人集まって収集付かないのも困るという複雑な感じです。)だれかが発表するというやり方よりは、みんなが少しずつ参加できるロールプレイ形式で発表することに。ロールプレイっていうとかっこいいけど、まあ小芝居みたいなものです。
2時間ほど内容を考えて、配役・台詞を決めて解散。あまり調子よくないので、自主勉強会はお休みでした。
今日は朝から、プレゼンテーション兼ディベートでした。全部で4組。一組目は、人形劇風にしてPro Biomedicalなメッセージを伝え、二番目の我々はロールプレイで薬やコンドームなどの物資だけがあってもエイズ対策はうまくいかないということを表現、3組目もロールプレイで最新のテクノロジーでここまでHIVと戦うことができるようになったと言うことを演じました。最後のPro Structuralグループは、国際会議風にしていろいろな団体や国の代表になりきってスピーチをするというもの。
どれも見てて面白かったけど、やっぱり準備期間が一日だけというのはちょっと短いためか、もう少し深みがあってもよかったかもしれないなどど反省。まあ、楽しめたので良かったのですが。これらのプレゼンテーションを受けて、自分がお金をだすなら、どちらの方法にお金を出すか投票を行ったところ、1対2くらいのオッズでStructuralが勝利しました。
もちろん現実にはどちらかだけの介入というのはありえず、例えば薬を供与したら、それを運ぶロジスティックスや適切に検査して治療を行うためのスタッフ、偏見の払拭などの社会的な活動などがかならず必要になります。逆に、以前は永遠に供与し続けるわけに行かない物資支援はあまり行われておらず、それへの批判から、直接苦しんでいる人々を救うための薬などの支援が始まったという経緯もありますので、歴史的に見れば振り子のように揺れ動いているのが現実なんだと思います。バランスを取って両方というのはあまりパワフルなメッセージじゃないからか、どちらかに振れ続けるのかもしれません。でも、やっぱりバランスが大事というのが個人的な結論でした。
UKでの生活はいかがでしょう?
そろそろだいぶ日も長くなってきているのではないでしょうか?
え~と、サマータイムへの切り替えは、もう終わってましたっけ?
確か4月ごろだったかと・・
以前、サマータイムへの切り替えのニュースを聞かずして
朝、普通に出勤した事があるのですよ。
そしたら、なんか、いつも見ない牛乳配達の電気自動車がいっぱいいて、
「あ、しまった・・(汗)」となったことがありました(苦笑)
でも、まあ、おそらく今の時期のロンドンって、気候も過しやすいし
若葉の緑が目に鮮やかでいいでしょうね・・
もうずい分長い間行ってませんが、なんとなく懐かしくなりました。
匠様、コメントありがとうございます。
サマータイムはいつだったでしょうか、もう大分たったような気がします。私もしばらくいろいろな時計が違う時間をさしていたので混乱しました。
こちらは5月も半ばなのに毎日雨が続き、冬が戻ってきたかのような気候でしたが、今日はやっと晴れてちょっと暖かくなったでしょうか。でも、歩けば汗をかくし、休めば寒いしで、はっきりしない気候です。
確かに緑が鮮やかになってきていて、思わずカメラ持ってればと後悔することもしきりです。(といってもまだまだその風景を撮りたいように撮れるような力がないのが残念ですが)普通の町中に木々が多いので、意外な美しさにあうことが多いところですね、ロンドンは。